アマテラスは、かわいい孫「邇邇藝命」の為に、天宇受売命等五柱や「草那藝剱」等の三種の神器を副えて葦原中国に天降りさせますが、それだけかと思いきや、その他に、こんな人までと思えるような神様まで副えて天降らしめておられます。それが、
“常世思兼神、手力男神、天石門別神”
の神です。
しかし、この三柱の神には「常世」という字が、わざわざに、その前に付いた神様です。此の字が付いた神と付かない神とでは、どう違うのか分かりません。そこでまた、これも宣長先生からですが、その説明をかいつまんで書いてみますと
「この三柱の神はアマテラスが天の岩戸にお隠れになった時に活躍される神様です。しかし、この時、副えた神様はその神様の
“現御身<ウツシミ>”
ではなく、
“御霊實<ミタマシロ>”
だ」としてあります。
要するに、此の時、天降らしたのは、その「御霊<ミタマ>」、即ち、「御神躰」だったと言うのです。
それは、丁度、伊勢神宮に坐しますのは「天照大神」の御霊<ミタマ>そのもので、天照大神の現御身<ウツシミ>は、あくまでも、現在でも、高天原に坐しますのと同じことなのだと説明してあります。
その違いを書き現わすために、この場合「常世」という字を付けたいるのだなと思わず
「ガッテン!!」
しました。
“常世思兼神、手力男神、天石門別神”
の神です。
しかし、この三柱の神には「常世」という字が、わざわざに、その前に付いた神様です。此の字が付いた神と付かない神とでは、どう違うのか分かりません。そこでまた、これも宣長先生からですが、その説明をかいつまんで書いてみますと
「この三柱の神はアマテラスが天の岩戸にお隠れになった時に活躍される神様です。しかし、この時、副えた神様はその神様の
“現御身<ウツシミ>”
ではなく、
“御霊實<ミタマシロ>”
だ」としてあります。
要するに、此の時、天降らしたのは、その「御霊<ミタマ>」、即ち、「御神躰」だったと言うのです。
それは、丁度、伊勢神宮に坐しますのは「天照大神」の御霊<ミタマ>そのもので、天照大神の現御身<ウツシミ>は、あくまでも、現在でも、高天原に坐しますのと同じことなのだと説明してあります。
その違いを書き現わすために、この場合「常世」という字を付けたいるのだなと思わず
「ガッテン!!」
しました。