いろいろ割込みがあったけどようやくスピットファイアの作業再開。
まずはフロート支柱の位置を調整。ネットで見つけた写真や図面と比べるとPMキットのフロートは支柱が若干後ろ寄りな感じがする。ここで再び"SCALE MODELS"誌の記事を参照すると、フロート先端からフロート脚の前縁まで47mmだと書いてある。これに対してキットのパーツは約2mm後ろについてる。ほかに根拠となる数字もないので支柱を2mm前進させることにする。切り取って付け直すより前縁で2mm伸ばして後縁を2mm詰めるほうが楽だし強度や取り付け角度の心配も無用。
左が修正前、右が修正後。前縁は2mm角棒を張り付けて延長してある。支柱内に空洞がないので後縁も遠慮なくガシガシと削って整形した。
ついでに省略されてたラダーの操作ロッドも再現しておいた。まあ雰囲気程度。
先日切り離したエンジンカウルは修正継続中。カウル上面を少し角張らせる感じに整形。ボークスフィルターのダクトはちょっと幅が足りない気がするのでプラ板で増幅。カウルと胴体との接合部の調整はこれから。
プロペラスピナは大きすぎる感じなので少し削ってみたけど、後端が結構薄肉なのであんまり削れない。だめならプロペラごとマッチのキットから流用するつもり。
写真右上の三角は尾部につくフィン。キットのパーツは厚みがありすぎて使えないんでプラ板から自作。
次に胴体パーツの修正。↓ 上がマッチ、下がイタレリのパーツ。
マッチのキットは例の運河彫りなのは仕方ないとして、その運河が浅すぎるところがあるので浚渫作業を実施。凸モールドのラインも主翼同様筋彫りに直す。
イタレリの胴体パーツでは主翼とのフィレットが再現されてないのでスジボリを追加。胴体右側後部のアクセスパネルが省略されてたので再現した。
これで主なパーツの整形はほぼ完了したので、これからは通常のヒコーキモデルの制作手順に入れるはず。
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