じつは土曜日に遠征する予定でしたが、梅雨入りして福島県は雨でした。
なので時間潰しに浦安へタコ釣りに行ってしまったのですが、うちへ戻ってくると、
やはり四倉漁港まで行ってみたいという気持ちがどんどん募ってきて、
いてもたってもいられなくなってきて、日曜日のAM4:00に自宅を出発しました。
ウチを出た瞬間から・・・「寒むぅ」。昨日とぜんぜん違って寒いです。
東京でこんだけ寒いのに、福島県ではどんだけ寒いねん?
もう明るくなった首都高速から常磐道へ乗り換えて、ひたすら北上しました。
自宅から215km離れたいわき四倉ICで降りました。
いわき四倉ICからすぐ近くの四倉漁港に到着しました。
AM7:00 の気温、なんと14℃・・・寒いはずですわ。
この日の干潮ピークはPM2:25。
こんなに早く来てどうすんねん? どうやって時間を潰すんじゃ?
というわけで、
懲りずに、塩サバの切り身をネットにくるんで、ワタリガニをねらってみます。
じつは、この竿2本にカニ網仕掛けを付けて、足元に落としておりますが、
水深8~9mあって、思ったよりも意外と深い。底は砂底。引っ掛かるものは皆無です。
この漁港は、噂ではマコガレイの大物が上がるらしいです。
水深と砂底を考えれば小名浜港と変わらないし、こんど試してみたいと思います。
あのですね、この写真の上部中央の景色が午後からの狙いのポイントです。
こちらの足元はかなり深いのに、本当に、この目前に干潟が出現するのでしょうか?
カニ網を30分おきに引き上げてみましたが・・・
小名浜港で私を苦しめたヤツがここにも居ました。
私には悪魔のようなモスソ貝です。
この貝を足で蹴り落としていると、地元の漁師さんが軽トラで通りかかり、
「その貝はここではヌル貝といって、煮て食べたら美味しいんやぞ」と
教えてくれました。
青森のおでんつぶも、コイツだし、美味いのは解るけど、あの煮込んでも固まらないヌルヌルは
いったい何なんだ? 私には耐え難い抵抗があります。
さてと、ヌルヌルのモスソ貝しか掛からないカニ網はやめて、車の中でラジオ福島を聴いて
時間を潰していると、
AM11:00になって、家族連れやら、中国人の若者グループが現れ始めて、
なんとなく潮干狩りをやりそうな雰囲気です。
岸壁の足元を見ると、ずいぶん潮位が下がって、大きな岩牡蠣が丸見えになっています。
ずいぶん早いけどオレもやるか。
車を移動させて、バカ長に履き替えて、潮干狩りグッズを持ち出して、
準備完了です。
漁港の中にできた狭い砂浜が少しだけ広くなったように感じます。
家族連れや中国人グループがあちこちで試し堀りしていたら、すぐに歓声が上がりました。
えっ、? もう獲れたの?
私も試し堀りをしてみたら、? おっ、 見たこともないデカい楕円型の穴が現れました。
食塩を、これでもか、というほど穴に注ぎ込むと・・・ ・・・
・・・
・・・
ニョキッ、いきなり出てきました。
すかさず摘みますが、抵抗力も強いです。
でかっ、
船橋三番瀬のマテ貝と比較してふた回り大きいヤツです。
ここのマテ貝は少し黒いですな。
一生懸命掘っていると、ふと、後ろを振り返ると、めちゃくちゃ広い干潟が現れました。
だんだん潮が引いて、干潟が浮き出てきました。
この写真の上部に映っている干潟の対岸が、朝方に私がカニ網を投げ込んでいた岸壁です。
もう、無我夢中で掘り進みました。
4.5月にずいぶん獲られてしまっているので、6月ではほとんど残っていないのかな?
なんて思っていましたが、
ふだん海底になっているところ・・・引いた水際の、漁港の真ん中あたりまで来て掘ると、
あるわ、あるわ、〇マ〇コ型の穴だらけ。
食塩を撒きまくりました。
PM2:20 用意していた食塩がとうとう無くなってしまいました。
2本も用意したのに、これでも足りませんか。
こんど来たときは20kgぐらい持ってきたろか?
どうですか? すごく獲れたでしょ。大きいでしょ。
ウチへ帰ってから数えたら、122本もありました。
ずいぶん日焼けしたなあ。
腰が痛いなあ。
腹減ったなあ。
私だけお先に撤収させていただきます。
ここはハマナスの咲く美しい場所ですわ。
小名浜港より少し遠いですけど・・・原発に近いですけど・・・素晴らしい場所です。
とても気に入りました。
車まで戻ってきて、着替えていっぷくして、干潟を眺めていると・・・
うーん、食塩さえもっと在れば、まだまだやれたのになあ。
なぜか最近、魚よりも、貝・カニ・ザリガニ・タコも? に興味が湧いてきます。
Youtube の見過ぎでしょうか?
鉄腕DASHの見過ぎでしょうか?