20日まで耳納北麓の草野町でつばき祭りがあっているので、今日も出掛けました。平日なのでイベントはありませんが、暖かく良い天気だったので気持ちよく鑑賞することが出来ました。
まず、久留米つばき園に行きました。ここは元々、明治時代に花木の母樹園として造成された園です。約500品種のつばき類が植栽されており、国際優秀つばき園にも認定されています。
園路の風景です。左手のせり出している大きな木は「南蛮紅(なんばんこう)」という、ヤブツバキの仲間です。
沢山のつばきがありましたが、数点だけ紹介します。
説明版には「ヤブツバキ」とだけ書いてありました。
「乙女椿」
「正義(まさよし)」
濃紅地(こいくれないぢ)に白斑(しろふ)。久留米椿。古種。
同じ木の「正義」の群。
「卜伴(ぼくはん)」
江戸椿。
何しろ品種が多いもので、全部撮るのはあきらめました。ここは屋外なので、どうしても花が傷みます。出来るだけ綺麗な花を選んで撮っています。つばき園は敷地が広いので各所に休憩所があり、トイレや広場も整備されています。
「越の麗人(こしのれいじん)」
種・群:ヤブツバキ。産地:新潟県。 こういうヤブツバキの仲間もあるのですね。
園路の風景です。
「ヌチオズ・ジェム」
これも、種・群:ヤブツバキです。産地:アメリカ。
つつじ園を後にして緩やかな坂道を下り、世界つばき館に向かいます。道の両側はつばきの圃場です。年配のご婦人方が生産者と何か話をしています。結局、まだ蕾のつばきの小枝を切り取ってもらい、御礼を言っていました。 久留米弁でおもてなしの心を、ほとめきと言います。
つばき館の裏に着きました。
「世界つばき館」です。祭り期間中で、もうツツジの鉢物が売られています。西洋アザレアです。 久留米ではつばきの後は桜、その次は久留米つつじと花の催しが続きます。
ここはいつも、つばきが展示されていますが、今日は大きな鉢植えのアザレアが展示されています。アザレアは華やかで花びらが大きいのが特徴のようです。ツツジは露地に植えたり、盆栽仕立てにすることが多いです。アザレアは部屋の中に飾っても映えますから、当世風で人気があります。
少し足を延ばして「山辺の道文化館」に来ました。この建物は大正3年に建築された旧中野病院で、国の登録有形文化財です。傷んでいた建物を修復するのに、大分経費がかかっています。でもあまり活用されていない様な気がします。建物だけで、これといった中身がないのです。
草野町にはほかにも医院、銀行、商家など古い建築物があちこちに残っています。今日はここでも、つばきの展示があっていると聞いたのでやって来ました。
色々なつばきが展示されていましたが、一点だけ紹介します。説明文はありません。
「黒鬼」 実際はもう少し色が黒いです。
今日は天気にも恵まれて良い一日でした。多くのつばきの群生を見て堪能しました。私はどれも好きですが、若い頃はどこにでもあるヤブツバキしか知りませんでした。野暮ったいですが、素朴で飽きがきません。
3時間かけて山裾の草野町界隈を歩きました。最後は足元も少しおかしくなり、持病の腰痛が出て整形外科と湿布のお世話になっています。休憩をとらなかったのが失敗だったと、反省をしています。気持ちだけ若くても駄目ですね。
今日も久留米や耳納北麓の美しい花を
見せていただきました
綺麗な椿の花!ビックリです…
萩の笠山の椿よりここの椿を見たいですね~~
先日、椿が見られなかったのが残念でしたから?
九州さまのブログで満足!
美しい~~(^◇^)
でも歩き疲れて腰が痛くなりました。
tangoさんのようにダンスで鍛えていないので、
残念です。