稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

籔下雅治(やぶしたまさはる)きっと心得帖

2018年05月08日 | 藪下雅治「きっと心得帖」
商業界という小売、流通などに関する出版社がある。
30才になったばかりの時にホワード株式会社に再就職し、
商業界絡みで籔下雅治(やぶしたまさはる)氏のセミナーに参加した。
もう30年以上も前の事である。

その時の教材かと思うが「きっと心得帖」という冊子がある。
手帳ほどの大きさで手元に5冊ある。
先日の事務所の片付けの際に机の奥から出てきたのだ。

いま読み返してもとても面白い。
面白いし「なるほどなあ」と思える事がたくさんある。


(籔下研究所、籔下雅治きっと心得帖)


(ある1ページ)

付箋の付いている箇所がいくつかある。一部だけ紹介する。
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どんなことでも100の事例を知っていたらベテラン。
200の事例ならエキスパート。300の事例でオーソリティ。
500の事例があれば本が一冊書ける。

周囲の人に自分の存在を認めさせる第一歩は肉体的な努力から始まる。

自分を他人と比較しても進歩はあまりなく、悩みが増えるだけ。
自分を比較するのは、自分の目標とだけにせよ。

あなたでなくても出来る仕事を、あなたがやっているから、
あなたでなければならぬ仕事が、出来ないのではないか。

何でもその場で覚えよ。あとでもう一度やってみればいいと思うな。

知っていることと実際にそれができることとは違う。その間隔は想像以上に大きい。
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身近においてもう一度読み直したいと思う。
籔下雅治先生はまだお元気でおられるだろうか?
先生、私はまだまだ頑張ります!


籔下雅治(やぶしたまさはる)
昭和3年生まれ。旧陸士を経て新潟大学経営学専攻研究生修了。
経営コンサルタントとして藪下研究室主宰。
チェーンストアを中心とした計数分析・能力開発・人材教育など、
多岐にわたり多数の会社を指導中。
パーソナルコンピューター・写真・仏像鑑賞・古寺巡礼等々、趣味も幅広い。
著書多数。
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2 コメント

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突然すみません。 (通りすがり)
2018-12-10 01:55:52
通りすがりから失礼します。
会社でいつもお世話になっているある方から、
「もう俺は長く持たないかもしれない。俺があれこれ教える人間はお前で最後にするつもりだ。この先役に立つ時がくるからこれを全部読んで休み明け返してこい。何冊かあったんだけど、全部貸してから却ってこなくなって、今ではこの一冊だけだが。」
と言われ 商売繁盛 きっと心得帖を渡され読んでみてネットで調べたらここへたどり着きました。

こんな・・と言ったら失礼かもしれませんが、他にも持っている方がまさかネットに載せているとは思っていなかったので、うれしくてついコメントをしてしまいました。

僕はまだ平成生まれのひよっこですが、良い言葉がたくさん記されているな~という印象でした。
今の自分には意味がわからない事もいずれわかるときがくるであろうと思い、手元にメモとして書き残してしまいました。(笑)

正直返すのが惜しいですが、肝に銘じてこれからも精進していきたいと思います。

最後に長々と失礼しました!
返信する
ありがとうございます。 (粕井 誠)
2018-12-10 09:37:53
コメントありがとうございます。
たった一つの言葉に生涯通じて勇気づけられることもあります。
本文で紹介した事例は私の心のバイブルです。

お仕事頑張ってください。☆(^^)
返信する

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