心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

河野太郎防衛大臣は平然と日本が敵基地攻撃能力を持つことに言及

2020年08月05日 | 世界
中国が執念深く尖閣諸島をとりに来るのでとうとう日本人は怒ってしまったようです。憲法第9条があるのに、日本が敵基地攻撃能力を持つことについて反対する日本人がいなくなってしまいました。相対的行動、作用反作用は自然界の現象です。人間も自然界の存在です。なるようになってきました。

しかし、損得勘定で言いますと、なるようになると日本は大損します。もちろん中国も大損します。過去の軍事力競争や戦争を思い出せば大損であることは明白です。それなのに軍事力競争と戦争をするのが人間です。中国に対する反感が理性を埋没させます。中国が押してくるのだから日本は押し返して当然と言うことになります。安倍晋三総理の言う積極的平和主義の実行になります。

平和主義は人類の知恵です。中国と対抗できる軍事力を持つことは得策ではありません。現時点で言うなら尖閣諸島的確防衛に注力することだと思います。もし中国が全力で尖閣諸島をとりにくれば防衛困難ですが、現時点で中国が総力戦で尖閣諸島をとりにくるとは思えません。海警船の次はなになにと侵略性を少しずつ上げてくると思います。この中国の動きを予測し、的確防衛に注力するようにします。怒りの感情で暴走するのではなく、先を読む知性で的確行動をとります。

中国と全面戦争するような軍事力強化は日本は不可能だと思います。政府は大赤字、貧困層は拡大というのが日本の現状です。基本は、憲法第9条を大切にし、中立独立を目標とし、平和主義の日本を世界に訴え続け、防衛は的確防衛にとどめ、学問・研究・技術開発・生産をもって人々の生活水準を高めることが日本の自由独立をまもる最善の方法と思います。

日本は中国の敵ではありません。しかし、平和・自由・民主主義を重んじる国です。中国の国土拡大主義には断固反対します。

(注)アメリカは軍事力世界一の国です。そのアメリカが中心となって中国包囲網を形成しつつあります。中国が国土拡大主義を放棄すれば中国包囲網は消えます。国土拡大主義に執着すると中国は追い詰められて戦端を開く恐れが大きくなります。シーチンピン国家主席独裁主義の背景に人民解放軍の暴走を感じます。戦前の日本の軍部の暴走と似ている感じがします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国の国土拡大主義は経済交流の障害

2020年08月04日 | 世界
中国は、100隻単位の中国の漁船が尖閣諸島周辺海域に行き、漁業を行うことを許可するので、日本は妨害してはいけないと7月上旬に日本に連絡してきたというお話しがあります。中国の海警船も来て、漁業管理を行うそうです。まったく日本の管理を無視した一方的なお話しで、本当に中国がこのようなことをすれば日本の人々は怒って中国に対し攻撃的態度をとるようになるでしょう。

どうして中国は世界常識を無視した国土拡大主義をとり、隣国を怒らせるのでしょうか。押せ押せで国境を拡大し、局地戦をやって隣国や世界の様子を伺い、これが国境拡大の限界と判断したらそこで国境確定交渉を行うということでしょうか。国連安保理常任理事国として赦されない無法・不法行為です。

すでにアメリカは南シナ海における中国の国土拡大を不法と宣言し、アメリカを中心とする中国包囲網を強化しつつあります。アメリカは一戦を辞さない態度を示しています。日本も中国の国土拡大を不法とし、尖閣諸島も守るため、すでに中国包囲網に参加し、自衛隊も防衛戦の訓練を積んでいます。

中国は南シナ海は中国の海、尖閣諸島は中国の島と断固主張しています。南シナ海周辺国や日本は断固認めないと言っています。したがってすでに交渉の余地はなく、中国が戦端を開くかどうかという段階に来ています。

中国は民主主義国との経済交流を捨てる決心をすることができないから戦端を開かないだろうという読みがあります。しかし戦争にならなくても政経分離による経済交流はうまく行かず縮小がおこるでしょう。

日本は中国での生産、中国からの輸入の見直しをすべき段階に来ていると思います。政経分離による経済交流はやはり無理があります。中国が独裁主義国であっても経済交流の道を閉ざしてはいけませんが、中国からの輸入品に依存することはできません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国がウイルス禍対策に成功した鍵は感染検査

2020年08月02日 | 世界
香港は1日あたり100人以上の新型コロナウイルス新感染者が出ており、ウイルス禍対策が問題になっています。香港政府は香港で解決できないと判断し、中国政府に医療チームの派遣を要請したそうです。

中国国家衛生当局は香港に近い広東省からPCR検査を支援する約60人の医療チームを香港に派遣することにしたそうです。

中国のウイルス禍対策が成功しているのは感染検査を積極的に行い、隔離治療を施していることです。日本も感染検査に消極的ですが、香港も日本と同じ問題をかかえているようです。民主主義社会に共通する弱点でしょうか。気になります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国と民主主義国の対立が鮮明になり、従来の政経分離による経済交流が縮小する動き

2020年08月01日 | 世界
中国製スマホやスマホアプリが信用できないものか信用できるものか情報技術の専門家ではない私にはわかりませんが、中国不信が高まっていることは事実だと思います。日本では中国が尖閣諸島を執念深くとりに来ることが最大の中国不信の原因だと思います。一事が万事、中国は何でも悪いということになってしまいます。国土拡大主義を放棄し、国境については、軍事的圧力を加えるのではなく、隣国に配慮し、話し合いで解決する姿勢が必要です。外交では中国の考えではなく、国際法が尊重されるべきです。

一時中国は一帯一路など外国との共存共栄を基本とする外交を展開するかと思ったのですが、今では国土拡大主義に執着し、欲深な強大国を演じています。そのため、近年、一国主義と批判され、嫌われる方向にあったアメリカが変なことに頼られるようになり、アメリカを中心とする中国包囲網が形成されつつあります。中国はこの動きを軽く見ていると、政経分離による経済交流が不調になります。スマホやスマホアプリの問題は中国との経済交流が縮小する動きと呼んだ方がいいかもしれません。政治的に対立しながら経済交流が順調に伸びることはありえません。

中国の政治が独裁主義というのは非常によくないことです。民主主義国は中国から自由を奪われた香港を助けたいと思い、中国に対する対抗姿勢を明確にしつつあります。今必死に独立を維持している台湾については台湾支持の姿勢を明確にしつつあります。アメリカは仮に大統領が代わってもこの姿勢は変えないと思います。民主主義国が今までのように政経分離で中国との経済交流に応じるということはないと思います。

中国にとって最善の解決策は国土拡大主義の放棄だと思います。また香港については1国2制度を誠意をもって守ることです。香港の人々が、中国は民主化すべきと主張しても罰してはいけません。台湾の民主主義を尊重できないなら独立を認めるべきです。民主主義の台湾が中国は民主化すべきと主張することは当然のことです。

民主主義のアメリカ、EU、イギリス、インド、オーストラリア、日本などが中国の民主化を希望することは当然のことです。中国だって大半の人は自国の民主化を希望しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本は韓国の平和追及の苦労を理解すべき

2020年08月01日 | 世界
中国から見て韓国は比較的中立的に見えるとのお話しがあります。韓国は中国と戦争すると考えていません。アメリカから何とか自由になりたい、独立したいと思っています。しかし、朝鮮(北)について休戦を不戦さらには平和に持っていくことができません。朝鮮半島は一つの国であるべきと考えるので朝鮮国を認めることができません。朝鮮が軍事力で朝鮮半島統一に動く恐れがあり、防衛しなければなりません。わずかですが、在韓アメリカ軍維持分担金を増やしたことから推定してアメリカの軍事的支援は必要と考えていると思います。またアメリカと韓国の関係は軍事的分野だけではないと思います。韓国はアメリカと中国・朝鮮の間で苦悩していると思います。どことも戦争を避け、経済交流したいというのが韓国の基本的考えと思います。

韓国も日本も民主主義国なのに日本が韓国に経済制裁を加えているのは不可解なことです。2国間にある外交問題は丁寧に交渉を重ねて解決すべきです。経済制裁とは穏やかではありません。昔の朝鮮半島占領という罪を今も厳しく韓国から批判されていることにいらだち日本は無益有害な対立路線にのめり込んだという印象です。日本は少なくとも韓国に対する経済制裁をやめるべきです。また韓国に謝罪すべき罪を犯したことは安倍晋三内閣の外交上の失敗です。

韓国の人が、慰安婦像をつくるとか、慰安婦の前で安倍晋三総理がひれ伏している像をつくるとか、安倍総理に対する反感をむき出しにした像をつくっているそうですが、そのような反感が韓国にあり、支持者が結構多いということを日本は知るべきです。この程度のいやがらせで、両国の外交を止めてはいけません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする