監督 ウディ・アレン
出演 スカーレット・ヨハンソン
ペネロペ・クルス
ハビエル・バルデム
最近では珍しくウディ・アレンの作品がミニシアターでなくロードショー系で公開されてるので見てきました。
ウディ・アレンの映画を劇場で見るのはもしかして初めてかも?
ビデオでは何本か見たけど、「カイロの紫のバラ」「ブロードウェイのダニーローズ」などなどで、肝心?の「アニーホール」や「マンハッタン」など今だ未見です。
初の劇場でのウッディ・アレンとなるこの作品は如何なもの?
(あらすじ)
バルセロナにバカンスに訪れたクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)とヴィッキー(レベッカ・ホール)は、画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)に惹(ひ)かれていく。
そんな中、彼の元妻のマリア・エレナ(ペネロペ・クルス)が戻ってきたことから、やがてクリスティーナとマリア・エレナにもある感情が芽生え始め…

恋愛の価値観の違う二人の美女が一人の男に恋に落ちるんだが、婚約者も居て最初はこのアバンチュールに乗り気でなかったヴィッキーが段々とフアン・アントニオの虜になって行く所が個人的には面白おかしいかったですね。
婚約中で理想の人生をこれから・・・と思ってたはずが、一人のプレイボーイとの出会いから様々な葛藤が心の中で生まれる。
「果たしてこのまま婚約者との結婚の人生が理想の人生なのか?」
今まで思いもしなかった事が、フアン・アントニオとの出会いから考えるようになる。
とにかく四人の主人公たちが結局勝手な都合で(?)絡みあうドラマだけど当然ながらドロドロした愛憎劇でもないし、カラッとしたラブコメでもない・・・どことなく皮肉めいた人間ドラマ・・・というより人間喜劇?
当事者たちにすれば深刻な問題だが、第三者である外野からすればこれほど面白いものはない。
そんな他人事感覚で客席から見てしまう我々観客は、ご近所のゴタゴタを遠巻きに見てる奥さんやご主人みたいなもんかな?

ヴィッキー、クリスティーナ、フアン・アントニオの三角関係に突然割って入ってくるマリア・エレナの登場で四角関係となっていくあたりから、この映画は見ていて呆れるぐらい人間の様々な一面を面白く見せてれます。
でも、そんな一面は誰しも持ち合わせていると思うと、我を見て更に笑ってしまうかも?
特筆はやはりペネロペ・クルスのオスカー級の切れまくりの芝居ですね。
早口でまくし立てるセリフ回しなど結構切れた芝居が多いこの映画は、いつものお色気はスカーレット・ヨハンソンに譲った感じかな?
★★★ 2009.7.4(土) アポロシネマ8 スクリーン4 21:00 I-17
出演 スカーレット・ヨハンソン
ペネロペ・クルス
ハビエル・バルデム
最近では珍しくウディ・アレンの作品がミニシアターでなくロードショー系で公開されてるので見てきました。
ウディ・アレンの映画を劇場で見るのはもしかして初めてかも?
ビデオでは何本か見たけど、「カイロの紫のバラ」「ブロードウェイのダニーローズ」などなどで、肝心?の「アニーホール」や「マンハッタン」など今だ未見です。
初の劇場でのウッディ・アレンとなるこの作品は如何なもの?
(あらすじ)
バルセロナにバカンスに訪れたクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)とヴィッキー(レベッカ・ホール)は、画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)に惹(ひ)かれていく。
そんな中、彼の元妻のマリア・エレナ(ペネロペ・クルス)が戻ってきたことから、やがてクリスティーナとマリア・エレナにもある感情が芽生え始め…

恋愛の価値観の違う二人の美女が一人の男に恋に落ちるんだが、婚約者も居て最初はこのアバンチュールに乗り気でなかったヴィッキーが段々とフアン・アントニオの虜になって行く所が個人的には面白おかしいかったですね。
婚約中で理想の人生をこれから・・・と思ってたはずが、一人のプレイボーイとの出会いから様々な葛藤が心の中で生まれる。
「果たしてこのまま婚約者との結婚の人生が理想の人生なのか?」
今まで思いもしなかった事が、フアン・アントニオとの出会いから考えるようになる。
とにかく四人の主人公たちが結局勝手な都合で(?)絡みあうドラマだけど当然ながらドロドロした愛憎劇でもないし、カラッとしたラブコメでもない・・・どことなく皮肉めいた人間ドラマ・・・というより人間喜劇?
当事者たちにすれば深刻な問題だが、第三者である外野からすればこれほど面白いものはない。
そんな他人事感覚で客席から見てしまう我々観客は、ご近所のゴタゴタを遠巻きに見てる奥さんやご主人みたいなもんかな?

ヴィッキー、クリスティーナ、フアン・アントニオの三角関係に突然割って入ってくるマリア・エレナの登場で四角関係となっていくあたりから、この映画は見ていて呆れるぐらい人間の様々な一面を面白く見せてれます。
でも、そんな一面は誰しも持ち合わせていると思うと、我を見て更に笑ってしまうかも?
特筆はやはりペネロペ・クルスのオスカー級の切れまくりの芝居ですね。
早口でまくし立てるセリフ回しなど結構切れた芝居が多いこの映画は、いつものお色気はスカーレット・ヨハンソンに譲った感じかな?
★★★ 2009.7.4(土) アポロシネマ8 スクリーン4 21:00 I-17