稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

生駒市武道館 宝剣会(2020年10月10日)

2020年10月11日 | 剣道・剣術
生駒市武道館にて。
本日の出席者、七段3名、五段2名。A山七段はお休み。
気温は低いが湿度が高い。台風のせいか。
ここでの稽古は3週間ぶり。(先週は遅れて行き、稽古出来なかった)

ストレッチ、準備運動のあと素振り。
面を着けて切返しと基本打ちで汗だくになる。息も苦しい。
あとは地稽古。全員と稽古して終了。終わってから剣道形。


(返されてもひたすら面を打つ)

石丸師範との稽古。
接近戦での打ち合いが続いて、石丸師範、ヒートアップしてくるのがわかる。
やばいやばいと思っていたら、面を打ったあと上半身を押されてひっくり返ってしまった。
こういう場合は打っても勢いに乗って前進せず用心したほうが良い。
「面を打ったら足を止めず真っすぐ来い」と言われても信用してはならない。
(昔、肋骨を3本折ったことがあって大変な目にあった)

幸いに、若干、腰を打ったが大したことは無かった。



宝剣会では若手のH田七段との稽古。



試合経験の多いH田七段は構えが低い。



その構えが水平に近くなったら面か小手を打ってくる。
少しでも手元を上げてしまうと小手に来るのを知っている。速い小手面に来ることもある。

ので、右足出しながら若干剣先を下げ気味に押さえるように下げると、その瞬間、面に来た。



ので摺り上げて胴に返そうとしたら、途中で軌道を変えて小手に来た。



構わず胴を打ちにいくと防がれた。



コンマ数秒の中の変化である。
お互いに無意識の中で身体が動いている。
「捨て切っていない」ので良くは無いが、よくあの瞬間で変化できるものだと感心した。

試合巧者の剣道の動きは予測できない部分がある。
それに合わせようとすると崩れてしまう。
崩れないようにしようとすると打たれてしまう。

相手が剣先を下げてきた時、それは相手が仕掛けてきた場合である。
相手が剣先を下げる前にこちらが仕掛けるのが理想だが難しい。
まだそのへんの精神的な強さ、いつでも打てる姿勢気勢、間積もりが出来ていない。



終了後に剣道形稽古。
いつもと相手を変えてやってみる。

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本日、アクションカメラの操作ミスでズームになってしまっていた。
ほとんどが画面からはみ出していて、おまけに画質が悪い。
チェックしたい場面が多かったが見れない。残念である。
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