MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.032 「サウンド・オブ・サンダー」 (2005年 米=独 102分 シネスコ)

2006-04-05 01:16:55 | 2006年劇場鑑賞
監督 ピーター・ハイアムズ
出演 エドワーズ・バーンズ
    キャサリン・マコーマック
    ベン・キングズレー



SF小説の巨匠レイ・ブラッドベリの短編「いかずちの音」を鬼才ピーター・ハイアムズが映画化したアクション超大作。タイムトラベルがもたらした人類絶滅の危機を、ハリウッドの最新SFXを駆使して描いたパニック・アクション大作・・・て言うふれ込みで只今絶賛公開中ですが、見所満載と思わすTVスポットの効果もあり結構公開初日あたりは出足は好調見たいですね(私の近所のシネコンでは・・・ですが)
映画によっては出足が悪くとも見た人間による口コミの効果により、客足が伸びて思わぬロングランの大ヒットになる作品もあれば、鳴り物入りで公開され最初こそ出出しは好調でも、口コミで評判が落ちて終わってみれば大コケだった・・・ていう作品もありますね。
そしてこの作品は多分後者のような運命を辿りそうな予感のする作品のような気がします。

大作扱いの宣伝もあってかなりの期待感を抱かす雰囲気がありますが、正直いえば超大作というより金の賭けたB級映画て感じで、役者もエドワーズ・バーンズ、キャサリン・マコーマックなど地味なキャスティングで華がありません。
ま、こういう映画は役者よりも迫力満点のCGによる驚異の映像がメインとなるんですが、それがまた甘い、甘い、甘~い!(どっかの芸人風)
他のレビューを読んでも、皆共通して指摘するのがそのCGや合成の安っぽさです。
特に近未来都市のシーンはまるで20年以上前のSF映画を見てるかのような合成映像バレバレで恐竜が現代に蘇りリアルに動き、キングコングがタイムズスクエアを破壊し、タイタニックが真逆さまに沈んでゆく・・・そんな映像を当たり前に見慣れた方々には落胆の声が多いのは仕方がないでしょうね~

この作品にも恐竜が登場しますが驚くような映像てな訳でもなく、地味に出てきて地味に死にます。
ただ劇中出てくるタイムトラベルによる恐竜ハンティングの理屈は「あ~なるほど」と思いましたがね。
恒に同じ時代の同じ時間帯に行き、スグ死ぬ運命の同じ恐竜を倒してるんですね。

タイムトラベルによるルール

①過去を変えない
②過去に何も残さない
③過去から何も持ち帰らない

これは最低限のマナーですな・・・

そしてある物を持ち帰った為に起こる時空の歪みによるタイムウェーブが起こり都会はジャングルと化し、サルとトカゲが合体した生き物を始め珍獣たちが街を席巻し、人々は大パニックと化す!
原作を読んでないので実際はどんな物語かは知りませんが、充分B級怪獣パニック映画の要素があり、最初からそのつもりで見れば案外楽しめるでしょうね
結末もタイムトラベル物には付きものな「そんな訳ないやろ・・・?」的な強引な荒業で締めくくります。

監督がピーター・ハイアムズ・・・「タイムコップ」「レリック」「エンド・オブ・デイズ」etc ほらねB級娯楽アクションばかりですがな・・・



★★ 2006.3,30(木) アポロシネマ8プラス1 19:10 I-7