3月末、秋月城址の杉の馬場を歩きました。花見は篠山城だけと思っていましたが、城つながりで今年も秋月へ来ました。もう桜は散り始めています。ここは山裾の高い所にあるので少し意外でした。
秋月街道そばの野鳥橋から500メートルにわたり、桜のトンネルが続きます。
秋月博物館。まだ入館したことはありません。隣は戸波半九郎の屋敷です。明治9年に起きた士族の反乱「秋月の乱」の幹部でした。
城堀の瓦坂です。左手が城址で、大手口に入る橋でした。杉の馬場は馬揃えや調練をしたところ。名前の通り杉木立があったのを、日露戦争の勝利を祝って桜並木にしたそうです。尚武の気風が残る秋月には杉の方が似合っていたかもしれません。
いつもの秋月中学校。小中一貫校にするため、近くの小学校敷地に移転する計画だそうです。跡地をどう活用するかは知りませんが、建物はこのまま残してほしいですね。
帰り道の長屋門の石段。
城址から下ってきました。武家地の近くで、カフェや骨董の店、雑貨店が集まっています。この一角に10軒ほどの骨董店が入居しています。
近くの雑貨店。普段の秋月は観光客もまばらですが、買い物客はあるのでしょうか。
秋月街道に戻って来ました。この店は本葛製造の店で、文政年間の創業です。
一休みして葛湯でもと思い入りましたが、空席待ちだったので孫の土産だけ買い求めました。本葛だけに少しお高い値段です。許可をもらって写真を撮りました。
お隣の建物は駄菓子屋になっていました。映画で寅さんもこの辺りを歩いています。
今日は孫娘の中学入学式です。兄はもう高校2年生になります。少し前までは二人にせがまれて、あちこち遊びに連れて行ったものです。孫の成長は嬉しいけれど、その分自分は老いていくのかと思うと少し複雑な気分です。
小生も同じ気分に陥っています。かつて孫の立場だった者が数十年後にはこんな気分になるんですね。
先祖の祭りや節句ごとなど、家の諸々が親の世代から私たちに引き継がれ、やがて子ども達が一家を成すようになります。
若いころは何も考えていませんでしたが、この歳になると世代交代ということを身にしみて実感します。
孫の成長は、それはそれで楽しみですね。
BS放送でまた寅さんシリーズが始まりました。
九州もよくこの映画の舞台になっています。
「隠し砦の三悪人」は何のことかわからず、調べたらヒロインは秋月家のお姫様だったのですね。
FUSA様は映画好きのようですね。
FUSAさんのところから参りました。
父(1900年生まれ)の父(祖父)が秋月の出で、
私が学生時代、墓を東京に移したので墓参りに行きました。その時、一人で古処山にも登りました。
母(1908年生まれ)は朝倉市蜷城あたり?の育ちです。私は甘木病院で1947年に生まれたらしいですが、福岡市で育ちました。
秋月は数回行きましたが、懐かしかったのでコメントさせていただきました。
有難うございました。
蜷城というと、久留米市田主丸町の筑後川対岸ですね。
今の市名の朝倉は由緒ある地名ですが、私の年代にとっては甘木市の方が馴染み深いです。
秋月は小さいですが好きな町で、これまでも何度も投稿しています。
コメント有難うございました。