MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.024 「戦火の馬」 (2011年 146分 シネスコ)

2012-04-03 00:47:05 | 2012年劇場鑑賞
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 ジェレミー・アーヴァイン
   エミリー・ワトソン
   デヴィッド・シューリス



またまたアポロシネマ8のレイトショーに来ました
公開されて日にちがたちますが、そのせいかお客さんも少ないです
平日のレイトショーってまぁこんなもんではありますがね


(あらすじ)

農村に住む少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の愛馬であるジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られてしまう。
敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。
一方そのころ、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず、ジョーイと会いたいがため激戦下のフランスへ旅立つ



かねてから評判の作品「戦火の馬」を見てきました
昔ビデオで見た作品でタイトルは忘れましたが (「風と共に去りぬ1ドル紙幣」見たいなタイトルだったか)あれは一枚の紙幣がいろんな人から人へ渡って行く紙幣の運命を描いた作品で、ズボンのポケットに皺くちゃにされたり、犯罪の紙幣になったり、果てはストリッパーの姉ちゃんのパンティーに挟まれる・・・
なかなか着想が面白いとおもったが 下世話にもこの作品を見てその映画を思いだした(笑)

一頭の馬が誕生から飼い主となる少年の手から軍の馬となり戦乱の中生き抜いていく馬のドラマ
思えば紙幣同様に人から人へ渡る事は何事でもあるでしょうし、そこに様々なドラマが存在するのも事実
そこに人間のドラマと馬のドラマをそれぞれ見せてくれて、ラストの奇跡の感動へと導いてくれる
でもこの馬に関わった人は皆さん良い人でしたな~少しくらい馬に対して酷い悪い奴が居てもよさそうだったが



凄いのはこの馬が演技をしてるところ!
本物の馬か?またはCGかアニマルト二クスかわからないけど、その仕草や表情(!)が見事な名演!
くたびれて倒れこんだ馬に変わってジョーイが労働を買って出るシーンのドラマチックなとこなどはまさに良い芝居してるなって
感じ!初めて馬の表情や眼力を見たぞ!



★★★ 2012.3.30(金) アポロシネマ8 スクリーン5 20:35 H-6