入院中に観た3本目の映画は"ブレードランナー"。
この映画はLDで持っていたので初見ではないのだけど、今回のはディレクターズカット版でちょっと違いがあるらしい。
物語の設定が2019年(!)だったというのをすっかり忘れていた。現在(2022年)とは全然違うLAの光景。こうならなくてよかったと思うべきなのか、リドリー・スコットに追い着けてないと思うべきなのか...
とにかく後々ものすごい影響を与えた世界観です。
この版ではハリソン・フォードのナレーションが無い。無いけど得に問題なかった。無くて済むなら無い方がいい。まあ粗筋は大体分かってるからね。
主役であるハリソン・フォードより断然カッコいいルトガー・ハウアー。実は登場シーンはそれほど多くは無いけど強烈な印象を残す。
"スプラッシュ"でとってもかわいい人魚を演じてたダリル・ハンナ、この映画では凄い形相でハリソン・フォードと取っ組み合うシーンしか記憶が無かったけど、普通にしてるシーンではやっぱりかわいい(それに結構長身なのもいい)。
出番は少ないけど妙に印象残るのがデッカードの相棒役のガフ。登場人物の中では一番お洒落してる。どっかで観たことある俳優さんだとずっと思ってたけど、おまけ映像で判明。"マイアミ・バイス"(TV版)でソニーたちのボスやってた人だ。他でもちょくちょく見かけるような気がするが...
デッカードとレイチェルが逃走するラストシーンは割とあっさり表現。ここもくどくどしたナレーションが無くても大丈夫だと認識。この方がいい。
ちょっと前に放映された”ブレードランナー 2049”を録画してある(もちろんまだ観てない)のでいい予習になりました。
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