田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

草野町の河津桜

2024年03月02日 | 季節の花巡り

 十日ほど前。新聞に草野町吉木の河津桜が見頃という記事が出ていました。今年は開花が早いということです。数日前に出かけました。耳納北麓の山裾を少し上ります。

 この辺りは造園・植木業が盛んです。どの植木農家も「園」とか「苑」などと名乗っています。一般の農業とは違い、土木と園芸を兼ねたような業態です。それにしても見事な植木が並んでいます。自宅の庭園ですが売り物なのでしょうか。

 案の定、河津桜は盛りを過ぎていました。この日は曇りということもあって、写真としてはあまり見栄えがしません。ここの河津桜は全体的に色が薄めです。

 

 今年は桜並木の下にクリスマスローズが植えられていました。

 名前を知らない椿。

 桜並木の一段下にある椿の圃場。昨年までは立ち入り禁止でしたが、今年は開放されていました。柿畑があったところまで圃場が拡張されています。みな同じ品種です。

 帰り道に咲いていた久留米椿の代表品種「正義(まさよし)」。この道は正義ロードと名付けられていて、河津桜のシーズンに花を咲かせますが、今年はまだ蕾ばかりでした。桜の開花が早すぎたのでしょう。

 昨日は北野図書館へ行きました。ここの河津桜は散り初めでした。木が若いためか濃いピンクです。例年は北野図書館の桜が盛りを過ぎてから、山辺にある草野の河津桜が見頃を迎えます。今年は山の方が開花が早かったようです。

 

 北野からの帰りにショッピングモールへ寄りました。高校生が多くて、制服の胸にコサージュを付け花束を持っていました。どこかの高校で卒業式があったようです。フードコートでは卒業アルバムを開いてワイワイと賑やかでした。

 インスタやUSBなどの電子媒体が流行りのこの頃ですが、さすがに卒業アルバムはまだ紙ベースの方がいいようです。

 

 

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