監督 佐藤信介
出演 大泉洋
有村架純
長澤まさみ
コミックの映画化らしいが、このコミックは私は知りませんでした
人気俳優が主演のメジャー作品だけにゾンビ映画…と言ってもさほど期待しなかたが、これが中々気合いの入った映画だと言う評判を聞いての鑑賞です
ヘタレな主人公を大泉洋が彼らしく演じています
ところどころにポソッと笑わすような事を言うのは残虐ホラーの中に和ませる効果とかあるんでしょうけどね
でも目が左右に歪んでおぞましく変形するゾキュンたちの気持ち悪さは日本と言うよりアジア人の顔だちならではの気色悪さを感じる
ゾンビに溢れかえった日常から逃げ延びて、ショッピングモールに辿りつくのは
ロメロ監督の「ゾンビ」を意識してますね
何処かに立て篭るのはゾンビ映画の押さえて置くべきツボですからね
ショッピングモールに立て篭もるグループと合流してからは「ウォーキングデッド」のような感じにストーリーは展開してく
ゾンビ映画ファンとしてはそんな設定に好感を持てました
ヘタレからヒーローに覚醒した大泉洋が大暴れするのはクライマックス
散弾銃によるカウンター殺法はまさに「ブレインデッド」ばりの死体の山を築き上げるのであります
たしかに出てる役者のメンツの割には気合いの入ったゾンビ映画でした
★★★★ 2016.5.19(金) アポロシネマ スクリーン7 20:35 H-3