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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月12日 ◇コンサルタント・士業の話術 ◇あたりまえ経営のすすめシリーズのコンセプト ◇スキーとスノーボード

2025-01-13 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月12日 ◇コンサルタント・士業の話術 ◇あたりまえ経営のすすめシリーズのコンセプト ◇スキーとスノーボード 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

1月12日

 小さな切り傷などに使うガーゼの付いたテープですが、その呼び名が地域によって異なるそうです。
 私がアメリカにいたときには、アメリカ人は「バンドエイド」と呼んでいました。
 アメリカでは、固有名詞を普通名刺代わりによく使います。例えば、複写機のことは、それがどこのメーカーのものでも「ゼロックス」、コンピュータ室(当時はPCは利用されていない)を「IBMルーム」、ティッシュペーパーは、「クリネックス」というように、日常的に普通名詞として使っています。
 日本では、どうか、ということで、バンドエイド(ジョンソン・エンド・ジョンソンの商標)の日本代理店が調べたところ、大都市では「バンドエイド」が主流だそうです。
 それ以外では、スエーデンの「サビオ」やこの分野老舗の「カットバン」、それ以外にも「リバテープ」「キズリバテープ」「キズバン」など主に6種の呼び名があるそうです。
 呼び名で、どこの地域の人かが解るということも、おもしろいですね。(出典:阿蘇製薬株式会社)

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

■【あたりまえ経営のすすめ】シリーズのコンセプト

 1970年代から、顧問契約を主体としました経営コンサルタント業に就いて、「【心 de 経営】あたり前のことをあたり前にできる企業”創り”」をコンセプトにしてきました。

 現役最後のライフワークは、これまでの経験の集大成として「あたりまえ経営のきょうか書」をまとめ上げたいと考えています。

 先日、ある人から、「なぜ"教科書"ではなく、"きょうか書"なのかを考えてみました」とメールがありました。

 「教科書」だと学校のイメージが強く、「固い」表現ですので、沢山の人に読んでいただくために「きょうか書」と柔らかくしているのですねという自己解説がついていました。

 私は、平素、「それなりの人は、何かをするときに、それなりの意味を持って行動していますので、それを推測することが、人を見る目に繋がる」ということをいっています。

 大半の人は、「この筆者は教科書という漢字を知らないのだ」とは考えるでしょう。しかし、この人は、そのように考えないで、私のこの言葉を重視して、上述のように好意的に解釈をしてくれたのです。

 多くの読者の皆さんは、お解りくださっていますように、「きょうか書」という表現の一つは「教科書」です。その表記では、「原点に戻り、改めて謙虚に勉強しなおす」という意味を伝えたいのです。

 また、同じ「きょうか書」で、「強化書」、すなわち、「あたりまえ経営」を「強化する」ための書物ということを表したいと考えたのです。すなわち「きょうか書」に二つの意味を持たせているのです。

 蛇足ながら、経営コンサルタントが持つ”お節介焼き精神”から、付け加えさせていただきました。

 これから、複数のカテゴリーに分類して、感じた都度、徒然に記述してまいります。「あたり前」のことを書くのですから、読者の皆様はご存知のことです。ただ、行間を読んでくださいますと「別の意味」「別の意図」も感じていただけると思います。

 どうぞ、末永くご愛読くださるよう、お願い申し上げます。

■【今日のおすすめ】

 【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  繁忙期が偏る農機具メーカー、課題は働き方改 3607-4a19

 不況な時代でも、元気な会社、はりっきっている社長さんがいます。彼等の多くに共通していることが「不況に強い企業でありたい」ということです。不況期でも普通に経営できる、「普況」という考え方を持ちたいです。
 普況を続けられた結果が、富める企業、すなわち「富況」に繋がるのです。否、そのような企業は、いつも「富況」で、富況が普況なのです。「不況」を「普況」に、「普況」から「富況」になる企業創りを、半世紀ほどにわたって経営コンサルタントとして「布教」してきました。
 これからも「不況・普況・富況・布教」という言葉を連発するつもりです。「またか~」と、嫌な顔をなさらないでください。<笑い>

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  ■【今日は何の日】 1月13日 初虚空 咸臨丸出航記念日

  ■【きょうの人】 0113 宗峰妙超 入滅 (大燈国師) 京都の大徳寺の開山

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ コンサルタント・士業のためのセールストーク改善術 7771
 私が経営コンサルタントとして駆け出しの頃、先輩が「コンサルタントはセールスマンたれ」としきりに言っていました。すなわち、コンサルタント・士業にとっても「受注」なしではやって行けないのです。そのためには、コンサルタント・士業としての成功セールススキルを磨くことが不可欠です。
 ところが、成功していない多くのコンサルタント・士業は「俺は、営業が苦手だから」ということを口にします。「それなら、コンサルタントになるのをやめたら」と言いたいところをグッとこらえることが多々あります。

 コンサルタント・士業は、しばしば講演・セミナーや顧問先でPDCAの話をしたり、その重要性を強調したりするでしょう。ところが自分自身は、PDCAの精神を忘れ、行き当たりばったり営業をしているのではないでしょうか。
 私が商社勤務10年の経験で学んだことは、「営業活動はPDCAである」ということです。PDCAを回すことは、自分自身を振り返る機会を作ることです。コンサルタント・士業として自分は偉いのだとふんぞり返るのではなく、謙虚に原点に戻って、PDCAを回すことです。
 見込みクライアント訪問の前に、相手は、どの様な企業・組織なのかの情報を入手し、訪問の際には、どのように商談を進めたら良いのか、当該するハンドアウト(提供資料)はなにか、等々を「P:計画(Plan)」としてキチンと準備します。
 「D:実行(Do)」段階では、準備に基づき進めますが、臨機応変に部分変更をしながら商談を進めます。経験の浅い頃は、自分のセールストークを録音しておくようにしました。
 「C:チェック(check)」は、成功・失敗の理由・原因を追及します。その際に録音しておいたセールストークは、良い検討材料となります。
 その上で「A:改善対応策(Act)」を重考(繰り返し熟考)し、次の「P:計画(Plan)」に結び付けます。

 コンサルタント・士業といえども、PDCAによる営業活動の基本は同じです。できるコンサルタント・士業には、謙虚に自分を見つめ、原則を大切にしている人が多いのです。

■ スキーとスノーボード 112

 かつて、スキー人気が高い時期には、私のクライアントさんの社員さんは年末休みに入ると夜行バスで往復して、仲間と共にスキーを楽しむというようなハードスケジュールがあたり前でした。

 近年のゲレンデでは、スキーヤーと共に、スノーボードを楽しむ人とが入り混じっています。

 テレビを見ていますと、衝突などの危険はないのかと心配になります。

 スキーとスノーボードとを分けているスキー場もあるようですね。

 怪我をすることなく、楽しんでください。

 東京五輪の最初の金メダルが、十代の人達による、スケボーであったことから、子供達の間で人気が高まっているようですね。

 将来のオリンピック選手の層が厚くなってくると思います。

 一方で、練習施設の充実が伴いませんと、路上などでの遊びとなり、危険も高まりますので、親御さんも心配なのではないでしょうか。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る

 


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

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■【あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 37 経営理念の構築・再構築の実作業

2025-01-13 00:21:00 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営支援編>

■【あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 7 経営理念の構築・再構築の実作業    

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 管理職も、“真”のプロ管理職にならなければなりません。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 エセプロの多くは、「あたり前のことが、あたり前にできる」ということを軽視しています。

 「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人もいるほどです。

 では、「あたり前」とは、なんでしょうか?

 「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないですね。

 あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

 1970年代から、半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■【経営支援編】第5部 経営戦略編 戦略思考で経営者・管理職のレベルアップを図る 3章 経営理念の構築・再構築に取り組む

 企業経営では、日常業務におけます事項から、経営戦略など、企業の根幹になるようなじこうまで、いろいろなレベルや内容の意思決定をしなければなりません。
 高度な戦略的な意思決定を行うには、戦略思考ができませんと、誤った方向に企業が走り出しかねません。
 一方で、戦略思考というのは、容易には身に付けることは困難です。この課題に取り組んで行きましょう。

5-3 経営理念の構築・再構築に取り組む
 経営理念とは何かについて、共通認識ができましたら、実際に経営理念構築・再構築の実務編に入りたいと思います。
 経営理念をどの様に構築・再構築するか、その方法となりますと一般的には確立されていないといえます。他社の事例を参考にして経営者が、エイヤーッと作成したり、経営コンサルタントに依頼して作成したりとするケースが多いようです。
 ここでは、経営理念だけではなく、経営基本戦略や中長期経営計画など、経営管理を行う上で、関連する次項を念頭において、経営コンサルタント歴40年余の実績から、経営理念構築・再構築の方法をご紹介します。

5-37 経営理念の構築・再構築の実作業
 これまで、経営理念構築・再構築を実施するポイントについてお話してきました。では、実際に構築・再構築をする具体的な手法について、ここでは次の3つの方法につきましてご紹介を致します。
  ① オーソドックスな手法
  ② ツールを用いる方法
  ③ クリティカル・シンキングを利用する方法
 それ以外にも、いろいろな方法がありますので、経営理念に関する書籍などをご参考にされ、自社に即した方法を選定して実施してくださると幸いです。

 最も典型的といいますか、オーソドックスな手法は、すでに経営者の夢を以下にまとめ上げるかの項でご紹介したとおりです。
 まずは、経営者が平素描いている企業の理想像や夢を中心に、経営理念の核となるキーワードを、ブレインストーミングなどを利用する発散思考で列挙し、KJ法で整理します。
 それをもとにロジカル・シンキング・ツールを用いたり、箇条書きにしたりして再整理します。
 再整理されたものをもとに、一言集約として短文にまとめたり、箇条書きにしたりします。それを重考(繰り返し見直す)して、推敲をし、経営理念案をまとめます。
 まとめられた経営理念案は、取締役会・役員会等に提出して、経営理念として確定します。

 オーソドックスな手法を、全体俯瞰的に見えるようにして経営理念を構築・再構築する方法が、ロジカル・シンキング・ツールを用いる方法です。
 ここでは、ビジネスパーソンなら誰も知っているSWOT分析表を、経営理念構築・再構築に転用する方法をご紹介します。
 また、ロジカル・シンキング・ツールの中でも多用されマスマトリックスを、マッキンゼーの7Sという考え方でカスタマイズした方法をご紹介します。


 SWOT分析表は、自社の現状などを分析するために、ほとんどの人がご存知の使いやすいツールです。
 しかし、視点を変えますと、SWOT分析表は、分析結果を俯瞰的に見ることができます。従いまして、知識・情報や各種の分析結果を一覧表示できるように整理して、俯瞰的に見ることができるツールでもあるのです。
 SWOT分析表につきましては、改めてご説明をする必要もないと思いますが、自社の現状分析をするときに切り口を中心に整理したものが画面でご紹介しています。
 この表は、文科省系の科学技術振興機構様からのご依頼により、技術者向けロジカル・シンキングのe-Learning教材として、筆者が作成したものです。参考にしてくだされば、経営理念構築・再構築の一助になると思います。

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