35年ほど前に品種改良に取り組んでいたアマリリスです。
最初の交配は、40年前・・・周りに普通にあった白筋アマリリス〔源平赤と言ったかな?〕にオランダで改良されたルドウィヒ系を交配しました。
当時のオランダで改良されたアマリリスは、花は豪華でしたが病気に弱くて庭に植えても無くなる確率が高かったようです。
昔から見かけていたアマリリスは、日本の気候に馴染んであちこちで見かけられます。
交配の目標は、強くて綺麗な花・・・理想的な組み合わせですね。
当時は、球根の入手が困難で、園芸普及員の人が試験場から赤いアマリリスの花粉だけを持ってきてくれました。
真っ赤の花は、終わってました・・・
花弁を細くすると白筋アマリリスの面影があります。
10数年放置したままでしたが・・・そろそろ復活させようかなと計画中・・・
外国で改良されたものは、素晴らしい品種が多くて負けそうですけど・・・
日本で観賞する品種は、日本で改良すべきですね・・・〔外国にいけない私の負け惜しみですけど〕
追記・・・忘れてました・・・20数年前に、アマリリスからヒッペアストルムに改名されました。
ヒッペアストルム・ヒブルドゥム Hippeastrum × hybridum
アマリリスと言う品種は、別に存在する事になりますが・・・一般に認知される事は難しそうです。
今までどおり・・・アマリリスと呼んで親しんだほうが、植物も喜びますね・・・
追記・・・反論があるでしょうけど・・・私の個人的な考えです。