MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.076 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 (2007年 英/米 138分 シネスコ)

2007-08-17 01:24:37 | 2007年劇場鑑賞
監督 デヴィッド・イェーツ
出演 ダニエル・ラドクリフ
    ルパート・グリント
    エマ・ワトソン



ハリポタシリーズも気付けば5作目ですね。
なんだかんだと言いながら全部映画は見てますよ~
いつもやけに上映時間が長いのが気になってたんですが、今回は138分とまだ良心的な時間ですね。

で、今回見に行くのがなんばパークスシネマという今年の春にオープンしたシネコンで、かつて南海ホークスのホームグランドだった大阪球場の後に立てられた商業ビルの一角にあるんですね。
実はここのシネコンまだ一度も見に行ったことが無いんですね~
そして今回が初めてのパークスシネマでの鑑賞となります。

夏休みということもあって家族連れが多いですね。
やや薄暗いロビーから外を出ると南海ホークスの記念ミュージアムがあって暫し貴重な資料やユニホームやトロフィーなどを見て時間をつぶしておりました(何故か、野村克也(現楽天監督)の名前や写真は一切無いんですよね・・・)

さていよいよ上映が始まるので中へ入りました。
中々さすが見やすいですね~ 前から4列目ですがそんなに前に感じないです。
昔の劇場なら首が疲れて仕方ないとこですがね・・・

(あらすじ)

ホグワーツ魔法魔術学校の5年生になったハリー(ダニエル・ラドクリフ)は、最近、ヴォルデモート卿のうわさを聞かないことに気付く。
そんな折、魔法省は学校にお目付役として新しく防衛術を教える教師を送り込む。その授業を不満に思ったハリーは親友のハーマイオニー(エマ・ワトソン)らと“ダンブルドア軍団”を結成する。

原作は全然読んだことないので、ハリポタの世界は映画でしか知らないので実際はどうなんでしょうか?
ま、出来るだけ忠実に映画化されてるとは思いますが、原作ファンにとっては物足りないのかな?
不死鳥の騎士団というからそんな敵が出てくるのかと思ってらハリーが結成するんですね・・・知らなかった。

内容はだんだん複雑になってきて子供さんたちには理解し難いんでは無いかと思います。
子供向けのファンタジ-という感じが薄れてきて、まぁ我々大人でも楽しめるような内容な雰囲気ですけどね。

それと主要キャストの3人がどんどん大人になっていくのも仕方がないとは思いますが、見てて辛いなぁ
かと言って今更俳優を変える方が無理があるしね・・・後2作一刻も早く撮影して完結させないとね・・・でないと彼らも他の映画には出にくいでしょうね。



☆☆☆ 2007.8.10(金) なんばパークスシネマ シアター5 17:00 D-13

「SUMMER SONIC 07」 (1日目)

2007-08-16 07:56:11 | ライヴ&イベント
今年は映画と平行してライブもバンバン行くぞ・・・と決めてたけど現時点では2月のスティービー・ワンダーと4月のローディの2回だけ・・・アカンねえ~
でも見たいライブがあまり無かった事もあるけど、見たいライブがあったと思ったらその時に限って仕事の都合で行けない日だったり(「ラスト・オータム・ドリームス」「ナイトレンジャー」「ガンズアンドローゼス」など)と言う不運もあり今年は不調ですね。

でもその不調を吹き飛ばすイベントをやっと見れることになりました。
それが「サマーソニックゼロセブン」!
東京と大阪の同時開催という都市型の音楽イベントとしてはもうすっかり定着していますが、何と今回が私は初参戦なんですね。
一度はいつか見てやろうと思ってましたが、今回ついに満を持してのイベント参戦です。

発表当初は特別コレ!ていうアーティストは居なかったけど、2日間に渡って行われるんなら「お祭りとして両日行ったれ!」と決めて初参戦にして2日間通し券を買っての殴りこみ!

そして迎えた当日ですが、前々から心配していた天気も週間予報を見る限りは揺るぎない天候だったけど、まさに当日は予報通り朝から暑くて恐ろしいまでの快晴!
朝8時過ぎに出発し舞洲に到着したのが9時過ぎ・・・橋を渡って舞洲に入るや「SUMMER SONIC 07」の大看板が目に飛込んで来ました!

駐車場の場所を案内する看板もわかりやすくて 迷わず駐車場に辿り着きましたが、11時スタートとはいえ早くも人が沢山歩いてますね。
私は前売りで買ったP3の駐車券を係員に見せ、中の駐車エリアに入り、駐車係の数人による手際のよい誘導で奥のスペースに停めていよいよ初のサマソニの始まりです。

まずチケットをリストバンドに交換してもらうのに交換所へ行きます。
広い四面運動場が交換場所で、広いグランドの端から入って反対側の端が交換場所になっている・・・結構歩かされたね。
まぁ今は時間早いから人少ないけど、ピークになったら相当長い行列が出来るんやろね。
そしてチケットと金色のリストバンド(1日券は青色)を交換したけど、このリストバンドは思ってたよりチト頼りなくないかい?
何か知らない間に取れてそうな印象で、無くすと再発行してもらえないので気を使うな~それとこれをずっと付けてたらバンドの後が日焼けで残るがな~サマソニ焼けやがな
でも良かったのが首からぶら下げるカバーに入った折りたたみ式のマップとタイムスケジュール表。
これは便利ですね~保存版で記念に残しておきましょう

開演までまだまだ時間あるんでライブ鑑賞恒例のグッズを漁りにOASISエリアへ
入り口でリストバンド見せて入場したけど、早くも人が多いね~
ここはグッズ売り場と各協賛会社のブースや飲食店など出店されてる言わば休憩エリアなんですね。
そこには吉本のお笑いのステージがあったりして休憩がてら楽しめたりします。
また大きなタンクの前に大きな扇風機が6台あってそこから霧のように水が風とともに送られてる・・・これは気持ち良さそうな。

で、その付近が異常に人が多い・・・と思ったらなんとグッズを求める行列!
並ぼうと思ったら、どうやらここが最後尾では無さそう・・・とキョロキョロしてると見付けました少し向こうに最後尾のプラガード!
「おいおい!あんなところまで並んでんのかいな?」
エリア内をまるで蛇のようにトグロを巻いている人の行列・・・尋常ではないでコレャ~

取りあえず並んで見たものの、これがまた中々前に進まない!
こんなに時間がかかるとは思わなかったので買い込んでクーラーボックスに詰め込んできた飲料水も車に置いてきたしタオルもなし・・・もうだんだんと暑さで参ってきました。
気がつけば先ほどの大きな扇風機のところで、霧のような冷水が風と共に・・・皆一様に「おおお~気持ちいい~」ってまだこんな所かいな!まだまだ売り場は先やで・・・

並ぶこと約70分すぎ・・・見えてきました売り場が!
まだ先ではあるけど売り場の入り口が見えたら何となく安心してきました。
結局並び出してから売り場のゲートくぐるのに90分もかかってしまった(思わぬところで体力を使った)
行列に対して意外と中の売り場は空いていて、すぐに商品が買えるような状況です。
まずお目当てのTシャツを買うんだけど、シャツの図柄によって売り場が細かく分散されていて売り場に人が集中しないようになっています。
なるほどね~敷地が広いから出来る事でしょうけど、いい方法ですね。

さて目当ての黒いシャツの売ってる売り場を覗くと何と無情のSOUL DOUT・・・あ~あ、やはりなぁ~ と言う訳で第2候補のグリーンのシャツを購入して次はスポーツタオルの売り場へ!
ここはTシャツ意外のグッズを販売していて少し混雑してますが、並んでる途中でどうやらこれも完売してるのが判明!
¥500-の粗品タオル(白い普通のタオルの端しにサマソニの名前が入ってるだけ)を代わりに購入、せっかくだからパンフレット¥2000-も買っとこう!
その横のアーティストグッズのコーナーへ移動して次なるお目当てのモーターヘッドのTシャツを求めて売り場を眺めてると、さすが色んなアーティストのシャツが並んでますね。

ここではあっさりモーターヘッドのTシャツを買えてやっと目的の物が手に入った!
グッズ売り場を出たところにHMVのブースがありここでは出演アーティストのCDが大量に売っていて買った人はHMV特製のサマソニタオルが貰えるようですね。

まだライブ見てないのに頭が痛くなってきた・・・少し気分も悪いな~2時間もここにいたからな・・・何とかOASISから脱出し車まで一旦退却。
まずは水分補給をして臨戦態勢を取らねば!
一気に2本のペットボトルの水を空けて体力回復させ、そしてモーターヘッドTシャツに着替えて体制完了!(当然片手にはペットボトルの水!)
直接頭に日差しを長時間浴びると行けないのを身を持って体験したので粗品タオルを頭にかぶりサングラスで固定!
まるでアラビアの怪人ザ・シークのようなスタイルでいよいよ出陣です!

このサマソニ舞洲会場は6つのステージがあり、メインステージとなるOCEAN STAGE その前後にある小さなPARK STAGEとBREEZE STAGE、そして屋内テニスコート内に作られたDANCE STAGE、唯一の屋内である舞洲アリーナのSONIC STAGE、海寄りにあるSKY STAGEで構成されています。

そしてまず本日最初に見るのはイギリスで話題の新人バンド エンター・シカリです。
これはSKY STAGEなので少し小高い丘を登って行くんですが、そこからメインのOCEAN STAGEが良く見えるんですね。
調度そこではレミオロメンが始まった所で「粉雪」が聞こえてきた。

さぁ着きましたSKY STAGEへ!広いな~ここは~
ほぼ定刻12:50に出てきましたエンターシカリの皆さん!
オープニングはアルバムの1曲目でもある「Enter Shikari」からスタート!
メタルとテクノが融合した独特のサウンドがSKY STAGE一杯に響き渡ります。
場内を水しぶきが飛び!ペットボトルが飛び交います!ボーカルのラフトンがマイク片手にデスメタル調の歌声で右へ左へとステージ狭しと走りまくります。
さらにはステージ下に下りて柵で仕切られた下の通路へ突撃!客席から伸ばされた手で揉みくちゃなってます。
PVで見たように動きのあるライブパフォーマンスですね。
しかも歌いながらコマめに機会の音を調整していく器用ぶり!
結構ノリノリで盛り上がってます!ふと、気付くと何処からかスモーク?いや砂ぼこリが舞い上がってきてステージの前を包みます。
「何やこれは?」と野外ライブ初の私は疑問を持ってましたが、前方を見ると人間が宙を舞ってます・・・まるでおみこしのように前へ前へと運ばれて行ってる・・・「これが噂に聞くあれか?」
40分の出番でしたが彼らの持ち味が出たライブだと思いましたね。

さて一度DANCE STAGEを覗いて見ようと屋内テニスコートに向かいました。
こちらでは打ち込み系のバンドGOOSEの演奏があるんですが、中から歓声と音が聞こえてきます。
「あれ?予定時間より早く始まってる?」(おいおい、天六シネ5ビル見たいな事すんなよ!)
ま、私が時間間違ったのかどうか定かではないが、まぁいいか・・

外に居ても判るぐらいノリのいいテクノサウンドが聞こえてきましたね~リストバンドを見せて中に入ると何と驚き!!!ここだけが異質の空間です。
皆一様に踊ってます・・・男も女も外人も・・・さすがDANCE STAGEです!「DANCE STAGEだからって無理に踊らんでもいいん違うん?」と思ってしまうぐらい踊ってます~
曲のパートに寄っては手拍子したりするけどまたパートが変わると一斉にダンスが始まる・・・ここ楽しいなぁ~ まさにレイヴパーティに来たような感覚です・・・DANCE STAGE最高~!

オーディエンスの中にはまるでダンスのインストラクターのような格好した気合の入ったお姉さんも居て、多分この方はずっと此処に居座るつもりやろな・・・
私もついつい若い頃にDISCO通いしてた頃を思いだして踊ってしまったよ・・・DANCE STAGE最高~!

そしたら突然に前で踊ってた女の子がTシャツを脱ぎ出した(あれま!)柄の付いた派手なブラジャー姿(ビキニの水着!?)で一心不乱に女体をくねらせながら白い柔肌を紅潮させて私の目の前で踊りだした・・・DANCE STAGE最高~!
いや~DANCE STAGEは面白かったな~明日も来よっ~と!

この後はいよいよ2日間の中でも私の中では大きな目玉であるモータ―ヘッドとアヴェンジド・セブンフォールドのメタルバンドです。
しかしまだ時間あるので車に戻ってしばしの休憩です。
出来るだけこの2バンドは前の方で見たいので体力を温存せねば・・・ただあまり前に行くと危険な目に遭いそうだからほどほどにしとかにゃね

ところでいろいろな所にメールを打つんだけどほとんど送信不能状態ですね。
多分みんなメールしてるからこうなるんやろね~ 凄いなサマソニ・・・
OASIS内のフードエリアをブラつくけどあまり欲しいもんないな~ タワレコのブースありますがタオルを抽選で配ってるだけでCD販売はなし HMVが独占で売ってるようです。

でもこのOASIエリアもウロウロしてるたけで何となく楽しいんですね~ 短パンにヘソ出しルックの可愛いキャンペーンガールが植木に水を巻くようなホースを持って立ってます。
道行く人に水をかけてあげるサービスのようですね~いゃ~細かいサービスですな。
さすが夏フェスらしい雰囲気ですね。
「水かけてよ」「は~い、いいですよ~」と足に水をお姉さんにかけて貰いご満悦のキングです(二回もかけて貰ったなぁ)。
途中吉本の芸人の小さいステージあり、誰か漫才してましたが誰も見てません・・・可哀想

さていよいよ時間も夕方 SKY STAGEで二組のメタル系バンド、モータ―ヘッドとアヴェンジド・セブンフォールドの連続ライブです。
アマゾンで買ったアヴェンジド・セブンフォールドのシャツを袋に忍ばせてペットボトルを二本持ち、勿論シャツは買ったばかりのモータ―ヘッドのシャツ・・・いざSKY STAGEへ!(今日はここ多いな~微妙に遠いねんけど)

さて夕暮れのSKY STAGEに到着したけど暑いながらも海べりなので風があって少しマシですね。
今ステージはスイサイダル・テンデンシーズが演奏中で、観客3人ほどステージに上げてましたね。

そして彼らのステージが終わり約30分のセットチェンジです。
前列から10人目ぐらいの中央の場所を確保した私はモーターヘッドの出番を待ちわびてます。
ステージ前のスタッフがホースで客席に向かって水を撒いていまして、みんなホースに撒かれる水に群がってるけど、これがまた微妙に温くてあまり効果なし・・・でも無いよりマシかな?
「現在の気温は・・・」とSKY STAGEのMCが熱中症に気をつけましょうとさかんに呼びかけてたのが印象的ですね(ここの後ろに救護室もあるみたい)

さてステージを見るといつの間にかドラムの前にスピーカーが並べられています。
これが一つや二つでなくドラムのセット挟んで2段重ねで6基ほどあるのかな~
まるで要塞のような感じ・・・凄いです!期待しましょう!

そしてほぼ定刻に近い16:15にいよいよ結成30年のベテラン、モーターヘッドの登場です。
メンバーが出てくるやいなや、あちらこちらから「レミー!」の掛け声、知ってる人は皆このメンバーチェンジを繰り返しながら30年間バンドを引っ張ってきたレミー・キルミスターをリスペクトしてるんやね。

大歓声の中「ウィアー、モータ~ヘ~ッド!」というダミ声と同時に大歓声!その瞬間に怒涛のように人が後ろから押し寄せて来た!押されすぎてステージが見えなくなりこのままではヤバイ!と感じた私は絶妙なタイミングで横にスライドしながら斜め後方へ避難した・・・やはり前は危険地帯だったか!

そして始まったライブは♪Stay Cleanからスタート!ぶっちぎりナンバーからのスタートに場内は大盛り上がりで私の横では若い兄ちゃんたちが押し合いへし合い蹴り合いの大乱痴気騒ぎ・・・そうこれがモッシュと呼ばれるものなのか!
危険行為で禁止になってるとはいえそんなんお構いなしで皆は音楽そっちのけで大暴れ!さらに先程も後方から見てたように誰となく御みこしされて前へと運ばれていく・・・それをステージ前の屈強なスタッフが抱き留めてステージ下の端から客席へ強制送還する・・・しかしそれでも続くモッシュ&ダイブ・・・まさにイタチごっこです。

でも何でもかんでも暴れてるのかと言うと決してそうではなく、曲のパートに寄っては大人しく聴いてたりする油断のならん連中・・・
で、私は横で繰り広げられるバトルロイヤルを気にしつつもステージ上のパフォーマンスに何度も拳を突き上げで私なりにノリノリです。
レミーのだみ声は渋すぎます!もう還暦は過ぎてるらしいけど万年不良オヤジぶりを見せ付けてくれます。
勿論、バラードなんて1曲も無くスピーカーから流れる爆音と共に疾走感溢れるナンバーで突っ走ります。
目前で騒ぐ若造たちには目もくれず堂々たる貫禄でステージは進行していき、もうそろそろ終りかな~?と思いだした頃に、お馴染み♪Ace of Spadesで一気に爆音轟かし疾走感はフルスロットル!
そしてモッシュの嵐!嵐!ペットボトルは宙を舞い、水しぶきが舞い上がる・・・もうエライ事になってます。
「エースオブスペ~ド!」と場内も私も大合唱!
そしてラストはこれまたキラーチューンである♪Overkillで一気に場内はヒートアップ!
またまたサビの部分では「オーバーキル!」の大合唱の嵐!たまりませ~ん
いゃ~めちゃカッコエエ~もう大満足の50分間でした。

モーターヘッドの3人が引き上げた後、いみじくも誰かが言った「さぁ次やで~」そう!そうなんです!次こそエライ騒ぎになること請け合いのアヴェンジド・セブンフォールドなんです。(略してAV7)

またまた約30分のセットチェンジでまた水をスタッフが客席に撒いてくれてます(やはり温いね~) モッシュを警戒して逃れてきた女の子のグループが私の周りを取り囲みました。
シャツをモータ―ヘッドからAV7に着替えたいけど何か裸になりにくい状況やな~
でもせっかく持って来たんやから着替える事にしましょう。
狭い中でしゃがんでシャツをチェンジ AV7モードになりました・・・何かミーハーな行為だわい!
セットの後ろの垂れ幕が彼らのトレードマークのデスバットにチェンジされ、ますます雰囲気出てます。

やはり人が多いです 次がトリのオフスプリングて事もあるでしょうが、それでも多いですね。
思えば新星堂天王寺MIO店で彼らのアルバムを視聴して以来、彼らのライヴ楽しみにしていただけにワクワクしてきたな。
陽が沈み出し青い空に赤いものが混じって来ましたね このSKY STAGEは周りは建物などは何もなくステージ以外の周囲は真っ青な空が見えてます。いや~ SKY STAGEとはよく言ったもんですよ~メインのOCEAN STAGE以上に解放感を感じれるステージですね。

さぁ~17時半になりました・・・ついにAV7が目の前に現れました!
メンバー全員腕全体にタトゥーしています(厳つぅ~)
そしてサングラスをかけたボーカルのM・シャドウズが登場・・・「シャ~ド~ウズ!」
思わず声をかけてしまいましたよ。
デカイ!何か威圧感があると同時に貫禄すら感じるM・シャドウズの佇まい・・・まだ皆20代って事もあり「こいつら大きいなんで!」と思ってしまいました。

♪ダンダンダンダンダンダ~ン! あのお馴染みのイントロが(キタ、キタ、キタ~)・・・・ぐぉぉぉぉぉ~!吼えるシャドウズ! メジャーデビューアルバムの1曲目の♪Beast and the Harlotから予想どうりのスタート!もうみんな腕を突き上げてノリノリです。
私の周りの女の子たちも飛び跳ねてます!モーターヘッドも凄かったけどこちらは突き上げられる腕の数が違います!この曲一撃でオーディエンスを虜にしてしまいました。

モッシュ野郎たちも一段と増して暴れ倒してます・・・輪がドンドン広がっていきます。
また御みこしでドンドン前に運ばれていきます。
外人や何と女の子も混じり、もはや狂気の沙汰!・・・君ら・・・やりすぎやで~
でも不思議と一切ケンカなんか起こらないんですよね(ガラの悪そうな奴ら多いのにな)

私はモッシュから紙一重のスペースで思いっきり弾けてましたよ~♪Chaptar fourでは一緒に歌ってしまったしね~インディーズ時代の曲だけど好きやね、この曲は・・・
インディーズ時代の曲などを取り混ぜながらのノリノリのセットリストは私を興奮させるのに充分でした。
アルバムを聞いた時から感じていたけど、彼らの曲はそれぞれバリエーションにとんでいて変化があり、ライブ向きだと思いますね。

そして途中バラード♪Seize the Dayを歌いましたが、これが名曲なんですね~さすがのモッシュ野郎たちも神妙に体を揺らしながら大人しく聞いてます・・・油断のならん連中だ。
サビの部分で熱唱するシャドウズの顔を大阪湾に沈む夕日が赤く照らしていきます・・・最高の自然がもたらす演出効果ですね。
このシーンは初めて野外ライブ参戦の私に取って忘れられない名場面ですよ。

そして1時間のライブももうラストソング・・・当然この曲♪Bat Country!
ぐぉぉぉぉぉ~!シャドウズが吼えるともう大騒ぎ!もうモッシュも押し合い蹴り合いから何とグルグルみんなで円を描いて回ってます「何じゃこりゃ?」
舞い上がる砂ぼこリ!飛び交うペットボトル!もう訳わからん・・・
回って女の子が転倒!しかしその子をすぐさま助け起してやるモッシュ野郎・・・油断のならん連中だ。
楽しみにしてたライブたけどホント満足できましたね。

この後はSONIC STAGEでペットショップボーイズがライブをするのでそちらへ移動です。
少し早い目に会場に入り、もう1階のアリーナには下りず2階席で座ってゆっくりの鑑賞です。
唯一座って見れる会場ですね~ いゃ~落ち着きますわ・・・何たって涼しいしね。
そう言えば舞洲アリーナ内のロビーではみなザコ寝してたな・・・クーラー効いてるしね。
ある意味此処こそOASISですよ。

上からアリーナ全体を見渡して見ると・・・時間が早いからかもしれないがお客さん少ないね・・・寂しいぞ!
後方では皆、寝そべってるし・・・まぁ始まる頃には割りと人も集まりそこそこライブ会場らしい雰囲気になってきました。

ペットショップボーイズ・・・世代的に一度は見ておきたいグループだったんで、メインステージのヘッドライナーであるアークを蹴ってこちらにやって来ました。
その昔、ディスコなどに通っていた頃はダンスミュージック系の曲が好きでしたからね(その辺の経緯は2006年3月のイベント鑑賞の「80sダンスポップサミット」を見てね)

そして始まったライブはいきなり♪Left to my own devicesからのスタート!
おおお~歌ってる・・・鼻声のようなあの独特の二-ル・テナントの歌声に思わず「ホンマもんや~」
昔はレコードやカセットテープで聞いたあの歌が生で聞いてる・・・これはまた感動して鳥肌が立ちましたね。
アリーナもノリノリで多分、年齢層の高い人たちが集まってんだろうね~

まさにベストアルバムを聞いてるかのようなヒット曲のオンパレードで「Suburdis」 「Always on my mind」 「Dmino dancing」 君の瞳に恋してるのカヴァー「Where the streets have no name」「West end girls」etc・・・もう会場内はバブリーな“あの時代”にタイムスリップしたようで、もう懐かしさに泣きそうです・・・
今日はロック1本で通そうかとも思ったけど、この会場に来て良かったです。
一旦「アリガトウ!」と言って奥に引っ込んだけどさすがトリって事でありましたよアンコールが!
そこではじまったのが♪It’s a sin・・・そう80年代のディスコでかかりまくった「哀しみの天使」ではないですか!もうアリーナは大喜び!
哀愁に満ちたメロディーラインにニールの歌声が響き渡る・・・「イッツァー、イッツァ~シ~ン」と歌ってしまいましたよ。

サービスにもう1曲あり♪Go West のイントロが・・・もうみんな飛び跳ねてます!(そうそう、ちなみに2階席は終始静かなもんでしたよ)
「ゴーウェ~スト!」とこれまた大合唱!ホント素晴らしい空間をペットショップボーイズありがとう!
単独ライブばりの約90分間で全16曲、そしてそのほとんどの曲が知ってる、歌える、持ってる・・・予想以上に素晴らしいライブでした。

これでサマソニの1日目が終了!
電池切れかけの携帯の時間見ると21:05・・・12時間もここに居たことになります。
車までもどり腕のリストバンドを外そうとするんだが、これがなかなか取れない!
パチッと止めてるといえ、引っ張ろうがこじ開けようがビクともしない!
おいおい参ったな~ そうそうこの後、北港通りにある温泉に行くからそこで湯につけたら取れるかも?と、その場はそのままにして車をパーキングから出して帰路へ・・・

意外とスムーズに出れたのでスグに温泉に到着。
鏡を見たら、もう痛々しいほど顔や腕が真っ赤になってます。(湯に付けたら染みるやろな~)
そして湯の中でリストバンドと格闘・・・まったくビクともしない!
それよりも表面のコーティングが剥げて破れてきよった・・・明日も使うから破れたら困るんやけどね~ それと記念に綺麗に保存しておきたいしね。
仕方ない・・・下手にこじ開けて、今度は止まらなかったら困るし・・・今日はこのまま付けて寝よ!と諦めてそのまま湯船に浸かりました。

何気なく目の前に居てる兄ちゃんの腕を見ると、そこにはサマソニのリストバンドが・・・・・・どうやら取れないのは私だけじゃないらしいな・・・



☆☆☆☆☆☆ 2007.8.11(土) 舞洲サマーソニック大阪特設会場 (チケットぴあ)


「SUMMER SONIC 07」 (2日目)

2007-08-16 07:39:31 | ライヴ&イベント
サマーソニックゼロセブンの2日目の朝がやって来ました。
6時頃目覚めたけど窓からはもう暑そうな日差しが入ってきてます。
今日も暑くなりそうです・・・腕には昨日から付いたままのリストバンドが、気分を駆り立ててくれます。
昨日買えなかったスポーツタオルに再チャレンジするので、昨日より早く7:30に出発しました。

さすが日曜ということで道路も空いていたので30分ほどで舞洲に到着し、今日はリストバンドを交換する必要ないので(腕に付いてるがな)グッズ販売所へ直行です。
でもやはり混んでますな~ しかし昨日よりは大分に前の方に並べました。
もう販売所のプラカードが目前です。
それでもやはり1時間ぐらいかかったですね・・・恐るべし!
やっと売り場に入れましたが、肝心のスポーツタオルはやはり完売!というよりもしかして昨日で全部売り切れて今日の分は無かったのかも?
今日は友人も居たんですが、友人は目標のTシャツはゲット出来たようです。
昨日買い損ねたTシャツが今日はありましたが、昨日に別のシャツを買ったから見送りました。

アーティストグッズも昨日より増えていて、木村カエラなんて前日はなかったけど、今日は他のアーティストよりも広く売り場を取ってました。
さすがに昨日の出演アーティストは無かったけど・・・

早く来たおかげで昨日より早くライブを見れるのは良かったな~
昨日はモーターヘッドとアヴェンジド・セブンフォールドという2大目玉がありましたが、今日は特定のアーティストを追いかけるより、サマソニというお祭りを楽しみたいと思います。

という訳でまずPARK STAGEへ!ここでは友人が見てみたいと言っていた日本人アーティストのSEAMOのライブが11:20から行われます。
昨日はここに来ていないのですが、やはり狭いですね~でもこれぐらいの規模がライブとしてはいいかもね。

ほぼ定刻に始まったライブですが、ラッパーらしく観客に自分の名前を呼ばせたりしてアッという間に会場をSEAMOの世界にしましたね。
あまり名前を聞いただけでは馴染み無かったけど、曲を聴いたら知ってましたよ。
裸に股間に天狗のお面?見たいなのををつけたSEAMOがステージを右へ左へ行ったり来たりしながら観客を鼓舞します。
なかなか面白いな~と私もついついノッてしまいましたね
「FLY AWAY」言う新曲も披露したけど、これはサビの部分の振り付けを観客と一緒にしたりして結構盛り上がったライブでした。

ライブ終了後その足でもう一つの小さい会場BREEZE STAGEを少し覗きました。
ちょうどここではファンキーモンキーベイビーが演奏中で、ライブも終りかけのようですね。
みんなでタオルを振り回して大盛り上がりです。

人の流れがOCEAN STAGEにどんどん流れて行ってます・・・13:40からのBzのライブ目当てと思われます。
まだ彼らの出番まで2バンドあるのに・・・OK GOとEDITORSがあるけど、彼らの前にBz目当ての大観衆が居たら、もしかして「オレたちの人気もたいしたもんだぜ!」って勘違いしそうやな(笑)

このステージの裏にあるパーキング4に向い、ここで車に戻って水分の補給をして午後のライブに備えます。
昨日はパーキング3で各ステージの中間地点にあったんで会場を移動する時は簡単に車に寄れたんですが、今日のパーキング4は少し離れてるので、昨日よりはやや勝手が悪いです。
でも舞洲を出るのには比較的橋に近いパーキング1、2が帰りやすくていいかも知れないですが、こと会場に近いこの3&4のパーキングは個人的にはオススメだと思いますね。
服を着替えたり、休憩したりと長丁場のイベントだけに何かと便利です。

さて午後からは友人とはしばし別行動となり、友人はパフィとAIを見にPARK STAGEへ戻り、私はSONIC STAGEへザ・ホラーズを見に行きました。
結構スタンドは埋まってますね。
着くやいなや始まりました・・・まぁ噂に聞くようにダークな雰囲気を漂わせながらのスタート。
イントロの部分でボーカルがマイクスタンドの前でグルグルと回ってます・・・なかなか歌いません・・・早よ歌えよ!と心の中でツッコミを入れさせてもらいました。
「うん、まぁこんなとこやね」と1曲だけ聞いてザ・ホラーズとお別れして、外へ出ると隣のPARK STAGEからパフィーの歌声が聞こえてます。

外に出て改めて感じたけど、昨日より遥かに人が多いです!
アスファルトの路面が見えないほど人、人、人で溢れ返ってます。

さてOCEAN STAGEへ行くと入場規制かかるぐらいにもっと一杯かと思ったけど、そこまでは行かなかったようですが、いよいよ急遽参加が決まったBzのライブです。
ステージ上の横長のビジョンに大きくBzの文字が出ると割れんばかりの大歓声!
私はほとんど後方に近いところで立ってたんで、肉眼ではステージはあまり見えないです。
大型ビジョンに白いシャツにネクタイをした稲葉浩志が映ります!
勿論ギターを演奏する松本孝弘の姿も・・・そして始まったライブですが、正直私の知ってるBzの曲は初期の頃の曲しか知らないので、あまり馴染みが無いな~
そんな中、聞き覚えのあるイントロが流れてきました・・・テレ朝の世界水泳中継のイメージソングに使われた♪ultra soulです。(これは知ってます!)
もう大騒ぎですね~この演奏を聞いて続々とゲートから人が入って来ました!
「ウルトラソウ~ル!イェ~イ!」でみんな拳を振り上げて叫んでましたね
後で聞いた話では表を歩いてる人たちもその部分では一緒に「イェ~イ!」とやってたそうです。
約40分ほどの出番でBzにしては短く、ゲスト出演的なライブでしたが、ファンの人はまぁ満足したのではないでしょうか?
個人的には知らない曲がほとんどだったんで、やや拍子抜けかな・・・

この後SKY STAGEであのハリウッドスターのジャレッド・レトが率いるバンド、30 SECONDS TO MARS(名前長いぞ!)が出演中という事で覗いてきました。
歌ってましたね~ジャレット・・・でも盛り上がりはイマイチかな~
でも映画ファンとしてはハリウッド俳優を目の前で見れて良かった。

さて15:00からあの楽しい楽しいDANCE STAGEでデジタリズムの演奏があるのでDANCE STAGE未体験の友人に見せて上げようと思うんですがSKY STAGEでMXPXのライブも被ってる・・・迷うな~
取り合えずデジタリズムを見て考えようと言うことで、まずDANCE STAGEへ行くと何と入場規制をしてるではないか!150人待ちということで、諦めて後で出直そうとなりOASISエリアをブラブラ・・・
お笑いステージでは吉本のストリークが漫才してます。
昨日より人も多くて、大ウケです。
相変わらずの野球ネタで「や~の~!やぁ~あ~のぉ~」といつもコレやな・・・
でもこう言うお笑いスペースがあるなんて知らなかったな~凄いなサマソニ!

再びDANCE STAGEへ行くも今度は脅威の400人待ち!まぁ一番狭いからな~ここは
仕方なく今度は涼を求めてSONIC STAGEへ行きアリーナの後方でしばしザコ寝!
あ~何かこのまま寝てしまいそうやな~

そうこうしてたらインターポールのライブが始まった!
このSONIC STAGEは昨日から感じてたけど、ほんとアダルトな雰囲気のライブがいいですね。
少なくともモッシュ野郎(そう言えば今日はまだ見てないぞ~)なんて皆無ですね。
それぞれステージごとに特長があるもんなんですね。
さて時間も16時前・・・そろそろ本日のお目当てであるフォールアウトボーイの時間です。

SKY STAGEに向う途中、木村カエラの歌が聞こえてきてます。
演奏が終って「ありがと・・・」というカエラの声をバックにSKY STAGEへ続く丘の上に登っていきます。
SKY STAGEに着いたら人多いですわ~ 何とか端のほうで見ることが出来ました。
そして始まったライブはいきなりニューアルバム「インフィニティ・オン・ハイ-星月夜」の中のオープニングの曲♪Thillerからスタート!
ノリノリの雰囲気で、しかも比較的知ってる曲を多く演奏してくれたので楽しかったですね。
しかもマイケル・ジャクソンの「今夜はビート・イット」やヒューイルイスの「パワー・オブ・ラブ」なども演ってくれました。
単に演奏だけでなく、裸になったり、高いセットの上からダイブしたりとパフォーマンスもあったりしてヤンチャぶりを見せてくれました。
残念ながら(?)モッシュ野郎は付近にはいませんでしたが、時折遠い向こうで御みこしされたりしてましたね・・・

SKY STAGEの帰り際グウェン・ステファニーの演奏が聞こえてます。
友人はそちらで見てるはずで、一応三度あの楽しい楽しいDANCE STAGEへ行くのにゲート前で待ち合わせしてたけど一行に現れない・・・携帯もメールも繋がりにくいので、こうなると不便ですね。
でも奇跡的に電話がつながり聞くとグウェン・ステファニーが面白いので、もうそこに居るとの事・・・ならば単独でDANCE STAGEへ行くも何かイマイチでした。
「やはりさっきのデジタリズムやったで・・・」と思ったけど、でも400人待ちってね~そら無理やな

次はアヴリル・ラヴィーンがOCEAN STAGEでの演奏です。
どうやら友人の携帯の電池が切れたらしく、もう連絡も取れないので単独でアヴリルを見ようとOCEAN STAGEへ向うも突然襲ってきた疲労感にフラフラになってきました。
後方の出入り口付近での柵に持たれてやっとこさ立ってる状態での鑑賞です。

さてアヴリル・ラヴィーンが登場!♪HEY!HEY! YOU!YOU! ×××ガールフレ~ンドと歌いながら出てきました。
1曲目からヒット曲の♪ガールフレンドで幕開けで場内熱狂!
入場してくる人もゲートをくぐりながら腕を突き上げてHEY!HEI!とやってます。
でも私はイマイチ乗れません・・・足が痛いです・・・ガタが来てます。

さていよいよサマソニも終わりが近づいてきました・・・シンドイけどここまで来てギブアップする訳にはいきません!どこのステージで締めようかな~
一応メインのOCEAN STAGEはヘッドライナーのブラックアイドピース。
SKI STAGEはモッシュ野郎達が手ぐすね引いて待ってそうなSUM41
SONIC STAGEはトラビス、DANCE STAGEはマキシモパーク、PARK STAGEはシュガーレイ、BREEZE STAGEはチャットモンチ-・・・

まぁここはやはり・・・正直曲は知らないけどSUM41で行こうか!
彼らのステージが終わってもブラックアイドピースはまだ半分見れるしな・・・
アビリルの途中で抜け出し、足を引きずりながらSKI STAGEへ・・・思えばSUM41のボーカルはアビリルの旦那なんやな・・・時間被ってしまうから夫婦共演はないやろな

さぁ、もう前へ行く気力はありません。
後ろの方で座り込んでライブが始まるのを待ちます・・・みんなソワソワしてますね。
いよいよ最後ですよ、最後・・・そんな雰囲気を感じながらSKI STAGEの夜風に吹かれながら何となくボ~ッとしてきた。

そして始まったライブなんですが、これがもう最初から大盛り上がりで、みんな踊ってます!歌ってます!跳ねてます!凄いテンションです。
隣の女の子は思いっきり飛びはねて拳を振り上げてますが、その振り上げてる腕の肘が今にも私のアゴに当たりそうでヒヤヒヤです。
今、あれを食らったら・・・KOやな

でも私も曲は知らないけど周りの雰囲気に乗せられて失なわれていたアドレナリンが復活してきました。
いいな~SUM41・・・CDで予習しておけば良かった!
オーディエンスの心を掴み、一気にライブのペースに持っていくのが絶妙で上手いですね。
ボーカルのデリックが観客に盛り上がりを強要したかと思えば、両手を左右に広げて今度は静寂の強要!これを交互に繰り返したりしてました。
タオルを股間に挟んで擦りだしたり(君はビート・バーンズか?)と下ネタ系もおちゃめに見えてきます。
そして♪オーバーマイヘッドではイントロだけでもう凄い騒ぎです。
サビの部分ではオバマイへ~ド!オバマイへ~ド!と大合唱しなが飛び跳ねてます!

ライブはアンコール入れて20時すぎに終了!
そのままOCEAN STAGEにもどり残り時間はブラックアイドピースを最後方の芝生に座り込んで(へたり込んで)見ておりました。
ちょうどファーギーがソロで歌ってるところでしたが、やがて唯一知ってる曲♪Pump it を演奏しだしましたが、やはりヒット曲だけに盛り上がってましたね。
横の兄ちゃんも姉ちゃんも立ち上がって踊ってましたよ。

後方でリラックスして見てたけど意外と面白いですね。
やたらと「オオサカ~」を連発「マジで?」とか「ホントに~?」とか微妙に日本語を操りながらのライブです。
そしてラストソングでは途中にオーディエンスたちの後方から打ち上げ花火があがりサマソニ07の最後を華やかに彩りました。

やや低空な花火を見ながら何となくお祭りの終わる寂しさを感じておりました。
でも初参戦のサマソニでしたがメチャクチャ面白かったです。
来年もまた来たいと思いましたよ。
お目当てのアーティストはほとんど見れたしね~ ま、シンディ・ローパーは見たかったけど、モーターヘッドとアヴェンジド・セブンフォールドと被ったのが痛かったな。
勿論、初日のヘッドライナーのアークティックモンキーズもペットショップボーイズと被ってなかったら見たろうに・・・

単にお目当てのアーティストだけでなくその他のアーティストを少しでも見たりするのも楽しいし、そこで気にいったアーティストを発見出きるかも知れないしね~
今回ならSUM41は名前は知ってたぐらいで曲は全然知らなかったけど楽しかったし、単独ライブがあれば多分行くと思います。
またGOOSE何かも結構かっこいいと思ったしね。
通し券¥24500-は決して高いと思わないですよ~ホント充実した2日間でしたね
音楽以外にもお笑いあったり趣向こらした各ブースとか色々楽しめました。
それと帽子やタオルと行ったアイテムは必需品ですね~ それと水分と・・・20本用意した飲料水は全て完飲しました。

全てが終わりパーキングで友人と合流していよいよサマソニ会場ともお別れです。
さすが昨日より車が多くてパーキングから出るのに苦労しそうやな。
気をつけて帰らなアカンな・・・家に着くまでがサマソニやで

そう思いながらフッと腕を見るとそこには金色のリストバンドがガッチリと・・・そうかこれをハズさなアカンねんな・・・私のサマソニはもうしばらく続くようだ・・・



☆☆☆☆☆☆ 2007.8.12(日) 舞洲サマーソニック大阪特設会場(チケットぴあ)


No.075 「アドレナリン」 (2006年 米/英 94分 ビスタ)

2007-08-09 23:56:31 | 2007年劇場鑑賞
監督 ネヴェルダイン 、テイラー
出演 ジェイソン・ステイサム
    エイミー・スマート
    ホセ・パブロ・カンティージョ



いよいよお盆休みに入ってきて色々映画も色んな見たい作品が目白押し!
「トランス・フォーマー」やら「怪談」「オーシャンズ13」などなどあるなかで、こちら方面ではワーナーマイカルでしか上映がなかった「アドレナリン」があの天六シネ5ビルのホクテンザ1で上映しているとの事。
普段はオールナイトの深夜興行ばかり行ってる天六シネ5ビルだけど珍しく夕方の回の鑑賞・・・おもいっきり違和感ありです!
まず入ったら窓から差し込む外光でロビーが明るいのなんの(笑)
いつも酔っ払いの寝床になってるロビーの椅子も閑古鳥鳴いてますね~
ただ館内の入りは夜さながらに少ないけど、皆起きて映画を見ていますよ。

(あらすじ)

フリーの殺し屋シェブ(ジェイソン・ステイサム)は、ある日、宿敵のリッキー(ホセ・パブロ・カンティーロ)に毒を盛られる。
頭に来た彼は、復しゅうのため車を走らせリッキーの行方を探すが、急に意識がもうろうとしてくる。
なじみの医者(ドワイト・ヨーカム)に相談すると、体内にアドレナリンを出し続ければ助かると言われ……

ストーリーの設定からして普通のアクション映画では片付けられないお馬鹿な作品になりそうな感じだろうと思って見たけど、たしかにバカな映画でした。
でもアドレナリンが下がると一発即死というスリリングな展開にそれを回避する為に取る主人公の行動が笑えて楽しかったですね。
とにかくテンション下げてはいけないので、ハイになるためにはコカインに電気ショック、鼻炎の薬に野外SEX(!)・・・あらゆる手段でハイテンションを維持しようとする。
車で大暴走して大暴れするし、あちらこちらでトラブルを巻き起こしたりする・・・
これこそ頭を空っぽにして楽しめる映画ってもんなんでしょうね。

強面のジェイソン・ステイサムがアドレナリンを下げない為には心拍を増大させるのにエピネフリンが良いと聞けば病院へ行き、追ってくる警官を交しながら上へ下への大騒動!
やっと薬を手に入れたら多量に摂取しすぎて超ハイテンション!もう異次元にイッちゃいます!(笑)

映像や編集も凝っていてテンポも良く、またバカバカしい中にも結構残酷な場面もあったりしてブラックユーモアに利いたコミカルなアクション映画。
最後のエンドロールではキャストの顔と名前が出るけど、エイミー・スマートの時の彼女の顔が妙に間抜け面な顔(ジェイソン・ステイサムと野外SEXで恍惚の表情してる顔)のカットを使われてるのが可哀想・・・いや笑わしよんな!
最後までおちょくった映画でした・・・でも面白かったよ(真面目に見てたら腹立つかも?)



★★★★ 2007.8.9(木) ホクテンザ1 16:45 4列目中央

「稲川淳二の怪談ナイト mystery night tour 2007」

2007-08-07 01:02:44 | ライヴ&イベント
毎年恒例の稲川淳二の怪談ライブの日がやってきました。
昨年に続いてなんばHatchでのライブですが、17時半開場ちょうどに現地に到着しまいましたが、いゃあ~今日は日曜とあって会場前は長蛇の列!
いつもより若いカップルが目立つような気がするけど、これも日曜のせいかな?

会場前で友人と待ち合わせして開始5分前に入場して長いエスカレーターを上がって館内へ・・・でも我々が入るまで行列途切れなかったな・・・
今回は稲川初参戦のUさんも参加しての3人体制での鑑賞。
さて初めての人はどんな反応や感想を持つのか楽しみですね。

定刻より少し遅れた程度で稲川氏登場!
いつもながら怪談ライブとは思えない大歓声と明るい雰囲気の幕明けで始まりましたが、聞けばこのライブも15周年であると同時に稲川自身も還暦という節目のライブらしい。
「今年は怪談らしい怪談をやりたい」とオープニングに語っていたけど、昨年はいつも以上に演出がしつこく、稲川特有の語りが妙に芝居かかっててイマイチだったんですよね。

でも今回は新作の怪談を淡々と語り、話の終わりはいつものように「・・・あるんですよね・・・こういう事も・・・」とお馴染みの話の締めくくり方でした。

今回は他人から聞いた話が主で、稲川自身が体験した話はなかったですね。
しかし今までの怪談の中で人気の高い怪談をしゃべると言ってリクエスト(そんなリクエストいつしててん?)の一番多かった「赤い半纏」の話をする・・・というと一部から拍手が起こってたのはビックリ!
私的には人形の話かと思ったけどね・・・でもこの赤い半纏は私は知らないな~
何か「学校の怪談」にも取り上げられたそうだが・・・ここでは話の内容は書かないけど、なるほど不気味な話ですね~
そして稲川はこの話の元の真相を探るべく色々調べたようだけど、それにまつわる話を突き止めたそうな・・・80%ほどの自信あると言ってたな。
戦争時代の特攻に関する話と関係あるらしいが、ここで稲川が怪談からやや外れて反戦的な持論を話だして、ある意味今日で一番力が入ってたな~

最後の話はいつもドッキリさせる仕掛けをするんだが、今回の最後の話はしんみりとした怖い話というより感動的な愛情に満ちた話で幕を閉じました。

そして恒例の心霊写真のコーナーだが今年も新作の写真とお馴染みの毎年変化してる心霊写真を見せてくれましたが、やはりいつも見てる毎年変化する写真は不気味ですね。
消えてるTVの奥に小さく写ってた少年らしき影がだんだんと大きくなっていき、まるで奥から手前に近づいてるように見えるのは気持ちわるいな~

この心霊写真のコーナーはいつも稲川自身が写真について解説をしながら紹介していくんだが、段々と単に解説というよりは心霊写真のシンポジウム見たいで専門的な講演聞いてるようだった・・・

写真が意外と長かったんで予定時間を割りとオーバーしたんと違うかな?
終演後会場外に出ると生暖かい風が体を包みます。
稲川初参戦のUさんはいあたって満足されたようで良かったですね。
心霊写真なんか食い入るように見てましたからね。
早くも来年も参戦を表明しておりました。

帰りの車中では友人が最近見た幽霊(!)の話で盛り上がっており、稲川のライブが終っても怪談がまだまだ続いてる感じの夜でした。



★★★ 2007.8.5(日) なんばHatch 19:00 1階 J列12番 チケットぴあ

キングの名画座 第4回 「悪魔のいけにえ」

2007-08-05 01:20:31 | オールタイムベスト
監督 トビー・フーパー
出演 マリリン・バーンズ
    アレン・ダンズィガー
    ガンナー・ハンセン



80年代はレンタルレコードに変わってレンタルビデオが流行りだし自宅でいろんな映画を見れるようになりました。
劇場公開された話題作や名作は勿論の事、未公開の作品なども日の目を見る事になりました。
そんな中訪れたホラー映画ブームですが、火付け役はサムライミ監督の「死霊のはらわた」のヒットですが、それがキッカケでレンタルビデオで未公開ホラー映画がレンタル店の棚を埋めつくし70年代の恐怖映画ブーム以来のホラー映画(特にスプラッター(血しぶき))ブームが起こりました。

そんな中でスプラッター映画の原点と言う触れこみでリリースされたのが74年に公開された「悪魔のいけにえ」でした。
公開当時は「エクソシスト」を始めとする恐怖映画が苦手な小学生だった私は当然見に行くこともなかったんですが 「ゾンビ」や「サスペリア」以降徐々にホラー映画の洗礼を受けだし 80年代のホラーブームの頃にはホラー映画の虜になっていた私はレンタル店に置かれていた「悪魔のいけにえ」に手が行ったのも時間の問題でしたね。

公開時の予告などで見た記憶としては妙なマスクをかぶった大男や生きたままお姉さんがフックに吊されたり、箱から突然お姉さんが飛び出てきたりの映像が印象が強く、肝心の(?)チェーンソーがあまり覚えていなかったんですよね。
その頃はホラー映画はやはり血しぶきが出て残酷な場面があってなんぼ・・・と言う思いが強く あまりスプラッター描写のない映画は物足りなく感じていた私にとってこの作品は大いに期待を抱かせるものでした。

当時住んでいたクーラーのない暑苦しいアパートで見た「悪魔のいけにえ」は見終わった後に意外な印象を持ちました。
何と・・・血が出ない・・・スプラッターブームの中ビデオで見たこの映画は「テキサス電気ノコギリ大虐殺」と言う原題の作品なのに・・・

切り刻む場面はおろか血がほとんど出ないのが意外だった。スプラッター描写を期待して当時ホラーを見てた私は時々そんな題名倒しの凡作を見て拍子抜けしたもんでしたが、この「悪魔のいけにえ」は違いました。
血が出たり、内臓が飛び出るわけでないが[凄かった!]とにかくいろんな面で凄かった!
公開当時劇場に行かなかったのが悔やまれたもんでした。
まぁ 当時恐いのに興味が秘かにありながらも怖がりだった私はビビってたでしょうけどね・・・
視覚的に残酷な場面などで恐怖を見せるのでなく、その粗らい画面と荒らしい演出で見る者を異様な世界へとトビー・フーパー監督は引きずりこんでくれます。

冒頭の場面からしてこの映画は異様な雰囲気を感じさてくれます。
淡々とした口調のナレーションから始まるんですが、このナレーションが印象的でしたな~「テキサスチェ~ンソ~マサカ~」(テキサス電動ノコギリ大虐殺~)ていう男のナレーションの声が何故か気に入りましたよ。

そして冒頭からフラッシュが光るたびに浮かび上がる人骨のクローズアップ、カメラが引いていくと太陽を煌々と浴びてミイラが重なりあって鎮座してる場面や焼けるほど暑そうな路面、キィ~と鳴る耳障りな音・・・とにかく不愉快なまでのカットと音声で、これから始まる異様なドラマを暗示してるかのようで秀逸です。

5人の若者たちがドライブ中に乗せたヒッチハイカーが突然手首をナイフで切る場面から、単なる恐怖映画にない異常性を感じるし、粗い画面が余計に雰囲気を出してくれます。
そして一番衝撃的なのがレザーフェースの初登場シーン!
唐突に現れて男をハンマーで一撃!倒れた男が血を頭から噴出しながらガタガタと体を痙攣させている。
その男を部屋の奥に引きずり込み、重そうなスライド式の鉄の扉をガシャン!と閉める・・・カメラは暫しその閉まった鉄の扉をジッと捉えて動かない・・・と言うより動けないという感じ?
このタメがたまりません・・・この少しの間が凄い余韻と恐怖になってると思いますね。
「今のは何???」と呆気に取られる観客の心境をあの僅かな間で表現されてると思います。
このレザーフェースを演じたガンナーハンセンはこの作品のせいで知る人ぞ知る、実にカルトな役者さんになってしまった。

廃家の中の不気味な装飾品の数々・・・人骨で工芸品を作っていた実在の殺人鬼エド・ゲインをモデルにしてるだけあってこの辺の異常性は実際の事件をモデルにしてますね。
さほどたいしたスプラッター描写は無いにしろ、生きたまま肉を吊るす太いフックに背中を引っ掛けられたり、ナイフで指を少し切り血を滲ませてじい様にチュウチュウ吸わせたりと痛みを感じさす描写が多いのも直接血しぶきを上がるのを見せるより、何か陰湿な感じで嫌やね・・・そこがまた良いんですがね~

後半は生きのこったマリリン・バーンズ扮するサリーと殺人鬼一家との絡みが見所になりますが、捕らえられて椅子に縛られるサリーに降りかかる未曾有の恐怖!
ここらがこの作品の最高潮のテンションで、もう異常なまでの恐怖に怯えるサリーの悲鳴がどんな優秀な作曲家のサウンドトラックさえも掻き消されるような凄い音響効果になってます。
しかも悲鳴を上げ、恐怖に歪むサリーの顔がクローズアップで迫るカメラ・・・更に迫るカメラ・・・ついに顔どころか彼女の眼にまでアップで迫るカメラ!
そしてついに眼球が大写しになり白目の充血までがハッキリ浮かび上がり不安そうに眼球が左右に忙しく動く・・・この異常なまでのカメラワークと演出は「トビ-・フーパーと言う人はきっとおかしいか、天才やね~」とこの場面だけで思ってしまいましたね。

この後は有名な森の中の追いかけっこが始まるんですが、チェーンソーを振り回して追いかけてくるレザーフェースと逃げるサリーとの微妙な差と言うか距離感が絶妙ですね。
追いつきそうで追いつかないギリギリのこの距離感が見事なスリルとサスペンスをもたらしてくれます。
また巨漢のレザーフェースと逃げるサリーとの体付きの差がまた距離感と相まって、{迫って来る}という感じがよく出ています。
「どうせ逃げきるんだろうよ・・・」と想像付いてもハラハラする名シーンであります。

朝日をバックにチェーンソーを振り回しながら道路で荒れ狂うレザーフェースのカットで唐突にパッと終るけど、まさに解決していない恐怖感(やつらはまだそこに居る)を残して映画は終わります。
こういうエンディングはホラー映画にはよくありますが、この映画の時は多分エンドロールが流れるのを見て当時の観客はどっと疲労感が襲ってきたんではないでしょうかな?
それほど観客に対してハイテンションで向かって行った映画だと思います。

この作品はドラマティックなシーンも甘いロマンスなんかも当然ありません。
若者たちが謎の殺人一家に惨殺されていくのをカメラが追いかけていく・・・それだけの作品ですが、だからこそこの作品の異常性がいつまでも名作として残ってるんだと思います。

私はビデオでの初鑑賞だったけど、圧倒されましたね。
劇場で見ておけば良かった・・・と思いましたよ。
たしか結構大きな劇場でやってたと思いますが(松竹座だったかな?)大画面で見る「悪魔のいけにえ」は格別だったやろな~

後にリバイバルでこの作品が公開されましたね。
いい大人になっていたた私は「悪魔のいけにえ」を劇場で見るという夢?を叶える時が来ましたが、当時は大阪のミナミのアメリカ村にあるビッグステップ内の今は亡きパラダイスシネマと言うミニシアターでの公開だったこともありスクリーンは小さかったけど、劇場でこの作品も見れてまずは満足でしたね。
新デザインのパンフはなんかダサくてダメだったけど一応買ったなぁ~
この映画の後は似たような設定の作品が作られた事を取っても後のホラー映画に多大な影響を与えたと言って良いでしょうね。

トビーフーパーは以後やや「悪魔のいけにえ」テイストな「悪魔の沼」や「ファンハウス/惨劇の館」スピルバーグと組んだ「ポルタ-ガイスト」等経て「悪魔のいけにえ」から10年以上たった後に続編「悪魔のいけにえ2」を製作する。

スプラッタームービー全盛の80年代終盤に誕生したこの続編は特殊メイクにお馴染のトム・サビーニを起用し、前作ではハッキリ見せなかったチェーンソーによる大虐殺シーンを見せてくれます。
冒頭で車ごとチェーンソーでぶった切られ、運転してた若者の頭が切断され横にズルッとずれる場面はトム・サビーニの真骨頂ですね。
また前作よらかなり派手な作風で、復讐を誓う保安官デニス・ホッパーが小型のチェーンソーを二つ腰にぶら下げて殺人一家のアジトに殴り込みをかけ大立ち回りするような場面はもう前作とはかけ離れた別モノと考えて良いでしょうね。
前作ではレザーフェースがチェーンソーを振り乱してるとこで終わったが 今回のラストもヒロインがチェーンソーを振り乱してるカットで終わると言う確信犯(?)的なセルフパロディになってる作品と見ていいでしょう。
レザーフェースの人面マスクも今回はトムサビーニが腕によりをかけて作ったものより 前作のマスクが安っぽい分不気味で良かったなぁ~

これ以降「悪魔のいけにえ3/レザーフェースの逆襲」「レジェント・オブ・レザーフェース」と続編は作られたがどれもB級ホラーとしてはまずまず楽しめたが、あの伝説の映画の続編としては?が付きますな。
やはり「悪魔のいけにえ」はシリーズモノであってはいけないね。

それから更に時代は21世紀になり「悪魔のいけにえ」が復活することになりました。
「テキサスチェーンソー」のタイトルで公開されたこのリメイクはオリジナルのような粗削りな映画というよりは、よく出来たホラー映画って感じでこれはこれで結構いいリメイクだったと思います。
更にその続編「テキサスチェーンソー・ビギニング」までも登場し、今回は何とレザーフェースの知られざる過去を描かれている興味深い内容で、これも結構良かったんだけど、ただ何者かわからないミステリアスに怖さと神秘性があったレザーフェースの過去なんて知りたくなかったし、そんなん映画にしてほしくなかったなぁ~

この映画の劇場公開時のポスターのレイアウトが気にいっていて、ある時に同じデザインのチラシを大阪の日本橋で売ってるのを見つけたけど¥1500-だった・・・
ついつい迷ったあげく買わなかったけど、後で「やはり貴重やから金の問題じゃな!」と翌日見にいったら・・・無い!
色んなチラシが並んでるショーケースに他の作品と並んで飾られていてんだが、何とそこに「悪魔のいけにえ」のチラシあった部分だけ歯抜けになってる・・・つい今までそこに置いてあったかのような状況で、いかにもタッチの差で売れた感じ・・・これは悔しかったなぁ~

今回発売されたDVDBOXには縮小版だけどそのチラシとパンフが封入されていたので良しとしょう・・・(画像がタッチの差で売れたチラシのデザイン)でも現物が欲しいなぁ~好きな映画であればあるほど・・・




(1974年 アメリカ映画 84分 ビスタサイズ)