先日、私の校区の学童保育所運営委員会がありました。
市町村によって違いますが、学童保育は私のまちでは市の事業で、各校区の学童保育所で構成する連合会が受託しています。指導員の先生方は連合会で雇用し、就業規則や運営のための規則などは連合会が統一的に定めています。ですから、どこの校区も基本的には同じ内容で事業を行っています。ただ細かいところは校区に任されています。
4月からは新年度で、新一年生も入って来ます。ここ数年は定員を超える申し込みがあっています。3年生までは全員受け入れることにしていますので、指導員の先生方は大変です。
学童保育でいま一番の課題は、4年生以上の受け入れについてです。少子化対策のために国が法律を改正して、6年生までを対象とすることになりました。そのためには場所と指導員の確保が必要ですので、すぐにという訳にはいきません。
私のまちでは3年生までとは異なり、基本的には学校施設を活用して行うことになります。また高学年ともなると子どもの自律性が高まりますので、保育のあり方も考え直す必要があります。私の校区は、実施はまだ先になりそうです。
数日後には保護者を対象とした入所説明会を行いました。私はいつも、学童保育が地域の助け合い運動から始まったことを話しています。数年前までは、学童保育の会計記帳は保護者がしていたほどです。以前は、学童のことは自分達でやるという意識が強かったのです。
今は、学童保育は当たり前の行政サービスだという受け止め方になってきているようです。ただ運営委員会には各学年から代表の方に入ってもらっています。コミュニティセンターの行事に参加したり、老人クラブと一緒に学童保育所でイベントをしたりしています。
行政サービスとしての学童保育ではなく、地域で子ども達の安全を守るという気持ちでやっていきたいと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます