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2011年10月09日 | 高野

先月、愛知県豊橋市のまちづくり市民グループとその有志32名が、石巻市立北上中学校と橋浦小学校で「笑顔プロジェクト」を開催しました。事務局の方がたまたま妻の知人で、手伝いの要請を受け、家族で参加させていただき感謝しております。

笑顔プロジェクトでは「手筒花火」や「夜店」を出前しました。

午後1時オープニング前のお楽しみ会としてワークショップ。

そこでは、アイデアタオル(お手ふき)作り。ストロー2本でつくるストロージェット、それを使ってのゲームでは、的に入ったら景品があります。「つたえっこ」(女子大生・看護師・保育士)による大型ロールスクリーン紙芝居でのグリム童話もあり幼い子供たちはお母さんと一緒に夢中で楽しんでいました。

4時からは、夜店、ゲーム会場オープン。

北上中学校隣接の200戸ほどの仮設住宅の皆さんには、焼きそば、豊橋うどん、お好み焼き、焼き鳥やビール、ジュースなどで最後まで、楽しんでいただけたと思います。仮設住宅の方は病院は勿論、買い物に不便で困っている。移動販売車では食事が物足りないとの話です。輪投げ、魚釣りゲーム、フリスビーの的当てゲームでは、もれなく小松菜や羊かん、駄菓子、とよっ水(市水道局製造・販売の水道水ペットボトルで甲子園ご用達。売れれば売れる程赤字になるとか)の景品がつきです。

ひとりで10個もの景品を袋に詰めている子もおりました。一番人気は魚釣りゲームでした。

夜店ではお好み焼きに匹敵する人気は、意外にもピザです。担当はおやじの会、5枚くらい焼いたところで、その手順を見ていた子供たち(暗くなってからは大人)が自分で作りたいと云いだした。手を洗わせ、思い思いにつくらせることになりました。最後まで10人位の行列が続きました。準備した生地の80枚は7時で全部なくなりました。殆んど持ち返りでしたが、とっても喜んでいただけました。あらためて、子供のパワーってすごいと思った一日でした。

いよいよ6時からは「花火大会」です。

石巻消防署の検分の後、校庭(グラウンド)では、夜空に放つ、三河伝統手筒花火のあと、子供用手筒玩具花火100本で、みんなもりあがりました。

8時撤収。学校敷地だったので、跡片付けが大変だと思っていましたが、ゴミはほとんどなく、スムーズに撤収できました。「豊橋手筒花火」の紹介は次回といたします。

豊橋の皆さん、遠いところ、ご苦労さまでした。自己完結の準備は大変だったと慮ります。でも、石巻に笑顔を届け、石巻の笑顔を頂くことが出来たと思います。

おしまいに、観客のオバさん。「花火はおわり=終わり」ですかと花火師に話しかけたところ、「おわり=尾張」ではありません。三河です。と、関係者曰く、宮城と愛知の言葉のアクセントの違いですとの笑い話です。

コメント
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