MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.126 「アイ・アム・レジェンド」 (2007年 米 100分 シネスコ)

2007-12-29 08:57:11 | 2007年劇場鑑賞
監督 フランシス・ローレンス
出演 ウィル・スミス
    アリシー・ブラガ
    ダッシュ・ミホク



年末休暇の映画鑑賞2本目はこの正月映画の中でも期待度の高い「アイ・アム・レジェンド」!
ウィル・スミス主演ですが、この方「幸せのちから」のような作品も出てるかと思うと「メン・イン・ブラック」で宇宙人と戦ったり、「アイ、ロボット」ではロボットを追いついめる刑事だったり、または「バッドボーイズ」ではハチャメチャな刑事だったり・・・とにかく派手な映画が多いですね~

そして今回の作品では地球に生き残った最後の男として孤独と戦いながら、何とか人類を救をうとする主人公を演じてますが、当然派手にドンパチやらかしてくれます・・・今度の相手はゾンビ!?

(あらすじ)

2012年、人類が死滅してしまった地球でたった1人、有能な科学者のロバート・ネビル(ウィル・スミス)だけが生き残る。
彼は究極の孤独と闘いながら愛犬サムとともに3年間もの間、ほかの生存者の存在を信じて無線で交信を続け、人類再生の道を探ってきたが、彼に謎の敵が迫っていた。

有名な原作が元となり過去にビンセント・プライズ主演で「地球最後の男」として映画化され、さらに70年代にはチャ-ルトン・ヘストン主演で「地球最後の男 オメガマン」として2度目の映画化をされました。
原作を読んでないので比べることは出来ないですが、SF映画というよりホラー映画風だった「地球最後の男」のような雰囲気とも違うし、小気味いいアクション映画になってたチャ-ルトン・ヘストン主演の「地球最後の男 オメガマン」ともまた雰囲気が違いますね。

人間は主人公独りだが、ライオンやカモシカなど動物はかろうじて生き残ってるようで、オープニングのシーンで銃を片手にカモシカの群れを廃墟となったニューヨークの街を追いかける場面はまるで猛獣がカモシカを追うような感じでしたね。
無人のビデオレンタル店でマネキン人形相手に挨拶したり、声をかけて世間話をしたりするシーンは旧作でも出てきたけど、主人公の孤独感がよく表現されたシーンですね。

また襲いかかってくる感染者達は人間離れした怪物と化してますが、過去2作は言葉を話し、一定の知能も残ってたたりして、特に「地球最後の男 オメガマン」では怪物というより“感染者”としての悲しみなどが色濃く出ていました。
しかしこちらの作品では感染者なんだけど、言葉を話すこともなく悪役としての怪物的な扱いで、その辺は過去2作の方がよく出来てたかな?

前半から中盤まではゆっくりとしたテンポで、後半は一気にテンポも変わってアクションホラー風の展開になっていきますが、題名の“レジェンド”感は「地球最後の男 オメガマン」の方がありますね。
やはりこの辺は襲い掛かってくる感染者たち側にもスポットを当てた「地球最後の男 オメガマン」と感染者というより怪物という悪役的な扱いとしてか描かれていない今回の作品の方が意味合い的には弱いですね。
たしかに進化した技術で感染犬やスピーディに動く感染者などの描写は前2作よりは格段に迫力はありますが・・・



☆☆☆ 2007.12.28(金) アポロシネマ8 スクリーン1 20:45 K-5

No.125 「ベオウルフ/呪われし勇者」 (2007年 米 114分 シネスコ )

2007-12-29 00:49:31 | 2007年劇場鑑賞
監督 ロバート・ゼメキス
出演 レイ・ウィンストン
    アンソニー・ホプキンス
    アンジェリーナ・ジョリー



いよいよ今年もカウントダウンに入りました。
毎年思いますがクリスマスが終ると年明けるのが早いですね~
一足早く年末休みの初日に見に行った作品が「べオウルフ」と言う映画。
早々と公開が始まってたのに中々見に行けなかったですが、何となく年明けると早々に終わりそうなので慌てて年内の鑑賞です。

ベオウルフと言うタイトルを聞いた時は随分前に天六ユウラク座で見たクリストファー・ランバート主演の「ベオウルフ」と言う映画を思い出しますしたが、あれは天六の映画にしては意外と面白かった・・・と思ったら同じストーリーの映画なんですね。
クリストファー・ランバート版は全然B級映画でしたが今回は監督がロバートゼメキスで、しかもほぼフルCGでの贅沢な映像。
とにかくどこまで実写でどこまでCGなのかよくわからない。
「300」でも筋骨隆々のマッチョ軍団をCGで描いてたけどこの映画はまるで役者の顔までCGで書かれてるん違うん?と言う程まるでアニメ見たいな映像ですね。

(あらすじ)

伝説的な英雄たちの時代。
気高き最高の戦士べオウルフ(レイ・ウィンストン)は、町を襲う忌まわしき“悪魔”、グレンデル(クリスピン・グローバー)を撃退。
そのため、冷酷で魅惑的なグレンデルの母親(アンジェリーナ・ジョリー)の怒りを買い、壮絶な戦いを繰り広げることになる。

怪物グレンデルに悩まされる王国に現れた戦士べオウルフ。
巨大怪物との対決は大スクリーンならではの迫力ですが、今更特に驚く場面は無し。
それよりも普通のシーンでのCGがどうしてもアニメ見たいで違和感あり!
パフォーマンス・キャプチャーという技術のようですが、まぁ神話のような世界の物語だから良しとしましょうか・・・アンジェリーナ・ジョリーなど顔しか出演してないがな(笑)

神話のような世界だが、色と欲望に眩んで悪魔と契約を交わして得た地位の代償がとんでもない形で払わされる。
しかしそれに向き合い自ら落とし前をつける勇者の姿にアニメ見たいな映像ながら人間味を感じさせる。

あまり多大な期待していなかった事もありソコソコ楽しめましたですね。
でも今後こんな映像はますます増えてくるんでしょうな~
ま、作品の内容とその技術が合ってればいいですけどね~



☆☆☆ 2007.12.27(木) アポロシネマ8 スクリーン2 18:40 L-5