KHX Products - BLOG Division
Moved from GMO AutoPage in Mar. 2022.





まずはエレールのF型の主翼拡張工事から始める。
作業に当たってパーツを採寸してみたところ、このキットはどうやら1/75スケールになってるようだ。エレールの古いキットだと1/100とか1/50のキットがあるのでその流れなんだろう。まあメートル法的には100とか50とか75っていうのがキリのいい数字だからこうなったんだろうな。でもほとんどのヒコーキはフィートポンド法で設計されてるから72とか48の方がキリのいい数字になる。
話はそれるが、この前ネットで見つけた話で、アメ車のプラモで1/25スケールっていうのがあるけど実は正確に1/25.4スケールになっているそうだ。実車の設計図上で"インチ"表記してある数値を"ミリメートル"と読み替えて作っているらしい。実車の設計図をそのまま流用できるから、正確なフォルムを再現できるとか。ホントかな?
閑話休題。1/75のキットを1/72に改造するために翼幅を4mmほど、翼弦長を2mmほど拡張する。あくまで"大体この位"という目安。ほかのキットと並べても違和感なければOKである。(正確さを求めるならこんなキットは作らない。)
まずは主翼下面パーツを細切れに。

左右ラジエターの間隔を基準に主翼付け根で1mmくらい、翼端でさらに1mmくらい伸ばす。ラジエターもちょっと拡幅して後端を延長しておく。翼弦長はフラップ、エルロンのヒンジ部を延長する。
上記の作業を実施した結果がこれ。↓

主翼付け根で2mm伸ばさなかったのは主脚収納部が外側に行きすぎちゃうから。その主脚収納部は見ての通りG型同様の角形になっているので後で丸型に直す。(ズベズダのF形も角形になってる、そういう機体も多かったのか?)
キットの個性であるリベットなどの凸モールドは極力消さないように気を付けているのだが、拡張部分の整形で消えちゃうんだろうな...
下面の作業に目途がついたので、主要上面も切り刻む。

↑まずはフラップとエルロンを切り離した状態。この後、翼端も切り離した。翼の上下面でモールドの整合を取るため、下面と同じ位置で拡張する。強度的には拡張位置を変えた方がいいのだけど上下面でパネルラインが食い違ってたりすると気持ち悪いので仕方ない(同時には見えないけどね)。

↓前回写真をアップしてなかった修正後のAIRFIXのG型胴体。

機首のボイレを削り取って、コクピット直後の胴体背面形状を修正した。エレールG型のボイレがうまくフィットしてくれるといいのだが...

しばらくはエレールF型のパーツ修正が続く予定。


コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


« Fritz & Gustav 記事一覧画像一覧フォロワー一覧フォトチャンネル一覧 Fritz & Gusta... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。