MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.093 「BALLAD 名もなき恋のうた」 (2009年 132分 シネスコ)

2009-09-25 23:38:39 | 2009年劇場鑑賞
監督 山崎貴
出演 草なぎ剛
   新垣結衣
   大沢たかお



「クレヨンしんちゃん」の劇場版シリーズはなかなか評判がよろしい・・・ていう記事を読んだのは何年前かは忘れましたが、その記事がきっかけでツタヤさんで「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」を借りてきました。
大の大人が泣けるという噂の作品だが、泣くとこまでは行かないにしても少しグッとくる映画だった・・・
そしてそれ以上の泣ける作品と言われたのが「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」という作品。
その実写版が本作なので、予習としてアニメ版のオリジナルである「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を見ての鑑賞である。

(あらすじ)

時は1574年の戦国時代、春日という小国で“鬼の井尻”と恐れられ無敵を誇る侍・井尻又兵衛(草なぎ剛)は、春日の国の姫君・廉姫(新垣結衣)を命懸けで守り続けていた。
ある日の戦中、無敵の又兵衛に一瞬のスキが生まれてしまい、足軽の鉄砲が又兵衛に狙いを定めたその瞬間、川上真一(武井証)という少年が突然現われる。



泣けるという意味ではまだ「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」がよかったかな~
アニメ版もなかなか面白かったんだが、それはやはりしんちゃんのおバカぶりに笑わされることが大きいんだが、この実写版のしんちゃんはいたって真面目。
だからオリジナルのドラマ部分だけ映画化されたような感じで、そういう意味ではアニメとは別物と考えてもいいでしょう。

ストーリーはオリジナルのアニメのほぼ忠実に作られている分、実写だとどことなく違和感を感じてしまう。
特に草なぎ剛はこういう役は似合わないね~
彼だけでなく相手役でヒロインであるガッキーこと新垣結衣もイマイチだめね。
ドラマの核となるこの2人の芝居から感情的なものが伝わってこないのは悲恋のドラマとしては致命的。
正直、ストーリー以上に役者の人選で失敗しておりますね。
破天荒なストーリーなんだが、悲恋のドラマに比重を置いてるので、やはり役者の芝居が決め手ではないでしょうか・・・



その中で悪役の大沢たかおは頑張ってたと思いますがね~
ちょんまげを切られたら、現代風の髪型になったのは個人的に笑ったが・・・
後、途中まで気づかなかったけど、斉藤由貴が出ております・・・もうホントおばはん!



☆☆☆ 2009.9.24(木) 布施ラインシネマ10 南館 シネマ8 16:45