監督 クエンティン・タランティーノ
出演 ブラッド・ピット
メラニー・ロラン
ダイアン・クルーガー
公開から2週間ほど経ってしまったが、いよいよこの秋の期待作を鑑賞です。
なんばパークスシネマはロビーこそ人出が多いように見えるけど、いざ館内に入ると平日の夕方ってこともあるのかしてガラガラです。
このタランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」数えれる程度・・・
(あらすじ)
1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナ(メラニー・ロラン)はランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の追跡を逃れる。
一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉(ブラッド・ピット)率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。
やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す。
この映画は公開初日から4日間は面白くなかったら全額返金してくれるという画期的なシステムを導入していました。
ま、宣伝効果も狙ったんでしょうが、この作品を見終わった感想は凄く面白かった・・・でも返金してくれと思った人も少なく無いのでは?と言う感じかな~
タランティーノ作品は毎回の事だが好き嫌いが分かれると思います。
この作品も好みがわかれそう・・・
ブラピ率いる個性的なならず者集団“バスターズ”が悪事を働くナチを相手に胸のすくような活躍を・・・と期待するとチョイ期待ハズレかもね?
まず派手な戦闘シーンなんてほとんど皆無で、あるのはバスターズたちがナチの兵士の頭の皮を剥いだり、バットでボコボコに撲殺!(それをやるのが拷問ホラー「ホステル」の監督!)さらにはナチの股間に弾丸を撃ち込みまくる・・・と言ったバイオレンス描写ばかり。
「キルビル」で派手な人体損壊のオンパレードを見せてくれたタランティーノの本領発揮ゆえの賛否両論かも?
冒頭に流れるジョン・ウェイン主演の名作「アラモ」のテーマ曲から始まり、やがてフランスの田舎風景が映し出され、ナチスのジープがある家にやってくる・・・この辺の描写はタランティーノが好きなマカロニウェスタン調です。
このシーンで「エリーゼの為に」をモチーフにした音楽が流れるが、どこかで聞いたな~と思えば最近ケーブルテレビで見たリー・バン・クリーフ主演の「復讐のガンマン」の曲だった・・・以後マカロニウェスタンのサントラの曲が頻繁に流れるが、正直場面にあってないのもあるが、そこはタランティーノの強引なまでのこだわりを感じます。
ナチスに家族を殺された娘の復讐劇とバスターズたちのナチス大量虐殺とも言うべき極秘作戦が同時進行で描かれるが、不思議とクロスオーバーすることなく別々の人物たちがナチスという共通の標的に向かってクライマックスへ向かっていく2つのストーリーの映画と言った趣向。
特にバスターズ側はアクションよりも会話のシーンも多く、特に地下の居酒屋でナチスに変装したバスターズとナチスの兵士&将校とのやりとりは結構時間が割かれていてこのシーンを楽しめるか、または退屈と取るかはタランティーノ映画を楽しめるかどうかの踏み絵のようなシーンです。
また意外とスカッと爽快!って感じは感じなかったな~でも面白かったよ。
またランダ大佐を演じるクリストフ・ヴァルツの悪党ぶりは特筆もの!
彼の起用だけでもこの映画は成功してようなものですね。
☆☆☆☆ 2009.12.10(木) なんばパークスシネマ シアター1 16:55 B-6
出演 ブラッド・ピット
メラニー・ロラン
ダイアン・クルーガー
公開から2週間ほど経ってしまったが、いよいよこの秋の期待作を鑑賞です。
なんばパークスシネマはロビーこそ人出が多いように見えるけど、いざ館内に入ると平日の夕方ってこともあるのかしてガラガラです。
このタランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」数えれる程度・・・
(あらすじ)
1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナ(メラニー・ロラン)はランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の追跡を逃れる。
一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉(ブラッド・ピット)率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。
やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す。
この映画は公開初日から4日間は面白くなかったら全額返金してくれるという画期的なシステムを導入していました。
ま、宣伝効果も狙ったんでしょうが、この作品を見終わった感想は凄く面白かった・・・でも返金してくれと思った人も少なく無いのでは?と言う感じかな~
タランティーノ作品は毎回の事だが好き嫌いが分かれると思います。
この作品も好みがわかれそう・・・
ブラピ率いる個性的なならず者集団“バスターズ”が悪事を働くナチを相手に胸のすくような活躍を・・・と期待するとチョイ期待ハズレかもね?
まず派手な戦闘シーンなんてほとんど皆無で、あるのはバスターズたちがナチの兵士の頭の皮を剥いだり、バットでボコボコに撲殺!(それをやるのが拷問ホラー「ホステル」の監督!)さらにはナチの股間に弾丸を撃ち込みまくる・・・と言ったバイオレンス描写ばかり。
「キルビル」で派手な人体損壊のオンパレードを見せてくれたタランティーノの本領発揮ゆえの賛否両論かも?
冒頭に流れるジョン・ウェイン主演の名作「アラモ」のテーマ曲から始まり、やがてフランスの田舎風景が映し出され、ナチスのジープがある家にやってくる・・・この辺の描写はタランティーノが好きなマカロニウェスタン調です。
このシーンで「エリーゼの為に」をモチーフにした音楽が流れるが、どこかで聞いたな~と思えば最近ケーブルテレビで見たリー・バン・クリーフ主演の「復讐のガンマン」の曲だった・・・以後マカロニウェスタンのサントラの曲が頻繁に流れるが、正直場面にあってないのもあるが、そこはタランティーノの強引なまでのこだわりを感じます。
ナチスに家族を殺された娘の復讐劇とバスターズたちのナチス大量虐殺とも言うべき極秘作戦が同時進行で描かれるが、不思議とクロスオーバーすることなく別々の人物たちがナチスという共通の標的に向かってクライマックスへ向かっていく2つのストーリーの映画と言った趣向。
特にバスターズ側はアクションよりも会話のシーンも多く、特に地下の居酒屋でナチスに変装したバスターズとナチスの兵士&将校とのやりとりは結構時間が割かれていてこのシーンを楽しめるか、または退屈と取るかはタランティーノ映画を楽しめるかどうかの踏み絵のようなシーンです。
また意外とスカッと爽快!って感じは感じなかったな~でも面白かったよ。
またランダ大佐を演じるクリストフ・ヴァルツの悪党ぶりは特筆もの!
彼の起用だけでもこの映画は成功してようなものですね。
☆☆☆☆ 2009.12.10(木) なんばパークスシネマ シアター1 16:55 B-6