
スティーブン・スピルバーグ監督が「ジョーズ」の次に撮ったのがこの作品
人類と宇宙人との接触を意味する第三種接近遭遇を描いたSF映画
これも中学生のときに近鉄百貨店あべの店の敷地(現 あべのハルカス)にあった近映大劇場で見ましたね
この劇場は東映の邦画系の劇場だっただけに洋画の大作が公開されたのが当時は意外に感じた記憶がありますね
私が一番この映画に印象が強いのはラストの巨大マザーシップよりも前半に出てくる
UFOとパトカーのチェイスのシーンで親子の前に突如現れたUFO!
それまでの映画のUFOのイメージは糸で吊るされたハリボテの安っぽい奴をイメージしてましたが、この作品ではまばゆい光に立体的で自然な浮遊感で飛ぶUFOに度肝を抜かれました
また改めて見たらさすがスピルバーグらしい演出が際立ちますね
幼児をUFOが連れ去るシーンはちょっと怖い映画見たいにスリリングに描かれるし、主人公たちがヘリコプターから脱出しデビルズピークまで逃れる展開はまさに後々のスピルバーグ映画を彷彿させるようなサスペンスで見せてくれます
私はファンタジー映画のイメージだったが、改めて見たらファンタジーと呼ぶには展開が結構シリアスにサスペンス仕立てで昨今のイメージのファンタジー映画と比べると家族向けにしてはシンドイかもね
音と光で人類と異星人がコミニケートするクライマックスは視覚効果の見事さに目を奪われる
主人公にスピルバーグ自身を被せてるような感じで、スピルバーグが宇宙に想いを馳せてる気持ちが伝わってくる気がする作品