2019/09/16(月)第23回戦(旭川)8勝14敗1分|シーズン通算:62勝68敗5分
北海道日本ハム 7-2 福岡ソフトバンク
【勝利投手】金子(7勝7敗0S) 【敗戦投手】ミランダ(7勝5敗0S)
【本塁打】(ソ)グラシアル26号ソロ(6回・金子)
(日)清水5号2ラン(4回・ミランダ)
2019年9月16日 北海道日本ハム対福岡ソフトバンク 試合ダイジェスト
SBホークスにとって西武にマジックが出ただけに、5位のファイターズには絶対負けられない一戦になりました。
ファイターズにとっても今年の地方球場では4敗と勝ち星がないだけに、こちらも負けることが出来ない戦いとなりました。
日本では最北のナイター設備が整っている球場ですから、今夏の釧路でのナイター設備がないためのコールド試合とはならない安心はあったものの、そぼ降る雨の中で開始をされた一戦は8回降雨コールドの試合になってしまいました。
ファイターズ先発の金子は素晴らしい立ち上がりで、今季最長イニングの7回を投げきり投球数89球、6安打〈本塁打1〉1失点のナイスピッチを見せてくれました。
バッテリーを組んだ清水優心との息も合い、6回には地元旭川出身の明石にセンター前ヒットで出塁を許しますが、次打者今宮の3塁線の強烈な打球を、この日スタメンで3塁を守る石井がスーパーセーブを見せ5・4・3の併殺に抑えたのが唯一のピンチだったと....。
その後3番グラシアルにHRを打たれますが、今宮に3塁線を抜かれていたなら、同点に追いつかれこの試合はどうなったか分かりませんでしたね。
ある意味この日の守りのヒーローは久々にチームに復帰をした石井一成と5回に中村晃の左中間へのヒット性の当たりを好捕した西川遥輝ではなかったかと。
<先発金子は本領発揮の一失点で7勝目>
<4回には清水優心が2試合連続の5号2ランでリードを広げます>
攻撃陣もこの日は好調でした。2番大田のバットこそ湿りがちでしたが、3回裏には近藤のライト前ヒットで先取点を奪うと、4回には投手金子を援護する清水の連日となる5号2ランが飛び出し、6回には先頭打者清水は倒れるも、中島が2塁明石のエラーで出塁をすると、西川は四球を選び大田が三遊間を抜けるヒットを。
三塁コーチャー(川名)が右腕を大きく回すなか本塁突入を図るも、グラシアルの好返球で中島は本塁憤死.....。
三塁コーチャーの判断は難しい局面でしたが、グラシアルの守備位置をしっかりと確認をしていなかった川名コーチのミスでしょうね。
今季は同様のシーンが、前にも何度か見られたのでこのBlogでも書いたはず。
来季は一塁もしくは3塁コチャーボックスには、現在2軍にいる紺田コーチを迎えて欲しいです。(契約がなされたならですが)
中島の本塁憤死でテンションが下がり、この回も無得点で終わるかと思っていたところ、この日のヒーローとなった近藤健介がその不安をかき消すことになる3ベースを放ち5-1に。続く中田は渋い当たりを彼には珍しい執念のヘッドスライディングでヒットとして6-1に。5番渡邉は代わった投手泉からライト前ヒットを放つと、6番清宮までがライトへタイムリーを放ち7-1とします。
<3安打の猛打賞で3割維持を続ける近藤健介選手>
<ガッツあふれる中田翔選手も3安打の猛打賞>
<清宮選手もフォームが変わりタイムリーを含むマルチ安打>
これで勝負はほぼ決まりとなりましたが、残り試合も少なくなりここに来て中田翔、清宮に当たりが出て来たことは、CS出場を諦めていないことの執念を感じました。
ロッテ、楽天が勝利をしたのでゲーム差は変わらないものの、「もしかしたら」の可能性を感じたこの試合の流れを今後も継続して欲しいものです。
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯最終日(09月15日 兵庫県 チェリーヒルズゴルフクラブ )
優勝を飾ったのは2位に8打差をつけて抜群の強さを発揮した畑岡奈紗選手でした。
LPGA米国ツアー3勝の実績と国内メジャー2勝の看板は伊逹ではありませんでした。
かっての2年連続賞金女王でリオOP金メダルのインビーパーク選手やリオOP銅メダルのフォン・シャンシャン選手をものとはせずに、ブッチギリの優勝でした。
今日のプレーは5バーデイ1イーグル2ボギーの「3日間連続の67」でしたが、圧巻は15番ミドルでのイーグル。
第二打が直接に飛び込むスーパーショットには、さすがの奈紗ちゃんも両手をあげての万歳ポーズでした。
どうやら今季中盤からの米国ツアーやヨーロッパでの2連続メジャー大会での予選落ちのショックも癒えて、新たな畑岡奈紗のスタートとなる切っ掛けが掴めたのかも知れません。
ただし、今回もドライバーショットでのミスは時々出ていたようですから、その修正がなされたなら海外LPGAでの後半戦が楽しみになってきます。
<小林浩美会長から優勝杯を渡される畑岡奈紗選手>
<優勝賞金が3.600万........誰もが優勝をしたいはずです>
【日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 最終結果】
優勝:畑岡奈紗(-18)
2位T:大西葵(-10)
2位T:フォン・シャンシャン(-10)
4位T:アン・ソンジュ(-8)
4位T:青木瀬令奈(-8)
4位T:河本結(-8)
4位T:篠原まりあ(-8)
4位T:三ヶ島かな(-8)
9位:インビー・パーク(-7)
10位:原江里菜(-6)
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11位T :イ・ボミ(-5)
23位T :小祝さくら(-3)
33位T:渋野日向子(-1)
特筆ものは2位Tに入った大西葵選手ですね。
前日8アンダーの好スコアでホールアウトをして、この日もパットが好調で3バーディノーボギーでホールアウトをしました。
彼女にとってこの大会での2位は、かなりの自信になると思います。
おまけに美人プロですから、人気も急上昇をするでしょうね。
親友の藤田光里選手もきっとこの結果には、自分の事のように喜んでいるでしょう。
寂しかったのは発熱で藤田選手が予選落ちをしたことです。
初日の18番ロングのWボギーがなければ、予選は通過していただけに.......。
前日9安打のとんでもないスコアで急上昇をしたフォン・シャンシャン選手は、大西葵選手と並び2位タイに終わりました。
優勝を狙うには畑岡選手のゴルフがあまりに良すぎました。
それでもしっかりと賞金を稼ぐところはさすがです。
優勝候補NO1かと思われたインビー・パーク選手は2日目に失速するも、上手にスコアをまとめて7アンダー9位に。
来年の東京OPでも連続優勝を狙い出場をしてくるのは確実です。
こわい存在の一人ですね。
予想外の活躍と言えば4位Tに滑り込んできた篠原まりあ選手と三ヶ島かな選手でした。
すでに実績のある河本結選手や青木瀬令奈選手は、驚きはしないものの、最終日も崩れることなく8アンダー4位Tは立派でした。
<4位タイの篠原まりあ選手>
<同じく4位タイの三ヶ島かな選手>
<スコアを崩し4位タイに終わった河本結選手>
<残念ながら23位Tに終わってしまった小祝さくら選手>
<今大会は活躍が出来なかった渋野日向子選手>
可哀想だったのは、大ギャラリーを引き連れての渋野日向子選手でしたね。
初日からティーショットを撮ろうと携帯カメラを構えるマナー違反者が続出するという、過去には見たことの無い光景が....。
小樽CC(ニトリ)ではなかったように思うのですが、渋野選手も地元関西に帰っての凱旋メジャー大会でしたから、プレーに集中が出来なかったように思います。
かっての石川遼騒動を思い出すシーンでしたが、渋野日向子選手もメジャーを獲ったとはいえ、まだまだ若手の選手に過ぎません。
研究熱心で努力家のようですから、自惚れての失敗ということはないと思いますが、注目度が高いからこそ今が最も大切な時期だと思います。
海外の選手には初の優勝がメジャー獲得でも、その後はまったく勝てない選手は数多くいます。
それだけメジャー獲得後のプレッシャーは強いのですから、将来がある選手には静かに温かな目で見てあげるファンとしての優しさが必要ではないでしょうか。
私はそのように思うのですが......。