「Ristorante sibilla」シビラってシバ神って事らしいよ
なぜにこのティヴォリにあるレストランがシヴィラって名前が冠せられているのか・・・
この様に紀元前2世紀のローマ時代に造られた「シヴィラ神殿」と同じ敷地にあるからなのだ。
このお隣は紀元前のうーんと古い時代に女神ヴェスタを祭っているヴェスタ神殿。
シヴィラ神殿の事を詳しく調べようと思っても日本語では殆どひっかからず・・・
おそらく紀元前8~1世紀にこの辺りにエルトリア人が住んでおり(彼等はスパルタから来たと言っていたらしい)
「滝の上の小さな二つの神殿」という表現はエルトリア時代にはすでに見られ、
この辺りは巫女が住んでいた場所なのでやはり女神を祭っているんじゃないかな~
イタリアンヴァーションのWIKIで翻訳にしてみたら、日本語にされても意味不明 。
唯一、読解できたのはなんの神を祭っているのかはわかっていないって事だけ。
行く前に想像していたよりも小ぶりな神殿でした。
お店のホームページにも記載されている通りセレヴや各国の王族も訪れるレストランとか。
かといって値段が高いわけではないのでご安心を
そーんな夢のあるレストランで食事をしてみたいと思い予約で行った。
ヴィラ・デステから迷いながら歩き15分程度で到着・・・だったと思う
このレストランの下方部一帯は「グレゴリウス法王の別荘」であったところ・・これがまた凄い・・
中世の街並みが残る一角にあります。外観はショボくない
アウトサイドで景色を見ながら食事をしたかったのだけれど、生憎、急な雨で中で取る事に。
田舎の平日なのでランチは空いていました。でも素敵じゃない
トイレは2階にあるのだけれど、2階はおそらく個室になっていると思う。
トイレの前のサロン的な空間も素敵
1720年創業のレストランです。
ここは最初にブルケッスタがパンと共に出されます。
変ってるブルケッスタでしょ?ピザの薄い感じのパンでした。普通のより好きかも・・・
そして、ここのパンが美味しいんだ、本当に美味しいんだよ~ん
アンティパスト・ミストは海のアンティパストと山のアンティパストがあって、
両方オーダーするとアフタヌーンティでケーキを盛り付けるように持ってきてくれるらしい。
けど・・そこまで食欲もないし・・・海のアンティパスト・ミストで。
白で美味しく頂きましたよもうね、この時点で生ハムとかチーズとか「これ以上はご勘弁お代官様
」でしょ?
ロブスターのリングイネ(13€くらい?)値段の割に豪華。これが一番高かったと思う。
アンティパスト・ミストは25€くらいでもっと高いけど。
味はフツー。フォークの大きさでロブちゃんの大きさが分ると思うわ
ムール貝のタリアテッレ。ムール貝ってアメリカでも通じないよね。イタリアではCozzaコッツァっていうんだよ。
見た目より濃厚。
ツナのニョッキ。
これはなかなか美味しかったけど、なんだか同じようなテイストのパスタばっかし・・・
ミスチョイスだな・・・
若鳥のグリル。
炭火で焼いてるのかしら?香ばしい。もはやワインの写真も無し!
総体的に普通のお味でしたパンが一番美味しかったかな~。。。
晴れてきたのでデザートとコーヒーをテラスで。
素敵でしょ~ 古代の神殿を見ながらコーヒー・タイムなんて
確かピーカンナッツのアイスかな・・・とーっても美味しかったよ~。
日本の皇太子がロンドン留学中に訪れた記念プレート。
王族だけはこの様にプレートにして飾ってあるの。
雰囲気もまたお味のうち・・・ティボリに行かれることがあったら是非、行ってみてね