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MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.091 「サブウェイ123 激突」(2009年 105分 シネスコ)

2009-09-20 22:01:30 | 2009年劇場鑑賞
監督 トニー・スコット
出演 デンゼル・ワシントン
   ジョン・トラヴォルタ
   ジョン・タートゥーロ



この日の2本目の作品が先程とうって変わって洋画の話題作品です。
癒し系の淡々とした「プール」と違って動きのある「サブウェイ123 激突」という作品です。
監督がトニースコットとくれば、これはもう期待してしまいますね~
「プール」鑑賞した後、隣の温泉でしばし休養して、今度こそ時間に遅れず再びMOVIX堺に帰ってきました。

(あらすじ)

午後2時、ニューヨーク地下鉄運行司令部で働くガーバー(デンゼル・ワシントン)は、ペラム発1時23分の電車が緊急停止したことに気付く。
しかも、その電車はなぜか1両だけほかの車両と切り離されて停止していた。
胸騒ぎを覚えたガーバーが無線連絡すると、ライダー(ジョン・トラヴォルタ)と名乗る男が人質19名の命と引き換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求してくる。



70年代の名作「サブウェイ・パニック」のリメイクだそうですが、実際はまったく似ても似つかない映画になってます。
当然ながら、あの粋なラストシーンもどういう風にアレンジされてるのか?というところも気になるところなのですが、開巻早々そんな思いや期待は吹っ飛びました。
これはまったく違うトニー・スコットの「サブウェイ・パニック」です。

緊迫した時間経過を時折画面にスタイリッシュな手法で見せたりするし、素早いカットなどで画面にテンポを付けて、スクリーンに見るものを引きこんでいきます。
相変わらずこういう作りはこの監督ホントにうまいですね。
さっきのまったりした「プール」と比べたら全然こちらが映画としては好みですね。

そして主役2人の息詰まる攻防戦も見どころ・・・というよりこの2人のやり取りがこの映画の全てと言っていいでしょう。
地下鉄職員と地下鉄乗っ取り犯との無線を通じての交渉が中心となってるだけに、一歩違えれば動きの無い映画になってしまうんだが、そこは先ほど書いたようにスタイリッシュな映像でメリハリの付いた画面になって緊迫感が持続していきます。



ただ後半は強引?な感じがしないでもない。
身代金を運ぶパトカーが、カースタントばりの大アクションを見せてくれるけど・・・どう見ても無茶やね~映画的過ぎます。
でもそれぐらいして貰わないとトニー・スコットの名が泣くか・・・(笑)
どういう落とし所を見せてくれるか?と思ったけどやっぱりデンゼルが大活躍してしまうやね~オリジナルの捻りのイメージで見るとお座なりの結末だけど、トニー・スコットらしい娯楽作に仕上がっておりました。



☆☆☆☆ 2009.9.17(木) MOVIX堺 シアター7 21:20 H-16