監督 山崎貴
出演 吉岡秀隆
堤真一
小雪
本日二本目の作品はこれまた邦画「「ALWAYS 続 三丁目の夕日」
前作はその懐かしい風情についつい涙腺が刺激され堂々のベストテン入りでしたが、まぁ今回は泣く事はないでしょう。
(あらすじ)
昭和34年、東京オリンピックの開催が決定し、日本では高度経済成長期が始まろうとしていた。
黙って去ったヒロミ(小雪)を思い続けながら淳之介(須賀健太)と暮らす茶川(吉岡秀隆)のもとに、実父が再び淳之介を連れ戻しに来た。
開巻早々に出てくるTOHOスコープの文字・・・これまた前作同様ですね。
何とゴジラが東京タワーを破壊するシーンから始まります!せっかく前作のラストで完成したのに・・・でもこのシーン本家のゴジラよりよく出来てたりする(笑)
今回は吉岡秀隆演じる茶川竜之介が芥川賞を目指す物語を主軸に三丁目界隈の主要メンバーたちの細かいエピソードをちりばめた構成です。
鈴木家が破産した親戚の女の子を預かりちょっとしたイザコザがあったり、堀北真希演じる六ちゃんの同郷の青年とのエピソードや、何と薬師丸ひろ子扮するお母さんの初恋の人との再会などなどそれぞれに見せ場があります。
特に前作でも後半登場した小日向文世扮する淳之介の実父が淳之介を引き取ろうとするのを阻止するために竜之介が芥川賞を目指す本筋は今回の映画での見所で、貧困ながらも実父以上の愛情で育てようとするが、裕福な生活で成功者である実父は恵まれた環境で自分の後継者を育てようとする・・・そんな2人の対照的な姿は当時の変わり行く日本を象徴してるかのようです。
小日向文世は一見悪役扱い的だけど、彼らの言い分も間違ってる訳ではないんだけどね・・・
嫌みな実父の小日向文世が高度成長して行く日本と日本人の象徴的なキャラのようなイメージを持ってしまいます。
対象的に三丁目の面々はまだ人の情や義理を重んじる人々・・・それを古い人とは言わないが、急激に高度成長して行く日本をこの小日向文世と三丁目の住人との関係に感じとれる気がしました。
それとこの作品はやはりCGふんだんに使った昭和の町並が一つの見所で、今回は後ろの背景の通行人もCG合成のようで(多分) 映画館から出て来る人波や東京タワー内のシーンなど実際の俳優との合成がハッキリ判るものの、よく出来てると思います。
ちなみに堀北真希たちが映画館で見るのが日活映画「嵐を呼ぶ男」・・・東宝映画じゃないんやね。
この時代は東宝映画よりやっぱり石原裕次郎何やね~ 敢えて無理矢理東宝映画にしなかったのはリアルでよかったね。
全体的に昔懐かしいホームドラマ見てるようで そういえば昔テレビではこんなドラマが多かったですね そんな懐かしさも込み上げてきました。
☆☆☆☆ 2007.12.13(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ7 19:30 H-3
出演 吉岡秀隆
堤真一
小雪
本日二本目の作品はこれまた邦画「「ALWAYS 続 三丁目の夕日」
前作はその懐かしい風情についつい涙腺が刺激され堂々のベストテン入りでしたが、まぁ今回は泣く事はないでしょう。
(あらすじ)
昭和34年、東京オリンピックの開催が決定し、日本では高度経済成長期が始まろうとしていた。
黙って去ったヒロミ(小雪)を思い続けながら淳之介(須賀健太)と暮らす茶川(吉岡秀隆)のもとに、実父が再び淳之介を連れ戻しに来た。
開巻早々に出てくるTOHOスコープの文字・・・これまた前作同様ですね。
何とゴジラが東京タワーを破壊するシーンから始まります!せっかく前作のラストで完成したのに・・・でもこのシーン本家のゴジラよりよく出来てたりする(笑)
今回は吉岡秀隆演じる茶川竜之介が芥川賞を目指す物語を主軸に三丁目界隈の主要メンバーたちの細かいエピソードをちりばめた構成です。
鈴木家が破産した親戚の女の子を預かりちょっとしたイザコザがあったり、堀北真希演じる六ちゃんの同郷の青年とのエピソードや、何と薬師丸ひろ子扮するお母さんの初恋の人との再会などなどそれぞれに見せ場があります。
特に前作でも後半登場した小日向文世扮する淳之介の実父が淳之介を引き取ろうとするのを阻止するために竜之介が芥川賞を目指す本筋は今回の映画での見所で、貧困ながらも実父以上の愛情で育てようとするが、裕福な生活で成功者である実父は恵まれた環境で自分の後継者を育てようとする・・・そんな2人の対照的な姿は当時の変わり行く日本を象徴してるかのようです。
小日向文世は一見悪役扱い的だけど、彼らの言い分も間違ってる訳ではないんだけどね・・・
嫌みな実父の小日向文世が高度成長して行く日本と日本人の象徴的なキャラのようなイメージを持ってしまいます。
対象的に三丁目の面々はまだ人の情や義理を重んじる人々・・・それを古い人とは言わないが、急激に高度成長して行く日本をこの小日向文世と三丁目の住人との関係に感じとれる気がしました。
それとこの作品はやはりCGふんだんに使った昭和の町並が一つの見所で、今回は後ろの背景の通行人もCG合成のようで(多分) 映画館から出て来る人波や東京タワー内のシーンなど実際の俳優との合成がハッキリ判るものの、よく出来てると思います。
ちなみに堀北真希たちが映画館で見るのが日活映画「嵐を呼ぶ男」・・・東宝映画じゃないんやね。
この時代は東宝映画よりやっぱり石原裕次郎何やね~ 敢えて無理矢理東宝映画にしなかったのはリアルでよかったね。
全体的に昔懐かしいホームドラマ見てるようで そういえば昔テレビではこんなドラマが多かったですね そんな懐かしさも込み上げてきました。
☆☆☆☆ 2007.12.13(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ7 19:30 H-3