稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

防具のカビ(なんば養正会)

2019年09月13日 | 剣道・剣術
大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)の剣道場は空調が利いている。
しかも防具置き場があり、勤め人には非常にありがたい道場である。

しかしながら地下のせいか湿気がひどい。
夏場に防具を置いておくと、たちまちカビてしまう。
頻繁に稽古に来て手入れすれば良いのだが、私のように月に1回の稽古では
手入れは不可能で、悲惨な目にあってしまうのだ。

稽古のあとは除菌用のアルコールなど吹いておくのだが、
それでもカビには焼け石に水のようなものである。

一昨年は稽古に来て、カビだらけに驚き、予備の手拭いを濡らし、
カビを拭き取って着用したが、稽古中カビ臭くてたまらなかった。
あれは健康にも良くないに違いない。

昨年は防具(面と甲手)は持ち帰った。
垂れは若干カビてしまったが概ね大丈夫だった。

今年は怪我(腕の肉離れ)で長期間、稽古を休んだ。
防具を取りにくるだけで高速道路代と燃料代と駐車料金は痛いので、
「あれだけ除菌スプレーしたからまあ大丈夫だろう」とたかをくくっていたわけだ。

ある日電話があった。「防具、えらい目になってますよ」。
大阪府立体育会館横の武道具店「剣・つるぎ」からだ。


(撮影は難波の「剣武道具店)


(撮影は難波の「剣武道具店)

上は回収してきた時の写真だが、このような防具が置いてあれば
道場の中もそれなりに汚染されていたかも知れない。

武道具店「剣・つるぎ」で多少落としていてくれたのでマシにはなっていた。

自店(とんぼ堂)で販売している「藍きれい」で洗おうかとも思ったが、
とりあえず、ぬるま湯とハブラシでゴシゴシすることにした。

結果はオーライ。何とか気にならないレベルまで汚れは落ちた。





どうせ難波までは車で行くし、
この置き防具は持って帰ってもいいかな?と思案中である。

除菌スプレーは気休め程度だった・・というのが今回の教訓である。
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