田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

道の駅鹿島とカキ焼海道

2016年02月22日 | 肥前鹿島

  道の駅鹿島に行って来ました。この日は風が強かったのですが、晴天でドライブ日和でした。

 行くと、いつもにも増して駐車場は満杯です。皆さんカキ焼きを目当てに来ています。直売所の隣には大きなカキ焼き小屋があります。

 

 カキ焼き小屋は普段はうどんなどを出していますが、今はカキのシーズンなのです。中では親子連れなど、大勢の人がカキ焼きを楽しんでいます。

 

 国道207号は有明海の側を走っていますが、冬のシーズンになると鹿島市から太良町にかけて、国道沿いはカキ焼きの店で賑わいます。町の観光パンフレットには「カキ焼海道」という言葉が出て来ます。ここでは竹崎カキや竹崎カニなどの有明海の幸が提供されます。 

 

  この店では屋根の上にも客席が設けられています。往く途中に通りかかった時はちょうど昼時で、寒い中でカキ焼をしている客がいました。 

 

  鹿島市へ行く途中の白石町の風景です。この風通しの良い、壁のない小屋は玉ねぎの風乾施設です。収穫した後の玉ねぎを吊るして乾燥させます。家庭でも保存のために玉ねぎを吊るしている光景が見られますね。

 白石町は玉ねぎの産地で、町のゆるキャラも玉ねぎです。小屋の手前は玉ねぎ畑です。5月頃に収穫されます。いまはもう一つの特産である蓮根の収穫時期でしょうか。

  

 この小屋も玉ねぎの乾燥施設です。今は農協の大規模な風乾施設が出来、小屋に玉ねぎを吊るしている風景は見られなくなりました。用済みの小屋自体も少なくなっています。昔は春先に白石町を通りかかると、あちこちの小屋で玉ねぎを吊るしている風物詩が見られたものです。

 

   

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