「閇」は<タテル>と読みます。「閉」の異体字です。何かを持ってきて立て塞ぐという意味だそうです。
アマテラスは、「天石屋」におはいりになり、すぐにその入り口を塞いでしまわれたのです。今、我々が普段使っている、所謂、引き戸ではありません。側に置いていた戸を持ってきて、その入口に立て懸けたのです。更に、ご丁寧に、アマテラスは中からその戸を『刺』、錠前をして、決して、外からは開けることができないようにしてしまわれたのです。もうそうなったなら、いくら外からひっぱ叩こうがどうしようが、その戸はびくとも動きません。外からはけることはできないのです。察するに、お入りになった石で作られた御殿ですから、当然、その戸も頑丈な石で出来ていたものでしょう。だからこそ光も何もかにもその中に閉じ込められたのだと思います。これは私の考えですが、今、誰もこの事に付いては触れていますんが、日の光が消えたということは、また、この世の中、寒零の氷河期になったことも意味しております。そうすると、この時期は、地球の歴史から考えますと、氷河期が終わろうとする約1万3000年頃の話ではなかったのではないでしょうかね???なお、縄文時代の始まりは教科書には1万6500年頃の話だと書いてあります。
こんな寒い時に天宇受売命は樽の上で、よくも踊りが踊れたものだと、感心をしておりますがそれに付いては明日にでも・・・・