お疲れ様です。
今日は皆様おなじみのこの車です。
なんとも、おちゃめな顔の持ち主
「フォルクスワーゲン・ビートル」です。
先日、会社の通勤途中で発見です。
最近は流石に台数が少なくなりましたが
まだまだ、現役で走っている1台をみつけて
ちょっと、うれしくなってしまいました。
なので、すこしその情報を検索です。
正式には「フォルクスワーゲン・タイプ1」
生産開始は1938年。
それから半世紀2003年まで生産が続く
大ベストセラーです。
累計台数は「2152万9464台」
まさに、伝説の大衆車です。
ほとんどの車はモデルチェンジを繰り返し
スタイルもどんどん進化しています。
ですが、この「ビートル」
確かに進化は少しづつしていますが
ほぼ、デビュー当時のスタイルを維持しています。
わたし的には、
どこを見てもケチをつけるところがない
完成されたスタイルだと思います。
◆ビートルの普及
そんな「ビートル」は皆様ご存知、ドイツ生まれ
そして、なんと普及させたのは
あのナチ党党首アドルフ・ヒトラーです。
当時、高価だった自動車を
「国民全員が所有できるようにする」というプラン
のもと、厳しい条件を設定、開発に進みます。
条件1:長期間使用しても壊れない。
条件2:家族で乗れること、大人2人、子供3人
条件3:巡航速度は100キロ以上
条件4:燃費がいいこと(1リッターで14.3キロ以上)
条件5:お値段は当時価格で破格の1000マルク以下
(当時の低価格オペルP4で1450マルクです。)
などなど
使用者にとってはうれしい条件ですが、
これで車が生産できるのでしょうか?
この問には、スポーツカーで有名な
ポルシェが設計者として関わり
試行錯誤の連続で、達成していきます。
◆ビートルの心臓部
次はビートルの心臓部のエンジンについて
みてみましょう!
それは、4ストローク。強制空冷水平対向4気筒OHV
いたるところに軽合金を多用し軽量化されています。
排気量は当初の1.0Lから最終的には1.6L
まで拡大され、レイアウトはRR
そして、サウンドは皆様おなじみの
「バタバタ」という音です。
◆それから
流石に歴史が長いビートル
エピソードも盛りだくさんです。
モータスポーツで大活躍
その持ち前の丈夫さが功を奏したか
数々の結果を残します。
そして、こんな話も
1970年代とちょっと古いですが
「ワーゲン三台見ると、何かいいことが起きる」とか
「一日に十台以上見るとよくない」などど
小学生にあいだで都市伝説化されるなど
まだまだ話は続きます。
「フォルクスワーゲン・タイプ1」の生産は終了してますが
まだまだ第一線で活躍して欲しい1台です。
オーナーの皆様。どうぞよろしくお願い致します。
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