三か月に一度、招待状が届く三菱東京UFJ銀行貨幣資料館の版画展に
行ってきました。今回は、三菱東京UFJ銀行10周年の特別展として
「広重 富士三十六景の世界」と題し、歌川広重晩年の富士山を描いた
作品が展示されてました。江戸市中、千葉・神奈川の関東一円、遠くは、
信州諏訪湖や伊勢の二見浦からの景までスケールの大きなオリジナル版画を
見ることができました。同時に、葛飾北斎の富嶽三十六景の有名な
神奈川沖浪裏と赤富士も展示されており、比較しながら見れました。
広重は、北斎をかなり意識していたことが分かりました。