MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.124 「エンドゲーム 大統領最期の日」 (2006年 米 96分 ビスタ)

2007-12-25 00:50:36 | 2007年劇場鑑賞
監督 アンディ・チェン
出演 キューバ・グッディング・Jr
    ジェームズ・ウッズ
    アンジー・ハーモン



今年最後の天六シネ5ビルでの鑑賞です・・・多分
「ホステル」や「シーノー・イ-ブル 肉鉤のいけにえ」と言ったホラー映画の佳作からスタートしたけど、春頃は少しご無沙汰になったりして「今年は天六は見にいく映画がないなぁ~」と思ったけどスティーブン・セガールのズッコケ映画祭で見事盛り上げてくれました。

そんな天六シネ5ビルのメイン館であるユウラク座でのお正月番組がこの「エンドゲーム 大統領最期の日」です。
主演がオスカー俳優とはいえキューバ・グッディング・Jrと地味なとこが天六らしくていいがな。

(あらすじ)

シークレット・サービスのアレックス(キューバ・グッディング・Jr)の目前で、式典に出席した米国大統領が凶弾に倒れる。
狙撃者はその場で射殺され、大統領夫人(アン・アーチャー)はすぐに避難して無事だったが、大統領は間もなく息を引き取る。
事件後アレックスは休職し、大統領を守りきれなかったという自責の念にとらわれていた。

冒頭から大統領暗殺というシーンからスタートとなるこの作品。
一言で言えば“天六らしからぬ”という感じの作品で、先日までここで上映されてたズッコケおやじの映画祭で公開されたどの作品よりもテンポも良く、見るものを画面に惹きつけてくれます。

キューバ・グッディング・Jr扮するシークレットサービスのアレックスは超人的なスーパーマンではないし、「ボディガード」のケビンコスナーのようなカリスマ性がある訳でもなく、ごく普通のシークレットサービス。
大統領を守れず失意のどん底にいるそんな彼に次々と謎の組織の魔の手が伸びる・・・
爆弾で吹っ飛ばされたり銃撃を受けたり、かと思えば派手にカーアクションを展開し、やがて事態は思わぬ方向へ!そしてアッと驚く結末へ・・・ってまるで「24」のようなスピーディな展開(勿論24時間では解決しません)に96分間一気に見せてくれます。

また役者もジェームズ・ウッズ、バート・レイノルズ、アン・アーチゃーとこれまた天六らしからぬ俳優陣で、特にジェームズ・ウッズとバート・レイノルズが出て来ただけで怪しさが充満しますね。

それにしてもバート・レイノルズの今回の顔が・・・頭はヅラっぽいし、顔のメイクも何か絵に描いたみたいで不自然な印象だったのは気のせいかな?(顔面崩壊?)
かつてのセックスシンボルも今や寂しい姿に・・・

天六のみでの上映が惜しまれる小気味いいサスペンスアクションの佳作です。



☆☆☆ 2007.12.22(土) 天六ユウラク座 0:25 中央通路前