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2011年10月06日 | 佐々木

最近日増しに秋めいて来ましたね

ところで秋といえば読書の秋やスポーツの秋など、色々な秋がありますが私が一番楽しみに

してるのが食欲の秋ですね

やっぱり食べ物がおいしい季節ですし、ついつい食べてしまうんですよね

(もちろんその分運動しますが

私が一番好きな秋の味覚が「はらこ飯」です

はらこ飯は亘理町の郷土料理で、醤油・日本酒・砂糖などで鮭の切り身を煮ます

そして残った煮汁を薄めたものでご飯を炊き、鮭の切り身と醤油で味付けしたイクラを

盛り付けてできあがりです

ご飯に煮汁の色が付いていて茶色いですが、味が染みていてとってもおいしいんです

おかずが無くてもこれだけで何杯もいけちゃいます

親戚が亘理町に住んでいるので、私も子供の頃から秋になると必ず食べてました

なぜ亘理町が発祥かというと、阿武隈川の鮭は古来有名で藩政時代は伊達藩主はもちろん

のこと、将軍家にも秋の味覚として献上されました。

これを漁獲するために阿武隈川河口の荒浜地区では地引網を仕掛け、一網に数百の銀鮭を

漁獲したそうです。そして大漁の時に漁師が振舞ったのがはらこ飯だといわれています。

そして独眼竜こと伊達政宗公が貞山堀の工事臨検の際、荒浜漁民が鮭の腹子をご飯に炊い

て献上したところ、貞山公はことのほか喜び、側近へ吹聴したのが、世に珍重せられるに至っ

た始めと伝えられています。

そのはらこ飯がこちら

我家でも今年初のはらこ飯を食べました

分かりにくいかと思いますが、本当にご飯が茶色いんです

切り身とイクラも味付けがしっかりされているので、本当に何杯でもいけちゃいます

味付けは家ごとに違うので、私も母の味付けを覚えたいのですが、中々実行に移せず…

でも必ず覚えたいと思います

ではまた来週

コメント
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