建財社 STAFF BLOG

社員のキャラが丸分かり☆
現場から社員がお伝えします!

別れ

2011年10月17日 | 小山

一昨日の土曜日に、取引先のゴルフコンペがあったので、

今回のブログでお伝えしようと思っていたが、

その日の夕方、以前勤めていたいた勤務先の後輩から電話が。

 

なんと、私の同期である親友が亡くなったとのこと…

 

数年前に病気がわかり、治療を受け、一時は完全克服。

しかし昨年夏再発していたことが、わかった。

 

常に優しい笑顔を絶やさず、後輩や部下からも慕われ

私もそういう意味では彼を慕っていたのだろう。

 

入社2年目で、私は仙台に転勤となり、

本社・仙台と離れていたため、たまに電話で話す程度であったが、

私が本社経理部に転勤し、彼が総務部の配属でもあったことから、

会社帰りに、よく飲みに行ったり、ゴルフをしたり、

仕事のことについて語りあったりと、一気にその距離は縮まった。

 

夏季休暇に、私が仙台に帰省するのに併せ、

後輩達を連れ、仙台に遊びに来てくれて、

いつものように酒を酌み交わし、ゴルフを楽しんだりした。

 

その後、私が転職したのだが、たまに飲んだりゴルフをしたり

という関係は続いていた。

 

3年前に当社の代表に就任し、またまた東京・仙台と

離れてしまったが、上京した際に、たまに飲んだりの関係は続いていた。

 

ほぼ1年前、病状も安定していたので、以前一緒に行ってた

八丁堀のたん焼きの店で、盃を酌み交わした。

お互いの近況報告をしたのだが、私や私の会社のことを

案じてくれている彼の優しさがたまらなかった。

 

その後仙台では東日本大震災もあり、彼のことが気になってはいたものの

その後連絡を取ることもなく、突然の別れとなった。

 

昨晩、新宿の寺院でお通夜があったので、

最後のお別れを言うべく上京した。

 

お清め所で、当時の同僚や仲間たちと、

思い出話を肴に彼の分もお酒を飲んだ。

だいたいの弔問客も帰って行ったので、

最後に棺に横たわる彼に最後のお別れを…

 

しかし、あまりにも早い彼の死は、

まるでスヤスヤと寝ているかのような顔を

見た途端受け入れることはできず、

涙を堪え切ることはできなかった。

 

しばし棺に寄り添い、彼との思い出に浸っていた。

 

もっと生きていて欲しかったし、もっと一緒に酒も飲みたかったし、

もっと一緒にゴルフもしたかったよ。

そう心の中で呟いた。

 

彼の人生は、あまりにも短かったが、

そんな彼と出会い、一緒の時間を過ごすことができたことに

感謝している。

 

心からご冥福をお祈りして

 

仙台に戻る新幹線の車内にて

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする