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ひらめき

2011年10月15日 | その他

【門間】

前期高齢者になり、各種割引の恩恵を受け始めた門間です。

30年以上前になろうかと思いますが、職場で、朝順番にスピーチをすることになった。

先輩は、身の回りのこと、通勤電車での様子等、何なく話をする。

さて、明日順番がまわってくる。

なにを話そうかと悩んで、「朝礼5分間スピーチ」という本をみつけ、その中の一つ「ひらめき」を紹介することにした。

成功者と失敗者の違いは、気づいたことをすぐ行うか、気づいていながら行わないかの差です。

このことは、気づいたことをすぐする人は、勤勉だから成功する、という意味だけではないのです。

“気づいたことをすぐ行う”ことの、もっとも大切な理由は、気づくこと自体が、人間の能力で考えついたものでなく、ものごとを行うときに、周囲の事情がもっともやりよい条件に達したとき、自然に、気づくという形をとって、

“ひらめく”

ようになつているのです。

このことは、誰でも、日常生活に応用してみると、すぐにわかることです。

職場では、取引先に、ある用件で“電話をしよう”とか“帳簿の整理をしておこう”と気づいたらすぐやってみることです。

気づいたときが、どんなによいチャンスであるかを知るでしょう。

このように、気づくことのすばらしいことも、めんどうだとか、誰かがやるだろうとか、あとでやればよい、などと、その時をのばしていると、しだいに、やりにくい事情がでて、ついにはできなくなってしまうことが多いのです。

また、もっと恐ろしいことは、気づいたことをやらずにいると、ついには「気づかない人」になってしまうことです。

”気づいたことはすぐやろう”

と、皆のまえでスピーチをした。

まだ20代で、職場では1番若い私のこのスピーチに、上司からもお褒めの言葉をもらったこと思い出した。

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