MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.077 「トランスフォーマー」 (2007年 米 144分 シネスコ)

2007-08-19 01:13:52 | 2007年劇場鑑賞
監督 マイケル・ベイ
出演 シャイア・ラブーフ
    タイリース・ギブソン
    ジョシュ・デュ



さてさてこの日の2本目の作品は期待の「トランスフォーマー」です。
久々に地元である阿倍野アポロビル内にアポロシネマ8での鑑賞です。
予告ではなかなかロボットたちの暴れっぷりがいいので、ついつい期待しておりますが、しかし「宇宙戦争」のように後半トーンダウンするようでは困りますが・・・さて如何に?

(あらすじ)

2003年、火星にビークル2号探知機を打ち上げるが、火星に到着後NASAとの交信が途絶えてしまう。
その後、アメリカ、パリ、東京、さらにはアメリカ大統領の乗るエアフォース・ワンの機内など、世界中の至るところで同時期に奇妙な現象が起きる。
人間たちは、それが地球上のあらゆるテクノロジーをスキャンする知能を持つ“金属生命体”のしわざだとは知らず……。

予告で見た印象では極悪な宇宙ロボットが地球を侵略しようと大攻撃を仕掛けてくる「宇宙戦争」のような映画・・・そんな印象だったが 予告の印象とは正直違いましたね。
しかし良い意味で期待を裏切られてしまった感じです。
元々は日本の玩具が元で、アニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」が基本となってるようだが、私はそのアニメ見たことがないのでどんなロボットが出てくるかは知らなかったです。
まぁ日本のロボット戦隊モノを製作スティーブン・スピルバーグ 監督マイケル・ベイで作ったら、こんな贅沢で凄いのん出来ましたって感じの作品。
正義のロボットが現れた所でアレッ?と絶句する人も居るかも知れないですが、そう割りきって見たら凄い面白かったですね。

何と言ってもまず特撮の凄さですね。
恐竜や怪物がリアルに動くのは今さら驚らかないけど ロボットが変幻自在にヘリコプターや車から変化していく場面は特撮に見慣れたこの時代でも驚いてしまいました。
変身がスピーディすぎて判りにくい部分もありますが、それはそれで迫力があります。
そして各ロボットに重量感や質感もあり、この辺のCGやVFXは日本ではまだまだかな~

砂漠から出てくるサソリ見たいなロボット、スコロボノック(悪者)が印象的で、砂煙の中から兵士たちに襲いかかる場面は迫力ありますね。
またボーンクラッシャー(悪者)とオプティマス・プライムス(正義)とのチェイスはこれまた凄い迫力とスピード感でハリウッド映画の凄さを見せ付けてくれます。

オートボットのリーダーであるオプティマス・プライムス率いるロボット軍団がユニークなキャラで言葉を話し、それぞれ個性があるのも面白いですね。
また戦う時に決めのポーズがあったりして・・・苦笑いするけど何んか楽しいですね。

とにかく戦隊ロボット映画を見てるつもりで見れば、これほど素直に楽しめてワクワクさせてくれるものとは思いませんでした。
そう言う意味で行けば男の子向けの映画ではないでしょうか?
少なくとも現在公開中の「ハリポタ」よりも子供には判り易いと思いますよ。

いやいや~思わぬ作品が早くもベスト候補になってきましたよ・・・
原作のアニメは知らないけど超合金世代(それも初期の)でもあるので思いっきり楽しめました。
夕焼けに佇むオプティマス・プライムス・・・そこに流れるリンキン・パーク・・・またこれが意外に合ったりするんですな~



☆☆☆☆☆ 2007.8.10(金) アポロシネマ8 スクリーン1 20:45 L-3