今日から市内総体がスタートですか。
3年生にとればいよいよですが、あれから1年と考えると、時の流れは早いもんです。
今日は男子団体で女子個人で、進学した中学はそれぞれ違えど、道場のOB達は頑張っていたようですね。
そんな中、女子個人で1年生ながら優勝した選手がいました。
彼女はとにかく華奢だったので、少年柔道時代は優勝することが出来ませんでしたが、中学生になって適正階級で戦える時がくるまで、その時々出来ることをコツコツと頑張っていました。
華奢な体に鈍臭い動きは大悟とかぶり、足技、寝技をコツコツと繰り返し練習し、柔道センスや体格に恵まれてはないけど、コツコツ練習するセンスはあると思っていました。
彼女が少年柔道を卒業する時、
強い者でも努力をするのはしんどいのに、体も力もない者が努力をし続けるのは更にしんどい中でよく頑張ってきた。
今は勝てなくても、中学になれば必ず勝てる日が来る。
と叱咤激励していました。
勿論、何の確証もないことですが、少年柔道時代に幾ら結果を残していようとも、コツコツと努力出来る人間が後から伸びてくると言い続けてきたので、そんな選手が優勝してくれたのは本当に嬉しいことでした。
認めたくないことではありますが、悲しいかな生まれ持ってのセンスというものは存在するかも知れないし、ましてや、少年柔道では成長の差も大きく左右します。
だけど、それだけではね。
やっぱり柔道に限らずコツコツと努力出来る人間を育って欲しいものです。