数日前のNHKBSプレミアムで、醍醐寺から京都の桜の特集番組が放映されていた。夜7時からの生中継で、深く暮れかかる夜空の下、ライトに照らされた大枝垂れ桜は優美で見事なものである。夜とはいえ、秀吉の「醍醐の花見」を彷彿とさせる番組だった。京都は寺社仏閣が多く桜の名所が各地にある。桜は花を愛でるだけでなく、土地の風景や文化と結びついて人々の記憶に残る。
ところで、テレビの生中継には俳優の近藤正臣が着物姿で出演していた。京都の生まれだそうである。数年前になるが、連続テレビ小説に彼がお爺さん役で出ているのを見て驚いたことがある。
大学を卒業する少し前、京阪電車の三条駅で大阪へ行く車中の暇つぶしにと週刊誌を買った。その巻頭のカラーグラビアに、いま売り出し中のイケメン俳優として近藤正臣が登場していたのである。たしか彼が20代の終わりころだった。
彼についてはその時が初見であり、特に興味も湧かずその後の活躍も知らず、それきり忘れ去っていた。それが40数年ぶりにテレビで再会し、記憶の彼方からあの時の顔が甦ってきた。そして年月を経た彼の風貌を見て古い知人に出会ったような気がし、いささかの感慨を覚えたのである。いまでもハンサムな、白髪頭のいいお爺ちゃんになっていた。俳優も私も同じ時代を生きて年齢を重ねているので、当たり前の話ではある。
小学6年生の時のこと。教室でおませな友達から、お前はどっちが好きだと2枚のブロマイドを見せられ、どぎまぎした。かすかに少女の面影が残る若い女性の写真だった。今考えると、あれは映画界にデビューして間もない吉永小百合と倍賞千恵子だった。
フリーフォトより
私は醍醐寺に行ったことはないのですが、
世界遺産なのですね。
夜桜は綺麗でした。
コロナ騒動は当分の間は我慢比べになるのでしょう。
家にいるのも気が滅入るので、外出はしています。
ただ施設への出入りの際には手指を消毒し、マスクをしています。
例の三密など、感染のリスクを考えながら行動したいと思います。
まだ色気もない頃で、困ってどちらかを指したように思います。
小林旭や宍戸錠はポスターでしか知らず、
映画を観たことはありません。
嵐寛や市川歌右衛門のほうが馴染みがあった世代です。
京都は魅力的な街です。
でも住んでいた時は何も知らず、
卒業してから本を読み、いろいろ知識を仕入れました。
私は東京も好きなのですが、東京はだだっ広いですね。
綺麗でした:行きたいなぁと思いました
旅は何処にも出られずキャンセルばかりです
やはり 都会っ子ですね。
で・・、九州よりさんは どっち?
そういう断片的なこと、忘れないものですね。
そういえば 小学生の頃、ガキ大将みたいな子に クノイチ が 好きか、 タカ が好きか、直ぐ返事をしろと言われ なんのことか分からず クノイチ と答えた瞬間、女が好きだって はやし立てられたこと今思い出しました。たわいない話ですが。
学生時代を京都で過ごされた・・というのも うらやましく感じます。第二の故郷でしょうか。
今年は まずいでしょうか 来年行けるといいですね。