読書メモ。
アシモフの"第二ファウンデーション"は連休前に読了。
3部作を乱暴に説明すると、前半はファウンデーションの年代記。
衰退する銀河帝国に代わって勢力を拡大していく様子が描かれる。
その後、"ミュール"の登場で状況が激変。
いろいろな勢力がそれぞれの思惑で第二ファウンデーションの探索を行い、
第二ファウンデーション側はそれをかわしながら、自らの計画を進めようとするのが後半。
何しろスケールの大きい話だし、双方の駆け引きが興味深い。
最後には(読者には)どこにあるかが明かされる。
初めは意外に感じるけど、読んでくうちに納得 ... そこしかあり得ん。
通勤時間にちょっとづつ読むんじゃなくて、時間をかけて一気読みしたかった。
そのうちやってみよう。
連休明けから、レムの"泰平ヨンの航星日記"を読み始め、先週読了(1巡目)。
昔読んだのは多分少年向けに手直しされただったのかも。
今読んでみると、単なるユーモアSFではなく、様々な風刺や批判がこめられているように感じる。
レムがポーランドの作家であり、この作品が冷戦時代に書かれていることと無関係ではないだろう。
短いエピソードの集合なので、ちょっとづつ読むにはいいが、奇妙な用語(造語?)が大量に出てきたりするので気は抜けない(^ ^)
翻訳大変だったろうなぁ...
とりあえずもう一回読むつもり。
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