私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

和邇の頸に・・・

2019-02-26 09:02:51 | 日記
 いよいよ火遠理命は、海彦の鉤と塩盈珠と塩乾珠を持って、一尋和邇に送ってもらって上国に帰るのです。そこには何んらの問題はないのですが、どうでしょうか。その帰る様子を古事記には

          “即載其和邇之頸”

 と書かれております。誰もがあまり問題にしないことですが、よく考えてみると、大変な問題があります。そうです。背中ではなく、「その頸に乗って帰った。」と、あります。普通なら背中に乗せてもらうのですが、どうして頸なのでしょうかね。

    どうしてだと、考えられましょうや????

 そなん事は無視して、有るがままに読めばいいのだと宣長先生に叱られすですが???

         [無視して」・・・・

 この日本語を一目見て貴方はどんな感じをうけますか???
 
 又話が飛びますが。今朝の新聞のこの文字が見らました。一昨日行われた沖縄の辺野古に関する沖縄県民による投票が行われ、それに対して
    
      「首相、無視の姿勢」

 と書かれてありました。更に、この新聞を読み進めて行くと、コラム欄にも
 『「無視する」という言葉には類語が多い。
             ・耳を貸さない
             ・受け流す
             ・知らん顔する
             ・どこ吹く風
 人を無視することのひどさをごまかすため、色んな言葉が編み出されてきたか』
とあり、「真摯に受け止める」が、どうして知らん顔することに繋がるのでしょうか。何処までトランプに「阿倍」を貫き通せばいいのでしょかね??「ええかげんにせえ」と言いたいのですが