4月の初め、筑後川の河川敷を少しばかり歩きました。白い花はハマダイコン。西の方に遠く霞む山並みは佐賀県の脊振山系です。昔は通っていた小学校が近くだったので、この辺りへはよく来たものです。その当時とは川の流れは同じですが、堤防や河川敷の風景は変わりました。
堤防の反対側を見ると高良川が流れています。このすぐ先で筑後川に合流します。向こう岸には百年公園。明治22年の市制施行から百周年にちなんだ名前です。
筑後川との合流地点。ここは河口から30キロほど上流です。堰がない頃は、満潮時には久留米市付近まで潮が遡ってきていました。向こうの橋には福岡市へ行く西鉄電車が走っています。筑後川はこの先から有明海へ向かって南へと大きく流れの向きを変えます。
上流を振り返ると一面のダイコンの花です。以前の河川敷は春になると菜の花で埋め尽くされ、テレビコマーシャルに使われたりしていました。しかし治水上の理由から河川管理者に嫌われて、代わりにハマダイコンが幅を利かすようになりました。
川面では水上バイクが波しぶきをあげています。この付近は水上スポーツの練習場になっているようです。
百年公園の方へ歩いて行きます。木立は筑後川と高良川の境の堤防です。河川敷には駐車場と遊具があり、家族連れが訪れています。
筑後川と高良川を隔てる堤防の道。私は手前を右手に折れ百年公園に向かいます。
こういう道を歩くと気持ちよい。アスファルトよりも土の道の方が疲れません。
先ほどの土手を眺めたところ。5月になると緑が濃い林になります。
川の向こうが百年公園。リサーチセンターの事務所棟があります。近年、ここにはバイオ関連の研究施設やベンチャー企業が集積するようになりました。
桜並木はまだ見頃でした。ここは高良川が親水公園のようになっていて、芝生広場もあるので、弁当持参で孫を連れて来て遊んでいました。一昔前にもなりません。
昨日、学童保育所へ行ったら、小学校の運動場にたくさんの車が並んでいました。何ごとかと聞いたら学級懇談会の日だったそうです。間もなく先生達の家庭訪問も始まります。これは昔も今も変わりないようです。
新学期が始まり学校では色々な行事が行われています。私たちの学童保育所でも、新1年生が学校帰りに通い始めるようになり、一方では会計監査や運営委員会などが予定されていて、慌ただしくも緊張感のある毎日です。
こちらも菜の花の土手が
ハマダイコンにかわっているのですよ
前には菜の花摘みをして
お浸しにしたものですが
ハマダイコンの春の風情と土手は変わりました
学童保育も新学期忙しくなりましたね
九州よりさんの孫ちゃんも学校終えたら学童保育
九州よりさん お元気でいらして下さい
ダイコンは菜の花が盛りを過ぎるころに、咲き始めると思っていましたが、いまは早いうちから白い花が目立つようになりました。
でも、それはそれで春らしい風景です。
まだ学童で孫娘と会っていませんが、指導員の話では元気で通って来ているようです。