先月に続いてビルボードライブに来ました
90年代前半にブラックミュージックブームが到来したときに当時のクラブやディスコまたはFMなどでかかりまくったSoul II Soulのライブがここで行われます
会場はさすがに前回のキャリンホワイトの時同様に30代~40代の客層が中心でした
暗転の中コーラスが3人 バイオリン奏者の女性2人、そしてキーボードとギターが各一人というなかなかの大所帯のバックメンバーです
そこにジャージーBが登場!DJブースのような所からパソコンを操りながらオーディエンスを煽る!
もう下のフロアは総立ち!その中キャロン・ウィラーが登場です
ポッチャリした巨乳おばさん見たいになっちゃったけど、その歌声は昔12インチシングルで聞いてた時代と遜色なし!
♪Keep On Movin'という代表曲からスタートしたのは意外だった
緩やかなノリと迫力ある重低音はかつてグランドビートとか言われて時代を思い起こさせる
2曲目は知らない曲だがその後の♪Get A Lifeは大きな歓声とともに迎えられた
ジャージーBのリズミカルなラップからキャロン・ウィラーのボーカルが絶妙なコンビネーションを生み出す名曲ですね
この後、4曲ほど歌った後、なんとキャロン・ウィラーが舞台から引っ込み別の女性ボーカルと交代!
あれれ・・・?全部彼女が歌う訳ではないんですね
この人シャーロット・ケリーという人ですが結構歌ってますね~
今のボーカリストなのかな~?最近は知らないのでよく判らない
しかもその後はキーボードの男性まで歌いだす
私のイメージではSoul II Soulのボーカルはキャロン・ウィラーというイメージなので何か残念!
60分過ぎたあたりから、ジャージーBがそろそろ終わりにしょうかい?的な言葉があり、当然場内はノー!ノ―!とブーイング
後1曲?2曲?という感じでオーディエンスを煽る!
ここで再びキャロン・ウィラーがコールされて登場!
もちろん♪Back To Life!
休養充分(?)のキャロン・ウィラーが伸びのあるボーカルと軽やかな動きで踊りだす
まさにこれぞ Soul II Soul という感じで、オープニングの♪Keep On Movin'と並んでの代表曲ですね
当然フロアの中高年は総立ちの大熱狂!座ったままカウンターで緩やかに身体を揺らすカジュアルエリアの大人たち・・・
とても良い雰囲気のクライマックスですね
最後はグルーヴ感一杯の♪Jazzie's Grooveの中メンバー紹介
総勢10名がステージ一杯に一列になり両手を挙げてオーディエンスの歓声に応えます
大人のダンスミュージックと言う感じのショーでしたが、彼らの日本での全盛期はユーロビートからブラックミュージックにディスコの曲の人気が移行していった89年から90年前半頃・・・20代半ばの私はそのスローな曲調にやや最初は戸惑いあって食わず嫌いで、敬遠気味だったけど今、この中高年の年代になってじっくりライブで聴くと実に味のあるダンスミュージックであると改めて実感したライブでした
でも・・・個人的にはキャロン・ウィラーでボーカルを通してほしかったし、まだまだやってほしい曲が1st、2stのアルバムからあったと思うが・・・(例えば♪A Dream's A Dreamとか)
NEXT SHOW 小泉今日子(大阪 8.4 ビルボードライブ大阪)
★★★ 2012.7.18(水) ビルボードライブ大阪 21:30 カジュアルエリア D2-13