◇メジャー第3戦◇全英オープン 2日目(20日)◇カーヌスティ(スコットランド)◇7402yd(パー71)
ツキに見放された松山英樹選手は、まさに「カーヌスティの悲劇」に見舞われて
松山にとっての全英オープンは「The End」となってしまいました。
4オーバーで二日目を迎え小雨のなかスタートをした松山は5番ミドルでこの日初の
バーディを取り、12番ではボギーを叩くも14番ロングではイーグルを取ってこの時点
ではスコアを2オーバーとします。
難しいと言われる残り3ホールの16番でもバーディを奪い、最終ホールを迎えた18番
ではカットラインの2オーバーには達する1オーバーで来ていたので、誰もが予選通過
は大丈夫とTVを見ていましたが、彼の悲劇は最終ホールで起こってしまいます。
第一打は浅めのラフに捕まったものの、ボールは見えています。
やや左足上がりといっても、決して松山にとって難しいライではないと思っていました
が、第2打は左に引っ掛けてまさかまさかの「無念のOB」...........。
何とも言いようのない悲劇が彼を襲ってしまうのですから、ゴルフはまったく先の見え
ないスポーツです。
結果2パットで上がっていたなら、予選通過は出来た(+3なら)のですが、意気消沈を
した松山は3パットを要しトリプルボギーの71として、スタート時点のスコアとなり
メジャー制覇の夢はまたもや潰えてしまいました。
それにしても今大会の松山選手は余りにも悪過ぎました。
松山を含めて時松隆光選手(+7)、谷原秀人選手・市原弘大選手(+8)、秋吉翔太選手(+9)
小林正則選手(+12)が涙を飲むことになりましたが、池田勇太、宮里優作、川村昌弘、
小平智選手の5名は無事に予選を通過しましたから、これらの選手の奮闘を祈りたいと
思います。
全英オープンはこれからが本番です。
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