渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

焚き火とキャンプの本質

2024年03月01日 | open
 


広島県広島市では、良い事が
一つある。
それは、市内では、平和公園
と広島城公園以外では、どの
公園であっても火気厳禁では
なく、直火でなければ煮炊き
をしてもよい、という決まり
がある事。
これは他の市内ではみられな
い。
たとえば、県北の三次(みよし)
市などは全面禁止だ。
また、県東部の三原市も同。
広島市のみ、特例的に公園で
の煮炊きを認めている。
災害時やデイキャンプやバー
ベキューなどには大いに役
立つ。
 
デイキャンプもステイキャン
プもどちらもキャンプだ。
日本キャンプ協会のキャンプ
インストラクター用テキスト
は、キャンプとは自然環
のもとで、必要最小限の
装備
生活したり宿泊した
り活動したりすることと規
定してい
る。
ゆえに、家財道具のようにキ
ャンプ道具を並べてゴージャ
スにラグジュアリー感を出し
てただ野外で飲食したり、必
要以上の大きなテントで宿泊
したりするのはキャンプには
あたらない。
つまり、グランピングもしく
はそれに類するスタイルはキ
ャンプではないのだ。
キャンプといえば道具揃えの
道具自慢、という大きな勘違
いをしている人が現代は増え
過ぎてはいないか。
 
 

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