岡崎市美術博物館で開かれた「新編岡崎市史 中世」講座の第三回目
「吉良氏と中条氏」を受講してきました。この講座は、愛知教育大学教授の
松島周一氏が講師となり、松平氏統治以前の三河地方の歴史を学ぶものです。
始めに吉良氏の足跡から話されました。古河公方足利義氏から始まる吉良氏・
今川氏がその領地である今の西尾市を治めていたこと、中条氏が今の豊田市を
治めていたこと、いずれも室町幕府の中枢を担う大事な役割を果たしていた
ことから室町時代、三河が如何に重要な位置付けにあったか良く分かりました。