プレーオフでのまさかのPGA初優勝には驚きました。
久々の舩越園子さんのコラム
米ツアーチャンプになった小平智は、なぜ千載一遇のチャンスをモノにできたのか?
米ツアーでは青木、丸山、今田、松山に続く5人目のチャンピオンです。
TVを見ていても18番ホールでプレーオフを闘うことになった、キムシウ選手が絶好の
バーディを外すとは........
ともに12アンダーでプレイオフに突入した二人ですが、最終組から5組前にこの日
5アンダーで上がっていた小平にとっては、舌根の優勝のチャンスが訪れたわけです。
結果はプレーオフ3ホール目で小平がロングパットをねじ込んで勝つわけですが、彼に
勝利をもたらしたのはこの大会で好調さを見せたパットの凄さでした。
なかでも最終日の14番ショートホールでは、グリーンエッジからバーディハットを
ねじ込み勝利の神様を呼び込んだとも言えるでしょう。
あくまでも結果論ですが、勝つ時には運を呼び込まなければ勝てません。
パット・イズ・マネーとは良く言ったもので、振り返れば最終18番でキムシウがバーディ
パットを外した時点でゴルフの神様は、この日の勝利を小平に与えていたのかも知れません。
また、今大会での活躍は決してまぐれの勝利ではないと言えます。
マスターズでの粘りは、彼の米ツアーでのあくなき勝利への願望でもあり、強い信念の
あらわれでした。
28歳の彼を大きく変えたのは、すでに引退をしている古閑美保プロとの結婚も大きいとは
思いますが、今後も二人三脚であくなきゴルフ道を探究したなら、決して一発屋では終わる
ことなく、松山英樹とともに日本のゴルフファンに嬉しいNEWSを伝えてくれるのではない
でしょうか。
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