Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

イタリアを行く32 ローマの怪しい中華で食事をする。

2014-10-28 07:40:38 | 2014sepイタリアの旅

初めから飛ばし始めて、一番早く音を上げたトラマルコは、今度は
中華が食べたいという・・・ 

ロンドンやアメリカの都市と違い中華街のないローマで中華・・・
美味しかった「どうぞ」に行っても良いけれど、少し趣向を変えて、
お醤油の味のする物を食べたいという至って日本人らしい希望だ。

イタリアという国は非常に保守的な国で自国の料理を出すお店が殆どで、
他のヨーロッパ先進国と比べると、他国の料理店はとても少ない。
その点、パリなどではローマから比べると和食、中華かんたんに見つけられるし、
レベルも高いと思う。 

イタリアのレストランは殆どイタリアン・・・アジア以外(日本以外のアジア行った事無いから)の
国々では、イタリアンのお店を見つけるのは簡単だ。日本もね
という事は、世界で一番多いのはイタリアン・レストランという事になるよね 

急いで探すと現地で働いている日本人がよく行く「ミスター・チョウ」という中華が
安くて美味しいと日本人の間で評判だった。
幸い、ホテルから近いので、さっそく出かけたけれど全く見つからない
しょうがなく他の中華に行く事に・・ミスター・チョウ以外は調べてないので、
他の目に付いた中華を探ってみると(探るって・・)なんだか全て胡散臭く見えるのだ

入る勇気がわかないので、ヴィア・ナッツッオナーレのバス停に広告を出している
中華に行こうという事に。
なんか広告出している位だから、安心かな・・・と。 

ナッツッオナーレから少し入った所にあった路地の奥にある「新国際酒家」

「chinese restautrant internazionale」

帰って調べるとローマのレストラン8,462店中3,048位というお店。
大通りから一歩入っただけで、怪しさ満載の路地にあるお店は「広告を出していた」
という事だけで私に勇気を与えた。

しかしお店に続く路地にもテーブルがあるのだけれど、全てアジアンで行った事のない
香港の裏路地の雰囲気が漂っていた。
それでも勇気を振り絞って店内に入ると、広い店内にはポツン、ポツンとお客がいて、
ヨーロピアンも入れ替わり、たまーに入ってきた。 

とりあえずビールでカンパーイ

やめろというのにトラマルコはどうしても汁麺が食べたいときかない。
汁麺なんて絶対、失敗するNO1なのだ。
はい・・・来ました~・・・

もはや、これがタンメンなどと誰も思わないだろうという味気のなーい麺
中華は日本食と比べると安いよね~殆ど4€前後だもの。。

一番高級な8€の海老チリ。。ピリッとしない海老チリ。。海老は美味しいけれど。

これはなんでしょう~か???

確か・・・ジャージャー麺 あんまり味もない・・・焼きそばも頼んだけれど、
ジャージャー麺との違いがわからん。見た目も味も変らん

その中で普通に美味しかったのはチャーハン!

全てポーションが多いですよ~。

ギョーザも美味しかったな~フライド・ギョーザと注文したけれどあんまりフライドしてなかったけど。

これも大きなギョーザだったな~。ショウロンポウのようにジューシーだったよ。
ここに来たらチャーハンと餃子を注文するのが正解だな。
ビールなども安く、店主らしき方やスタッフも親切な感じではあった。 

多いので当然、残るのだけれどいつもの様にお持ち帰りに・・・という気は起らなかった
しかし、アジアのお醤油の味を感じそれなりにトラマルコは満足したようではあった。

 

そして我々が探し求めた「Mr'Chow」これは後でローマのJCBで聞いたら昨年、
閉店していたのだ。。。見つからないはず。
しかし、元オーナーの息子さんが「New M'r Chow」を開店したんだって。
それは、なんと・・・日本料理の「どうぞ」の並びにあったあの中華屋だった。

ローマの中心部の中華屋は和食(主に寿司)も提供するお店が多いです。