監督 瀬々敬久
出演 佐藤浩市
三浦友和
永瀬正敏
原作を読んでの鑑賞
壮大な長編の原作を前後編に分けて公開されるパターンだが、原作を読んだものとしては所々端折られ駆け足見たいになるのは仕方ないとこだが、大体原作のイメージを損なわれること無く描かれていてよかったです
配役も原作のイメージ通りでよかったですね
登場人物が多いドラマなんだが上手に整理されていたとおもいます
昭和64年に目を付けたのが面白いですね
今思えば劇的な瞬間でしたね
そんな時代に起きた誘拐殺人事件が天皇崩御、新年号と歴史的な動きがら合わさり誘拐殺人事件そのものが隠れてしまい、迷宮入り寸前になってしまうと言うのは成る程な設定です
しかしこの映画はまず誘拐殺人事件を横に置いといて警察とマスコミのは対立を描きます
誘拐殺人事件と関係ないように見えるが、それがなかなか上手く関わってたりします
被害者だけでなく事件に関わった警察関係者一人一人にそれぞれの苦悩や苦しみがある
様々な現実の事件にもそれぞれの人たちに色んな苦しみがあるんでしょうね
そんな事を感じさせる作品
サスペンスやミステリーと言うより人間ドラマと言う雰囲気を感じさせてくれます
前編の切り方もなかなか良いとこで終わり期待感を煽ってくれます
後編にも期待!
★★★★ 2016.6.11(土) アポロシネマ スクリーン4 21:00 G-13